サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 4件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.12
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波現代文庫
  • サイズ:15cm/249,16p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-00-603235-7
文庫

紙の本

龍のかぎ爪 康生 上 (岩波現代文庫 社会)

著者 ジョン・バイロン (著),ロバート・パック (著),田畑 暁生 (訳)

龍のかぎ爪 康生 上 (岩波現代文庫 社会)

税込 1,210 11pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー4件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

毛沢東の悪行を支えた男の生涯

2012/04/10 01:16

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:MESSY - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「中国のベリヤ」と呼ばれた男の伝記です。
 ベリヤとは言うまでもなく、スターリンの大粛清の執行役をつとめた、悪名高い人物です。
 ベリヤが最後は死刑になったのに比べ、康生はいわば畳の上で往生したのですから、もっとワルかもしれません。
 ともあれ、毛沢東の手先となって大活躍(?)した男の生涯ですから、面白くないわけがありません(不謹慎な言い方で恐縮です)。
 まず強い印象を受けるのは、権力に対する触覚ともいうべきものです。共産党が政権を握る前の党内抗争のなかで、王明から毛沢東にあっさり乗り換えた変わり身。
 文革を引き起こした毛沢東の心理状態への洞察。
 中国の伝統的な書画を愛し、自らも優れた書家、画家でありながら、政治的に必要と判断すれば破壊をためらわない、節操のなさ。
 そして、毛沢東が亡くなる10カ月前に病死し、断罪される憂き目を避けることに成功した、タイミングのよい死に方。
 とにかく、すさまじい男です。
 もちろん、毛沢東が死に、4人組が逮捕されて文革が終わった後で、断罪はされました。共産党からの除名処分も受けました。しかし、すべて彼が亡くなった後のことで、いわば後の祭りです。かつての愛人だったとみられる江青ら4人組が裁判にかけられた末路に比べ、この男が天寿を全うしたのは、なんとも承服しかねる気分になります。
 もっとも、さらに承服しがたいのは毛沢東、その人の扱いでしょう。文革のときの康生や4人組の悪事も、大躍進の惨禍も、おぞましい反右派闘争も、すべて毛沢東が根源です。にもかかわらず、中国のWTO加盟を控えた1999年から、中国の紙幣の図柄がすべて毛沢東になりました。
 本書と同時に、昨年出た「毛沢東の大飢饉」や「毛沢東最後の革命」、あるいは最近出た「毛沢東大躍進秘録」などを読むべきでしょう。毛沢東の数々の悪行を支えたのは康生と4人組だけでなく、劉少奇や周恩来、トウ小平ら、当時の共産党の指導部にいた人たちだったことが、よくわかります。つまり、共産党は政権を維持するために、毛沢東の罪をいわば不問にしたのです。康生と4人組を断罪しただけで済ませている共産党政権は、本当の意味で歴史に向き合ってはいないのです。
 そのせいもあって、いくつかの謎が浮かびます。共産党が政権を樹立したあと、康生の活動はしばらく低調ですが、それはなぜなのか。同じころ、林ピョウの活動も比較的低調だが、それは偶然なのか。康生と仕事仲間だったこともある陳雲は文革の政治抗争に巻き込まれるのを上手に回避した印象があるが、それは康生とのつながりに負うところはないのかーーなどです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2011/12/19 18:26

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/02/08 18:36

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2015/04/21 11:30

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。