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「萬世一系」の研究 「皇室典範的なるもの」への視座 下 (岩波現代文庫 学術)
著者 奥平康弘 (著)
日本国憲法の下での天皇・皇室のあり方について議論を深めるための論点を提示。下では、明治期に皇室典範が形づくられた過程を、伊藤博文ら為政者の構想、民権結社の議論や法制官僚の...
「萬世一系」の研究 「皇室典範的なるもの」への視座 下 (岩波現代文庫 学術)
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「萬世一系」の研究 「皇室典範的なるもの」への視座(岩波現代文庫 学術)セット
- 税込価格:2,838円(25pt)
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商品説明
日本国憲法の下での天皇・皇室のあり方について議論を深めるための論点を提示。下では、明治期に皇室典範が形づくられた過程を、伊藤博文ら為政者の構想、民権結社の議論や法制官僚の意見書など、多彩な資料から検討する。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 凡例
- 第Ⅱ部 明治皇室典範の成立過程――「近代化」と「萬世一系」
- 第一章 皇位継承をめぐって――「庶出ノ天皇」「女帝否認」
- はじめに
- 1 舞台の設定
- 2 嚶鳴社「女帝を立るの可否」とその周辺
- 3 男系・男子主義の悩み
- 4 法制官僚の課題
著者紹介
奥平康弘
- 略歴
- 奥平康弘(おくだいら やすひろ)
1929―2015年.東京大学名誉教授.憲法学専攻.九条の会呼びかけ人,立憲デモクラシーの会共同代表などを務めた.著書に,『憲法の眼』(悠々社),『「表現の自由」を求めて』(岩波書店),『憲法の想像力』(日本評論社),『いかそう日本国憲法――第九条を中心に』(岩波ジュニア新書),『「憲法物語」を紡ぎ続けて』(かもがわ出版),『集団的自衛権の何が問題か』(共編著,岩波書店)など.
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皇室典範について再考した一冊です!
2019/01/26 11:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、天皇に関する諸事項を定めた皇室典範の中から、近年議論の的となった「天皇の退位」、「女帝」、「庶出の天皇」という3点に絞って、その内容、その可否について考察した画期的な一冊です。実は、この3点は明治時代の皇室典範から戦後に大きく変わったもので、二つの時代における内容が全く異なっているのです。それゆえ、近年、議論の的にもなったと言われ、同書では、そうした背景も含めて、丁寧に解説してくれます。皇室典範のことがよくわかる一冊です。