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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 16件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2010/06/18
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波新書 新赤版
  • サイズ:18cm/232,14p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-00-431249-9
新書

紙の本

清朝と近代世界 19世紀 (岩波新書 新赤版 シリーズ中国近現代史)

著者 吉澤 誠一郎 (著)

存亡の危機に直面しながらも、近代世界の中で自己変革を遂げた19世紀の清朝。何が体制の立て直しを可能にしたのか。その創造的な過程について、統治や社会の動向、周辺部の状況など...

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清朝と近代世界 19世紀 (岩波新書 新赤版 シリーズ中国近現代史)

税込 946 8pt

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商品説明

存亡の危機に直面しながらも、近代世界の中で自己変革を遂げた19世紀の清朝。何が体制の立て直しを可能にしたのか。その創造的な過程について、統治や社会の動向、周辺部の状況などもふまえ、多面的な世界を生き生きと描く。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

吉澤 誠一郎

略歴
〈吉澤誠一郎〉1968年群馬県生まれ。東京大学文学部卒業。同大学大学院人文社会系研究科・文学部准教授。専攻は中国近代史。著書に「天津の近代」「愛国主義の創成」がある。

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みんなのレビュー16件

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評価内訳

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  • 星 1 (0件)

紙の本

アジアに多くの国がある中で、どうして近代化に日本だけが成功し、中国・韓国は失敗したのかが良く分かる!

2010/08/06 17:58

21人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

アジアで西洋の挑戦の本質を国家としてきちんと理解し、これを真正面から受け止め、消化し、独立を維持し、その後に大発展を遂げたのはアジアにおいて、わが日本しかない。これは誰が何と言おうと動かすことの出来ない歴史上の事実である。

韓国は最後の最後まで国家として体を為すことが出来ず、最後は欧米諸国に見放され「韓国みたいな国際的禁治産者は、日本さん、あんたが後見人として面倒を見てやってよ」ということになって、日本は国際社会から祝福される形で、韓国を併呑した。

中国はもっと悲惨だ。太平天国の乱で国土が荒廃し人口が激減。二度にわたるアヘン戦争の敗北で、アヘンの流通が自由化され世相は紊乱。小日本とバカにしていた日本に日清戦争でコテンパンにやられ莫大な賠償金を日本に献上し台湾も割譲。さらに義和団の乱を自分では鎮圧できず国際社会に支援を仰ぐ始末。日本の真似をして「大清帝国」を詐称していたが、清はもはや帝国でも何でも無い破産状態国家であることが満天下に知れ渡ってしまった。これで清は崩壊し、その後に続く混乱の中で、生きながら国家を方々から蚕食される「失敗国家」に転落してしまった。方や東洋の希望の星として国際社会の五大国の一員にまで上り詰める我が日本と、中国・韓国の間に広がる残酷なまでの格差は、一体どこに理由原因があったのだろう。これを突き止めることが私の課題のひとつなのだが、この疑問に本書は非常にわかりやすく答えてくれる。

日本の成功の最大の原因は、西欧の優越を謙虚に受け止め、これを丸ごと消化し、その為には日本国の「国のかたちそのもの」を変えることも厭わなかったことであろう。徳川家中心の幕藩体制では西洋の衝撃に耐えられないと見るや、京都から天皇家を担ぎ出して東京に遷都させ、大日本帝国憲法を制定し、天皇陛下中心の立憲君主国を立ち上げてしまう。自惚れが強く、最後の最後まで科挙による秀才選抜システムと、このシステムの基幹である儒教価値体系の欠陥を直視しようとせず、つまり中国の社会構造の欠陥を最後まで直視しようとせず、ただ西洋の衝撃を「武器の差、道具の差」程度にしか考えなかった中国と日本では、平たくいえば認識力に天と地ほどの格差があったのであって、それがその後の日本の栄光の歴史と中国・韓国が辿った屈辱と転落の歴史の差となっていることが分かる。それまで「帝国」という言葉なんか使ったことのない中国が、日本の真似をして「大清帝国」を詐称し、「大清皇帝は、大清帝国を統治し、万世一系、永久に奉戴される」なんて書くに至っては、サルまね国家コピペ大国=中国の面目躍如であり、笑わせる。

面白いのは中国(清)の日本認識で、当時から李鴻章は「日本は、朝鮮、琉球、ベトナムのような属国ではない」と日本が中国の支配に属さない対等な国であると認めていたことだ。モンゴルのフビライが10万の軍勢をおくっても、これを全滅させ撃退し、明代には倭寇として中国沿岸を荒らしまわったが、中国側の反撃を寄せ付けず最後までワガモノ顔で荒らしまわって凱旋する日本を、中国は畏敬の念をもって見ていたことが本書にははっきりと書いてある。

日本の薩摩藩の完全なる統治下にありながら、こっそり中国に朝貢し冊封を受け、日本と中国両方から援助をむしり取ろうとした琉球王朝の小賢しさも本書にはっきり書いてある。

傲慢で思い上がったシナ人は「以前、中国に朝貢していた国々は、みんな中国の属国であり植民地なのであって、それらは中国に服属する運命にある。タイもベトナムも台湾もミャンマーもチベットも新疆ウイグルもモンゴルもシベリアも朝鮮も、全部中国の領土だ。東シナ海も沖縄も南シナ海も、全部中国のものだ」とわめきだし、東南アジア諸国全部とアメリカ、インドまでをも敵に回そうとしているが、本書を読むと、朝貢んまるものが、西洋流の「支配と従属」という概念とはかけ離れたユルーイ関係で、形だけ中国の体面を尊重し、中国に頭を下げるようなフリだけしてくれれば、後はなーんにもしないからねという空虚な関係だったこともよく分かる。厳に、中国とタイとの関係ではタイ語で書かれたタイ国王の国書は、「翻訳」の過程で本文とは似ても似つかぬ中国礼賛文に書き換えられており、これを知ったタイ国王が激怒し200年近く続いた朝貢を止めた経緯も本書に詳しく書いてある。

はっきり言おう。中国の最大の欠陥は「国土が広すぎること」である。大男、総身に知恵が回りかねを地で行く肥満国家中国は歴史上自分の国土を有効に統治した経験がない。中国人は4千年前から国家の理想を「小国寡民」としたが、大陸では小国は何時理不尽な暴力にさらされ虐殺占領滅亡されるか分からないので、不安に駆られた中国人は常に安全保障のために広大な領土を持とうとする。しかし領土が広くなればなるほど、言語の統一が不可能になってコミュニケーションギャップが生じ、国土が広大すぎてインフラ整備が追い付かず、内陸部と沿岸部では交易その他の面で条件が違いすぎ、ものすごい格差が生じるが、歴代の中国王朝は国内の格差解消に有効な手を打てず、勝ち組と負け組の格差が鮮烈になって、負け組が新興宗教既存宗教にからめとられ、やがて負け組が大反乱をおこして国家そのものが滅亡する。この繰り返しが中国の歴史である。いわば国家そのものが「哀れな三途の河原での石積み」状態にあるわけだが、これは今も全く変わっていない。

この三途の河原国家中国の近代化の失敗の歴史を興味深く解説する本書は、岩波新書にしては、よく出来た歴史書と言って良い。この夏のイチオシである。

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紙の本

清と日本が近代に入っていく時、どう理解すればいいのか

2023/09/01 21:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雑多な本読み - この投稿者のレビュー一覧を見る

戦後、日本は高度経済成長を経て、GDP世界第二位となったが、中国の経済発展があり、2010年に日本が抜かれ、今や中国のGDPは日本の3倍余りとなった。日本の輸出入額共にトップは中国である。アメリカの影響下にあっても、多くの分野で中国を抜きに考えることはできない。中国の近現代史を知ることは必要となる。新書でシリーズとなっており、定評があるものとなる。シリーズの中で本書が出たのは2010年である。著者は中国近代史の専門家であり、1冊目を担当する。清朝にスポットライトを当てるが、清朝はそもそも北方ユーラシアの伝統を色濃くもった国家であるが、いったん存亡の危機に直面し、近代世界の中で変革を遂げて19世紀を生き抜いた清朝。目次を見ると、
 はじめに
 第1章 繁栄のなかにはらまれた危険
  1 清朝の隆盛
  2 繁栄と紛争
  3 統治再建の時代
  4 アヘン戦争
 第2章 動乱の時代
  1 太平天国
  2 連鎖する反乱
  3 第二次アヘン戦争
  4 西洋との協調・対抗
 第3章 近代世界に挑戦する清朝
  1 明治日本と清朝
  2 ロシアの進出とムスリム反乱
  3 海外移民の展開
 第4章 清末の経済と社会
  1 経済の活況
  2 清末社会の動態
  3 地域社会の再編
 第5章 清朝支配の曲がり角
  1 激化する国際対立
  2 学知の転換
  3 清朝の終幕にむかって
 おわりに
 あとがき  参考文献  略年表  索引       となっている。
 以上のように、江戸時代は朝鮮通信使、琉球との交流はあっても、清朝とは施設のやりとりといった恒常的な関係はなく、明治時代からとなる。李鴻章の名前が出てくる時代である。この時代は、日本と清朝というわkでなく、帝政ロシアはもとより、欧米列強が清に圧力や貿易を求めてきて、それに乗り遅れるなとばかり日本は出ていく。清では租界ということばをよく聞く。19世紀前半では、アヘンを買わされ、銀が流出し、その原因と思われるアヘンを巡って戦争となる。この時、日本は危機感を覚えたであろう。私たちが東アジアという時、どこまであろうかという疑問のひとつにこの清という国がある。一読してほしい本である。

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2010/10/10 16:36

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2010/10/24 12:50

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2010/11/18 07:08

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