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フィレンツェ史 上 (岩波文庫)
「君主論」で名高いマキァヴェッリが、各種史料を駆使し、ときに大胆かつ自由奔放な創作の手を加えながら、古代ローマ時代のフィレンツェの起源から1492年の大ロレンツォ・デ・メ...
フィレンツェ史 上 (岩波文庫)
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商品説明
「君主論」で名高いマキァヴェッリが、各種史料を駆使し、ときに大胆かつ自由奔放な創作の手を加えながら、古代ローマ時代のフィレンツェの起源から1492年の大ロレンツォ・デ・メディチの死までを叙述した歴史書の新訳。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 凡 例
- 教皇クレメンス七世への献辞
- 序 言
- 第一巻〔イタリア史概観。ローマ帝国の滅亡から一四三四年まで〕
- 第二巻〔フィレンツェの起源からアテネ公の追放後に平民政府が復興した一三四三年まで〕
- 第三巻〔ピーサ獲得にいたるまでのフィレンツェの内部抗争および戦争、一三四三─一四一四年〕
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著者/著名人のレビュー
マキャヴェッリの代表作といえば無論「君主論」だ。いわゆる...
ジュンク堂
マキャヴェッリの代表作といえば無論「君主論」だ。いわゆるマキャヴェリストに憧れるビジネスマンも多かろう。しかし、模範としているチェーザレ・ボルジアの如き権謀術数の持ち主には容易くなれるものではない。マキャヴェッリ自身もあくまで一官僚として行動し、陰謀や策略をよくしたわけではない。
「ディスコルシ」(「ローマ史論」、「政略論」とも呼ばれる)と「フィレンツェ史」が示すフィレンツェ民主制の理想と限界は、現代の日本人の学ぶべきところが多い。
チェーザレが唱えた統一国家イタリアとマキャヴェッリが夢想した常備軍の成立は19世紀を待たねばならない。ロレンツォ・デ・メディチ死後についてはグイッチャルディーニの大著「イタリア史」が続く。
原則よりも現実に追随する政策を繰り返しては大国に翻弄され、自身の軍備を持たず他国の力を頼ったあげく土壇場になると冷たく見捨てられ周囲の国から白眼視される様は到底ひとごとではない。惣領冬実の「チェーザレ 破壊の創造者」読者にもおすすめする。
黒書店員 D