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紙の本
爆撃 (岩波ブックレット)
著者 ハワード・ジン (著),岸本 和世 (訳),荒井 雅子 (訳)
第二次世界大戦時、爆撃手として参戦していたハワード・ジンは、新型爆弾投下の報に喜ぶ。しかし後に広島を訪れその被害を知り、自らの過ちに気付く。広島とロワイヤンの爆撃を検証し...
爆撃 (岩波ブックレット)
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商品説明
第二次世界大戦時、爆撃手として参戦していたハワード・ジンは、新型爆弾投下の報に喜ぶ。しかし後に広島を訪れその被害を知り、自らの過ちに気付く。広島とロワイヤンの爆撃を検証した、不屈の反戦家の遺著。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
ヒロシマ | 12−46 | |
---|---|---|
ロワイヤン爆撃 | 47−64 |
著者紹介
ハワード・ジン
- 略歴
- 〈ハワード・ジン〉1922〜2010年。ニューヨーク生まれ。コロンビア大学で修士号・博士号を取得。ボストン大学名誉教授。著書に「民衆のアメリカ史」「甦れ独立宣言」など。
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紙の本
遺言のような一冊
2023/01/25 12:56
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
「自らの歴史を再考するとき、わたしたちは単に過去を見ているのではなく、現在を見ているのであり、文明と言われるものの恩恵から取り残されてきた人たちの視点から見ようとしているのだ」
そんな歴史観を踏まえ、第二次世界大戦時、爆撃手として参戦していたハワード・ジンが、アメリカの原爆攻撃50周年に述べた反対論考。
ハワード・ジンは、当初新型爆弾投下を喜んだが、後に広島を訪れて、その被害を知り、自らの過ちに気付いたという。
原爆投下や「正義の戦争」という前提そのものに対する異議申し立てとして書いた「ヒロシマー沈黙をやぶる」と1945年4月に自身が参加した攻撃任務について書いた論考を組み合わせ、亡くなる一カ月前に完成させたという。
「歴史の公式見解と戦争の正当化に対する、一つの小さな反逆行為である」という言葉通り、偉大な歴史家の遺言のような一冊である。