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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/08/25
- 出版社: 岩波書店
- レーベル: 岩波科学ライブラリー
- サイズ:19cm/108,7p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-00-029641-0
紙の本
大人の直観vs子どもの論理 (岩波科学ライブラリー)
著者 辻本 悟史 (著)
子どもの脳は想像以上に〈論理的〉で、大人の脳は意外なほど〈直観的〉。日常生活で、人生で、そして進化の過程で、それが「うまくやっていく」秘訣であることを、脳の機能と発達の仕...
大人の直観vs子どもの論理 (岩波科学ライブラリー)
大人の直観vs子どもの論理
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商品説明
子どもの脳は想像以上に〈論理的〉で、大人の脳は意外なほど〈直観的〉。日常生活で、人生で、そして進化の過程で、それが「うまくやっていく」秘訣であることを、脳の機能と発達の仕組みから解き明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- まえがき
- 1 間違いだらけの私たち
- わかっちゃいるけど/サンクコストの呪縛/モンティ・ホール問題/損はしたくない/そのワインを選んだワケ/恋人なら考えて見極める?/自分の身体に騙される/身体を使って騙してみる/理由まで勝手に作り出す/記憶は間違って植え付けられる
- 2 思いつきも悪くない
- どちらの足から踏み出そうか/考えるとうまくできないこともある/考えると買えなくなることもある/マジカルナンバー/記憶の分類/仕方がないのか、そのほうがよいのか/適応度を高める不合理な知覚/適応度を高める不合理な意思決定/至近要因と究極要因/それでもやはり不合理?/結局どちらでもよい
- 3 ともあれ理由は脳にある
- ひと目で咲いた恋の花/恋の相手は報酬/咲かせ続ける努力/論理的に「考える」とき/新しい脳?/脳の中のたくさんの「小さな世界」/世界のまとめ役はいるのか/まとめ役の候補/なるべく使わない方向で/訓練の賜物/脳にあった理由のまとめ
著者紹介
辻本 悟史
- 略歴
- 〈辻本悟史〉1977年生まれ。北海道大学文学部(心理学専攻)卒業後、米国国立精神衛生研究所等にて脳と心の仕組みや発達に関する基礎研究に従事。京都大学大学院情報学研究科准教授。博士(医学)。
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紙の本
大人と違う子供の脳。
2016/02/11 20:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
脳の働き方を、大人と子供の違いや進化との関係を含めた視点からわかりやすく説明してくれる。著者は心理学の、その中でも発達に関する専門家。タイトルにも関係する大人と子供はどう違うかという点では「子どもの考える方式は大人とは別」ということらしい。大人の脳になる前に脳全体でたくさんの神経回路が一度増え、それが整理されていく。その過程で無意識に処理する事柄などが分けられていくのだろうか。
無意識に処理する事柄が増え、考えなくてもできるようになることは楽だろう。しかしそれができるようになるためには何度かちゃんと経験している必要がある。なんでも最初から楽なものはない、という人生訓に行きついてしまった気もする。そしてもう一つ。間違った練習や経験ばかりした場合、無意識に何をするようになるかが怖い気もする。
紙の本
大人も子供も
2017/04/26 04:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
脳の働きや違いを理解するだけで、日常の生活役に立ちそうだ。認知心理学の研究や実践能力の奥深さを感じた。