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商品説明
生前刊行した7冊の著書以外の死後出版を遺言状で禁じたベルクソン。処女作「意識の直接与件に関する試論」から「道徳と宗教の二源泉」に至る哲学者の歩みを丹念に追い、遺言状に込められた意味を浮かび上がらせる。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
前田 英樹
- 略歴
- 〈前田英樹〉1951年大阪府生まれ。中央大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。立教大学現代心理学部教授。専門は、言語論、フランス思想。著書に「沈黙するソシュール」「言語の闇をぬけて」など。
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紙の本
良書
2017/02/13 14:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あきみち - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は四十年を超えてベルクソン全集を愛読していてその言葉言葉が血肉と化しているというだけあって、ベルクソンの極所を掴んでそっと提示してくれる手捌きは見事。簡潔明瞭、平易な表現、続いて頁を繰りたくなる語り口、ベルクソンをしてベルクソンの本心を語らしめるかのようでいて決して無駄に小難しくない。これだけでベルクソンの全てとはもちろん行かないにしても網羅することが理解の完成形ではなく、このように読み込んで身とすることが読書の醍醐味だということを知らせてくれる。繰り返し読みたい。