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- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2012/06/07
- 出版社: 岩波書店
- サイズ:22cm/361,65p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-00-024516-6
- 国内送料無料
紙の本
ヒトラーの国民国家 強奪・人種戦争・国民的社会主義
第一次世界大戦の敗戦と、それに続く「ドイツ革命」による体制崩壊後、疲弊したドイツ国民は、なぜヒトラーの政権獲得を支持したのか。経済的側面から、ヒトラーによる「国民国家」の...
ヒトラーの国民国家 強奪・人種戦争・国民的社会主義
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商品説明
第一次世界大戦の敗戦と、それに続く「ドイツ革命」による体制崩壊後、疲弊したドイツ国民は、なぜヒトラーの政権獲得を支持したのか。経済的側面から、ヒトラーによる「国民国家」の真実を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
ゲッツ・アリー
- 略歴
- 〈ゲッツ・アリー〉1947年ハイデルベルク生まれ。歴史家・ジャーナリスト。ホロコーストにかかわる現代史研究の著作を数多く執筆。ハインリヒ・マン賞、ルートヴィヒ・ベルネ賞受賞。著書に「最終解決」等。
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ロードス島の1944年7月20日
2023/01/05 14:44
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投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドイツによる収奪の中に7月20日と同じ日に実行されたロードス島の支配者だったロードス突撃師団がユダヤ人をアウシュヴィッツへ送った記述がある。「ヨーロッパ・ユダヤ人の絶滅」にあるから出てきたのかもしれないが、背景の説明は、この本の方が詳しい。ドデカネス諸島は1947年のパリ条約まではイタリア領だったので、イタリア休戦後は形の上ではイタリア社会共和国の支配下なのに「ヨーロッパ・ユダヤ人の絶滅」ではギリシャ領扱いになっている。パリ条約までギリシャはドデカネス諸島を領有していないから、それではビザンツ時代に遡ってしまう。
ロードス突撃師団のような執行猶予部隊が師団長のウルリヒ・クレーマン将軍の命令によって「ユダヤ人狩り」を実行した、という事実は、もっと取り上げられてもいいと思うが。「せめて一時間だけでも」に出て来るDDR時代の有名人のヴォルフガング・ハーリヒの脱走+KPDの地下組織に関わった顛末を触れない「ヒトラーの脱走兵」のような本では分からないという事だ。誰か関心のある人が1944年7月20日のロードス島について書きませんか?
この本の少し後に単行本が出た「ラスト・オブ・カンプフグルッペ3」では「柏葉付き騎士十字章に輝く英雄」クレーマンを「苦労人」だなどと喩えて、彼の命令による「最悪の仕事」など一言も触れない。「マジンガーZ」でドクター・ヘルのアジトと混同してロードス島に行ったならば何があったのかは少しは知っているだろう。何故書かないのか?これに気がついたから「国防軍神話」から卒業した。