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- カテゴリ:一般
- 発売日:2011/10/13
- 出版社: 岩波書店
- サイズ:20cm/257,48p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-00-023498-6
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紙の本
人権を創造する
人間は生まれながらにして等しく権利を有するという思想が、18世紀に生まれたのはなぜだったのか。政治文化やジェンダーの視点からフランス革命研究を刷新してきた歴史家が、西洋近...
人権を創造する
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商品説明
人間は生まれながらにして等しく権利を有するという思想が、18世紀に生まれたのはなぜだったのか。政治文化やジェンダーの視点からフランス革命研究を刷新してきた歴史家が、西洋近代における人権思想の社会文化史を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 日本語版への序文
- 謝辞
- 序 章――「われわれはこれらの真理を自明なものと考える」
- 第一章 「感情の噴出」――小説を読むことと平等を想像すること
- 第二章 「彼らは同族なのだ」――拷問を廃止する
- 第三章 「彼らは偉大な手本をしめした」――権利を宣言する
- 第四章 「それはきりがありません」――人権宣言の結果
- 第五章 「人間性という柔らかい力」――なぜ人権は失敗したが,長い目で見れば成功したのか
著者紹介
リン・ハント
- 略歴
- 〈リン・ハント〉1945年生まれ。カリフォルニア大学ロサンゼルス校近代ヨーロッパ史ユージン・ウェーバー講座教授。著書に「フランス革命の政治文化」「フランス革命と家族ロマンス」など。
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書店員レビュー
本書はいわゆる人権思...
ジュンク堂書店福岡店さん
本書はいわゆる人権思想が18世紀ヨーロッパにいかに生まれ、発展していったのかを明らかにしている。家族や宗教的結びつきを超えたより大きな普遍的な価値を持った自律した個人による共同体がいかに生まれたのか。
小説、哲学、法律書などの膨大なテクスト読解を通じて浮かび上がってくるのは、「想像された共同体」ならぬ「想像された共感」と呼びうる人々の心と身体における大きな変化であり、それが人権思想に大きく寄与したと著者は見ている。
上杉