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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/11/08
- 出版社: 岩波書店
- サイズ:19cm/224,2p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-00-022977-7
紙の本
コロナ戦記 医療現場と政治の700日
著者 山岡 淳一郎 (著)
なぜ、日本は新型コロナの拡大を食い止められなかったのか。デルタ株に襲われた第5波までの約700日間、手探りで進められた対応の詳細を、キーパーソンたちから克明に聴く。『世界...
コロナ戦記 医療現場と政治の700日
コロナ戦記
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商品説明
なぜ、日本は新型コロナの拡大を食い止められなかったのか。デルタ株に襲われた第5波までの約700日間、手探りで進められた対応の詳細を、キーパーソンたちから克明に聴く。『世界』連載をもとに加筆・再構成して単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
なぜ日本は新型コロナの感染を食い止められないのか。二〇二〇年初頭、集団感染の発生した永寿総合病院、ダイヤモンド・プリンセス号から、デルタ株に襲われる第五波までの約七〇〇日間、各地の対応現場を克明に取材。緊急対応を続ける医療従事者や、最前線で拡大をくいとめる自治体・保健所スタッフの声から、あるべき対応を模索する。【商品解説】
目次
- まえがき
- 第1章 永寿ケース
- 混乱する現場へ/流行曲線/最初の患者/アウトブレイク/最悪の事態/院内感染とPCR検査の不備
- 第2章 保健所と首長たちの苦闘
- 県庁のいちばん長い日/和歌山モデルの誕生/国策で縮小されてきた保健所/東京——「夜の街」の烙印と反発/感染症対策緩和ムードの中で
- 第3章 ダイヤモンド・プリンセス号で何が起きたのか
- クルーズ船、着岸/制度通りでは救えない/病院のベッドをどう確保するか/エクモを使える医者はどこにいる/医療機関情報をネットで公開/患者をどう割り当てるか——「神奈川モデル」
著者紹介
山岡 淳一郎
- 略歴
- 〈山岡淳一郎〉1959年愛媛県生まれ。ノンフィクション作家。東京富士大学客員教授。一般社団法人デモクラシータイムス同人。著書に「医療のこと、もっと知ってほしい」など。
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コロナ禍の検証
2021/12/09 21:49
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナ感染症パンデミックの第5波までに、日本という国はどのように戦ったが記されている。メディアでよく報道されたこと、報道されなかったこと、それおぞれの現場での混乱が主として政府主導の施策の混乱を反映してしまったことが、時に熱く、時に冷めた目で表現される。日本政府と、その周辺の専門家が仕切るコロナ対策は、今後の歴史の審判をうけるだろうが、まずは私たちが心に刻み込んでおきたい。わずか2年の中で、科学的合理性ではなく、瞬間的な政治の力学で重要な施策が決まることに、現代日本の不幸と、政治の貧しさが業種されている。