「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
光と影と
2018/08/11 09:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ナチス-ドイツにおいてなされた数々の発明と、ヒットラーとその側近達について、ナチス礼讚ということではなく、コンパクトに紹介した本です。
オリンピックの聖火リレーやアウトバーンの話などは知っていましたが、実験的とはいえテレビ電話を実用にしていたとか少子化対策とか源泉徴収制度とか、意外なエピソードも紹介されています。私が特に興味を引かれたのは、ナチスは原爆を開発済だったのではないかという話題です。アメリカは日本にウラン型とプルトニウム型の両方の原爆を投下していますが、アメリカが開発を進めていたのがこの本の記載どおりプルトニウム型だけだったとしたら、確かにウラン型原爆は何処から現れたのか?という疑問が残ります。
構成も読みやすく、なかなか面白い本だと思いました。(しかし表紙のデザインが、まさしく!ではありますが、もう少し別のモチーフにした方が良かったのではないかと思います)
紙の本
ナチスのテクノロジーの側面が書かれた本
2015/12/15 19:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けんたん - この投稿者のレビュー一覧を見る
’ナチス’と聞くと,すぐにユダヤ人迫害等の負の側面が思い浮かびますが,本書は,テクノロジーの側面,つまり,工学や経済学的な話が書かれています。
一番驚いたのは,女性パイロットの話です。日本の防衛省は先月13日、航空自衛隊の戦闘機パイロットとして女性を起用すると発表しましたが,ナチス・ドイツには世界初の女性空軍大尉,ハンナ・ライチュがいました。世界初の実用ヘリコプターである「フォッケウルフFW-61」や,ジェット戦闘機「メッサーシュミットMe262」,ロケット戦闘機「メッサーシュミットMe163」などのテストパイロットを務めたそうです。
ナチスの負の側面を学ぶことも重要ですが,テクノロジーの側面を学ぶことも同様に重要だと思いました。