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商品説明
哲学・心理・宗教・歴史・社会・教育など人文科学各分野の基本図書のべ5200点をリストアップ。また、各分野の専門家が最新のテーマについて執筆、参考文献を紹介。人文書出版社と書店の協力でできた専門目録。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
有意義だけれど金太郎飴の危険性は?
2004/01/19 12:50
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投稿者:ガブリ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この人文書のすすめは何重の意味でもおもしろい。
一読者としては、中規模書店の人文書コーナーに一定の割合で同じ本があるのは何故だろう?とか。図書館でこの本があってあの本がないのは何故だろう?とか
10年位前に近所の小さな駅前書店で一冊の本を買い、その中に出てきた関連本をまた一冊、また一冊と一週間くらいの間に4〜5冊同じ書店の棚から買ってしまったことがある。買わされてしまったというべきか。
書店の人が自分でセレクトしたのか、流通元からのオススメだったのかがひどく気になった。この本を読んで(目録を見て?)わかったのは多分個人的セレクトだったろうということ。流通元からのオススメというのは範囲が広がりすぎる傾向がある。読書で喚起される広がりはもっと偏った個人的なものなのだ。
興味の水脈が著者と合えば大海原までも連れ出されて途方にくれるはめにも陥るのだが…
10年前は東京都内にいて30分でどこの大型書店へも行けたので本代に金はかかったが探す苦労はなかった。今は都内まで1時間かかる郊外にいて利用するのはもっぱら図書館である。
正直に言おう。この本も実は図書館で見つけた。
刊行された直後からチェックはしていたが本屋ではみかけないしわざわざ注文するほどでもない。本を買う基準として、<本屋にあったら買う>というのがある。猫を拾うときみたいに目が合っちゃたらしかたないよね、という意味で。
この本に載っている200ページにわたる5200点すべて揃えるられる書店は一握りだろう。中規模書店向けの○印さえどうだろうか?
このようなガイドラインがあることは有意義だと思うのだが一読者としては近所の書店すべてが金太郎飴になることだけは勘弁してもらいたいのだが。