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- カテゴリ:小学生
- 発売日:1967/03/22
- 出版社: 福音館書店
- サイズ:31cm/1冊
- 利用対象:小学生
- ISBN:4-8340-0095-8
紙の本
はなをくんくん (世界傑作絵本シリーズ アメリカの絵本)
著者 ルース・クラウス (ぶん),マーク・シーモント (え),きじま はじめ (やく)
雪深い森の中、冬眠から突然さめ、はなをくんくんさせて駆けていく動物たち。やわらかいタッチの美しい絵と詩のような文で、自然の摂理と喜びを無理なく子どもに語りかける名作。【本...
はなをくんくん (世界傑作絵本シリーズ アメリカの絵本)
紙の本 |
セット商品 |
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商品説明
雪深い森の中、冬眠から突然さめ、はなをくんくんさせて駆けていく動物たち。やわらかいタッチの美しい絵と詩のような文で、自然の摂理と喜びを無理なく子どもに語りかける名作。【本の内容】
著者紹介
ルース・クラウス
- 略歴
- ルース・クラウス
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書店員レビュー
雪深い森の中、冬眠か...
ジュンク堂書店明石店さん
雪深い森の中、冬眠から目をさましたノネズミ・クマ・カタツムリ・リス・ヤマネズミたちがはなをくんくんさせて駆けていきます。一体何が起こったのでしょうか?モノクロな絵の中で、最後のページに春を感じさせるしかけがついた名作。
紙の本
これだけ素晴らしい絵本を手にすることができたなら、あとは心を込めて読むだけで観る人たちを別世界へ連れて行ける——本の持つ底力を認識させられた。
2003/02/16 14:36
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:中村びわ(JPIC読書アドバイザー) - この投稿者のレビュー一覧を見る
この絵本との出会いは、もう20年近い昔にさかのぼる。
「とにかく売れる本を作れ」と上の人間にこづかれながら、本の価値とは何だろうかを自問自答し悩みつづけた新米編集者時代に出合った1冊なのである。
モノクロームの絵であることに、まず驚かされた。
「若いお母さんたちが喜ぶように、赤や黄色など派手な色を使え」と言われていたし、実際カラフルな本が売場にも図書館にもあふれていた。ところが、この本は表紙を開けると白黒だけの雪世界が広がる。ネタバレで恐縮であるが(でも、絵本の価値は一目だけでも見なくては分かりっこないんだし)、最後の14画面めになって小さな黄色の花が現れる。
「ああ、これは『天国と地獄』じゃないか」と感激した。
黒澤明監督の代表作のひとつ『天国と地獄』は、原作がエド・マクベインの87分署シリーズ『キングの身代金』で、『はなをくんくん』の邦訳が出された1967年(米国での出版は1949年)の4年前に制作されている。誘拐犯を追う見事なサスペンスの白黒映画だが、その終盤、犯人逮捕に結びつく煙が高い煙突から湧き上がるシーン。煙だけが赤に彩色されているのである。
そのシーン効果を最大に引き出すためであるかのように、モノクローム世界が控えている。ただ1箇所だけに現れた色に、受け手が感じ取るものの大きさ——偉大な作り手たちが選びとった禁欲的でいさぎよい表現に深い感銘を受けた。
2月の初旬に参加したお話会で、「まだまだ寒いけれど、春を待つ気持ちを皆で味わいたいから」と、この絵本を選んだ。読みきかせのベテランの人たちには、すでに定番としてレパートリーに入れられている1冊である。
赤ちゃんから小学校高学年までさまざまな年齢の子たちが集まる場所だと聞いていた。ちょっと事情のある場所で、心にゆとりを持つことが難しいお母さんたちもいる。
ストーリー展開はシンプルである。雪深い森のここかしこで、野ネズミやクマ、カタツムリ、リスたちが静かに眠っている。ふと、目を覚ました動物たちは、はなをくんくんさせて、その香りの元はどこだろうと次々に駆けていく。絵本の技法としてごく基本的、だからこそとても大切な「くりかえし話」のパターンだ。
大勢の人たちの前で読んでいると、「ちょっと間がもたないんじゃないの」と思うぐらいに文字の量は少ない。だけど焦ることなく落ち着いて読めばいい。なかなか来ない春をじっくり待つ気持ちで、最後の画面の愛らしい花のことだけを思い浮かべる。観る人たちが「この絵は、よーく観た」と満足の表情を浮かべるまで、ただ待つことを忘れてはならない。安易にページを繰ってはならない。
最近読了した本のなかに、「本を読むということは、書き手を今の時代に甦らせること」といった内容の印象的な記述があった。私はその日、作家がいきいき甦って本の世界に大勢の人たちを誘う様子を見た。そして、自分がこれまで本から得てきたものを、確かにそこにいた人たちに注ぐことができたという実感に満たされた。いささか大仰ではあるが、本の持つ真価というものは、このような私たちのささやかな営みによって時空を超えて残り行くものなのだと知らされた。
紙の本
うわっ!
2021/01/31 08:41
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
シンプルな文とモノクロの絵。なにかにむかう動物たちと一緒になってページをめくっていくと…。うわっ!と、なりました。なんて素敵! 春が待ち遠しい今、ぴったりの絵本でした。
紙の本
くんくん
2019/10/05 07:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
森の中で、いろんな動物たちが鼻をくんくんさせています。みんなは、鼻をくんくんさせながら走っていきます。みんなの鼻をくんくんさせていたのは、何だったのでしょうか?美しい挿絵と優しい文章がとても素敵な絵本です。
紙の本
親子で楽しめる本です
2017/09/29 13:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:c1013c - この投稿者のレビュー一覧を見る
白黒の絵がシンプルでとてもよく、文章も単純な繰り返し。息子のお気に入りです。
紙の本
こんな美しい絵本に幼い頃に出会わせてあげたい!!
2002/02/10 17:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:星の子マミー - この投稿者のレビュー一覧を見る
季節は冬。雪が降り積もり、冬眠するもりのなかまたち…黒色と白色の二色だけで、場面は展開します。
「なんか いいにおいがする」。
ページをめくるたびに、りすがめざめ、かたつむりがめざめ、くまさんがめざめ、みんなぞろぞろ起きだし、歩き始め、やがては、右の方に向かって走りだす…。そうです! 春のにおいだったんです! 黄色いお花が一輪だけさいたのが、みんなには、とってもうれしいことだったんです。
本当に美しい絵本です。春を心待ちするこの季節にぜひどうぞ。
紙の本
春
2016/04/06 12:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
春を感じる絵本だなと思いました。
冬眠から目覚めた動物たちが…。
絵が色がとても効果的です。
春を見つけに行くのもいいね。
紙の本
冬から春へ
2016/03/20 21:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
冬眠から覚めた動物たちが雪の中に鼻を突っ込んでクンクン。
何の匂いを嗅いでるのでしょうか?
モノクロの絵がまだ寒い季節を表現。
最後にパッと目を引く色が現れます。春ですね。