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- カテゴリ:一般
- 発行年月:1999.3
- 出版社: 日本建築学会
- サイズ:31cm/423p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-8189-2007-X
- 国内送料無料
紙の本
阪神・淡路大震災調査報告 建築編−7 建築設備・建築環境
阪神・淡路大震災における家屋、近代的なビル、高速道路や鉄道高架の倒壊、ライフラインの崩壊など、被害の実際をまとめ、新たな耐震性強化策を検討する。また、人間の心理的状態も含...
阪神・淡路大震災調査報告 建築編−7 建築設備・建築環境
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商品説明
阪神・淡路大震災における家屋、近代的なビル、高速道路や鉄道高架の倒壊、ライフラインの崩壊など、被害の実際をまとめ、新たな耐震性強化策を検討する。また、人間の心理的状態も含めた地域環境への震災の影響も分析する。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
日本建築学会編集の震災報告書(全10巻)の7冊目。建築設備や空調などを記述。研究者・技術者必携
2000/10/06 15:20
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書では建築設備,建築環境に焦点を絞っているが,殊に,地震防災の視点で建築環境を扱った例が少ないことから,本書が刊行されたことで,構造,計画,環境分野の連携が期待される。
420ページを超える本書では,大震災と環境工学の関係性が論じられ,避難施設・仮設住宅,ライフラインの状況が論じられ,衛生工学的視点を有している。これを受け,水道,下水道,電気,空調設備などの被災を概観し,さらには病院,避難施設の被災状況,戸建住宅,集合住宅などの設備被害がもたらした影響を考察する。
一方,震災に伴う地域環境への影響も取り上げ,大気汚染については窒素酸化物,アスベストなどの項目を論じる。激しい交通渋滞,建築物解体が一因し,これはまた,廃棄物問題へとつながる。廃棄物処理施設が被災した関係で野焼きが行われた実態を報告する。さらに,水質汚濁の状況にも触れている。こうした混乱状態が及ぼした影響を行動面,心理的側面から分析し,被災者のケアが今後の課題となる。
(C) ブックレビュー社 2000