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- カテゴリ:一般
- 発行年月:1997.10
- 出版社: 日本建築学会
- サイズ:31cm/410p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-8189-2003-7
- 国内送料無料
紙の本
阪神・淡路大震災調査報告 建築編−3 鉄骨造建築物 シェル・空間構造 容器構造
阪神・淡路大震災では、一般の地震に強いと信じられてきた鉄骨造建物の被害も数多く見られた。その詳細を事実に即して記述した、被害原因の同定と今後の対策にかかわる研究のための基...
阪神・淡路大震災調査報告 建築編−3 鉄骨造建築物 シェル・空間構造 容器構造
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商品説明
阪神・淡路大震災では、一般の地震に強いと信じられてきた鉄骨造建物の被害も数多く見られた。その詳細を事実に即して記述した、被害原因の同定と今後の対策にかかわる研究のための基礎資料。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
日本建築学会編集の震災報告書全10巻の3冊目。鉄骨造,シェルなどの被害全容を記述。研究・技術者必携
2000/10/06 15:20
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
阪神・淡路大震災での鉄骨造,シェル構造などの被害報告は多数,刊行されているが,本書は日本建築学会が総力を挙げて編集しただけあって,内容が充実している。410ページにまとめられた本書は標記構造物別に3部構成で展開されている。
各構造物の分析枠組みは,被害概要,被害統計,個別事例などが盛り込まれているが,鉄骨造に関しては,さらに学校建築,耐震補強の具体例が記述されている。鉄骨造は地震に強い,とされてきたが,震災では被害を受け,特に築年代の古い比較的小規模な建物(1〜2スパン,3〜4層程度)に集中した。このため,耐震補強法の研究開発が盛んに行われた。
一方,容器構造で対象となったのは,円筒型タンク,サイロ,FRP型水槽である。地震動被害に加え,スロッシングも懸念材料になる。耐震規定の解説では規定作成で監督官庁が異なる点を述べ,保有耐力設計法を提案する。第3部では大スパン型空間構造の被害は比較的軽微であったが,付帯設備の被害,天井の落下など,安全面での問題を指摘する。
(C) ブックレビュー社 2000