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- カテゴリ:一般
- 発行年月:1998.11
- 出版社: 土木学会
- サイズ:31cm/271p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-8106-0214-1
- 国内送料無料
紙の本
阪神・淡路大震災調査報告 土木・地盤11 社会経済的影響の分析
阪神淡路大震災後の、大気汚染や水質汚染といった環境面の被害と対策、生産施設の直接被害及び交通施設の被災による間接的な経済被害といった分野についての調査報告書。【「TRC ...
阪神・淡路大震災調査報告 土木・地盤11 社会経済的影響の分析
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商品説明
阪神淡路大震災後の、大気汚染や水質汚染といった環境面の被害と対策、生産施設の直接被害及び交通施設の被災による間接的な経済被害といった分野についての調査報告書。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
土木学会がまとめた阪神・淡路大震災報告書全12巻の第11冊目。震災による社会経済的影響を詳しく分析
2000/10/06 15:20
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
阪神・淡路大震災がもたらした社会経済的影響は甚大で,その後の地震防災対策,ならびに地震工学研究で経済学,社会学などからの参入が増えた。約270ページの本書は人々の生活に密着する社会・経済的影響を論じ,併せて今後の防災対策の方向性を示す努力がなされている。
通常,社会経済的影響を論じた書籍では人々の生の声を収録したり,社会心理学などのアプローチで論じられることが多いが,本書の特徴は各種産業をはじめとする経済統計,被害の定量化に有効な図表が豊富に掲載されていることである。
本書のもう一つの特徴は,環境面への影響に関する記述が充実していることである。震災に伴う大気汚染,水質汚濁,野焼きなどの実態を報告している。これとは別に,貨物の取り扱い量,交通量の変化を論じ,震災後,長期にわたり,神戸港で取り扱い量が回復しない現状などを取り上げる。また,製造業への影響,交通障害・港湾・道路の被災による間接的影響を論じ,産業連関分析も行われ,示唆に富む。
(C) ブックレビュー社 2000