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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.10
  • 出版社: 草思社
  • サイズ:20cm/278p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-7942-0992-4

紙の本

思考する機械コンピュータ (サイエンス・マスターズ)

著者 ダニエル・ヒリス (著),倉骨 彰 (訳)

単純な三目ならべの機械から出発し、進化論的シミュレーション、人工ニューロン、超並列コンピュータへと、第一人者として自身が辿ってきた道をなぞりながら、コンピュータの可能性を...

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思考する機械コンピュータ (サイエンス・マスターズ)

税込 1,980 18pt

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商品説明

単純な三目ならべの機械から出発し、進化論的シミュレーション、人工ニューロン、超並列コンピュータへと、第一人者として自身が辿ってきた道をなぞりながら、コンピュータの可能性を明らかにする入門書。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ダニエル・ヒリス

略歴
〈ダニエル・ヒリス〉コンピュータ科学者。並列マシン、並列プログラミングを専門とし、数万台のプロセッサからなる超並列コンピュータを製造するシンキング・マシン社の設立に協力した。

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みんなのレビュー11件

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評価内訳

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紙の本

計算機「科学」の本

2001/02/03 00:43

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:田口善弘 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 なかなかおもしろい本だ。なにしろ、超並列計算機という「ハード」の開発で有名な著者が徹底して「アルゴリズム」というソフトの話ししかしないのだから。中でも、並列計算機が成功すると確信した理由が「人間の脳は並列処理で動いているから」だったというのにはおそれいった。万事が万事、この調子である。なにしろ、みずから緻密な計算機を設計しておきながら、その延長上には計算機の未来はなく、自分で自分を設計する計算機にこそ、未来がある、というのだから。勿論、そんな計算機がどう動いているのか誰にも分からないが、それでもいい、いや、むしろそうあるべきだ、とヒリスはいうのだ。インターネットが巨大な超並列計算機として動き出すのは時間の問題だと断じている下りにも恐れ入った。
 おそらく、彼は正しいのだろう。だが、緻密さを身上とするとばかり思っていた計算機科学者の内面がこんなにもナイーブでむしろ非線型物理をやっている評者のセンスに近いことが驚きだった。この二面性はやはり、彼が天才だからなのだろう。

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紙の本

コンピュータの本質と現代技術の限界を知る格好の入門書,かつ本物のコンピューターサイエンス書

2001/02/26 00:15

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:宇野  俊夫 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 コンピューターとは何か。その本質を驚くべき正確さと簡潔さでやさしく表現している。これだけでも本書は文系・理系を問わず,きわめて良質なコンピューター入門書としてお薦めできる。だが,それは本書の本当に「おもしろい話」がわかるための準備にすぎない。
 水の流れを利用した流体コンピューター,糸と棒で計算するコンピューター。はったりではなく,どちらも理論上は何も問題ないし,実際に正しく作れば正しく動く。本書で著者は,こんな形でコンピューターの本質とその製作技術の結びつきに対する読者の先入観を引き剥がしてしまう。こうすることで,コンピューターの理論(サイエンス)と技術(エンジニアリング)を分けて考えることができるからだ。本書は,絶妙の方法で読者をサイエンスの世界に引き込むことに成功している。評者もコンピューターを学び始めたころに,やはり流体や油圧制御で動くコンピューターの話で洗礼を受けたものだ。そのほかにも,本書にはコンピューターの理論を学ぶときに聞かされる,正統派のお約束的逸話が数多くちりばめられている。こうして著者は正統なコンピューター科学を入門から最先端までを,まるで短期のセミナーに参加したような感じで読者に語りかけてくる。しかもこの「セミナーの受講」に専門知識は不要だからすばらしい。
 近年コンピューターを絵筆や文書清書機,あるいはインターネット端末として多くの人が使えるようになった。けれども,なぜあの有名な映画「2001年宇宙の旅」に登場するHAL9000のようなコンピューターがまだ登場してこないのか。本書にはその答えと,どうすればあのように思考するコンピューターを作れるのかが書かれている。こう書くとなんだか軽薄そうで,コンピューターの専門家はそっぽを向いてしまうだろう。だが,本書は,そんな専門家にこそ読んでもらいたいと思う。もちろん,専門知識は不要なので,誰でも楽しめる。だが,相応の専門知識を持つ読者が読めば,本書の内容の深さにうなってしまうはずだ。そして読後に反論するもよし,熱烈な信奉者になるもよし。とにかく読んでみて欲しい。
 本書の題名「思考する機械コンピュータ」は,いわゆる既存のAIの延長線上にはない。これまでのコンピューター理論や,実際にコンピューターを作るための工学的手法では作り得ないと著者は結論付ける。すなわち,予測可能な範囲での動作を満たすようにしか設計できないからだ。これを超えようとする幾多のアプローチの中で,進化論的シミュレーションこそが,より高次の思考機械を生み出すことが可能な手法だと著者はいう。その是非の論議はともかく,非常にさわやかな読後感で,感動すらした。
 AI,超並列コンピューターの第一級の研究者が書いた本書は,紛れもない本物のコンピューターサイエンス書だ。
(C) ブッククレビュー社 2000

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