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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2000.10
- 出版社: 裳華房
- サイズ:19cm/135p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-7853-8726-2
紙の本
ひろがる高分子の世界 (ポピュラーサイエンス)
動物の体をつくっているタンパク質や植物に含まれるセルロース、高分子化学によって石油から生み出されたプラスチックなど、高分子の構造やつくり方、様々な用途などについてやさしく...
ひろがる高分子の世界 (ポピュラーサイエンス)
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商品説明
動物の体をつくっているタンパク質や植物に含まれるセルロース、高分子化学によって石油から生み出されたプラスチックなど、高分子の構造やつくり方、様々な用途などについてやさしく解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
竹内 茂弥
- 略歴
- 〈竹内〉富山大学工学部工業化学科卒業。工学博士。富山大学教育学部教授。
〈北野〉京都大学大学院工学研究科高分子化学専攻博士課程単位取得退学。工学博士。富山大学工学部教授。
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紙の本
高分子の基本概念を解説。その構造,自然界の中の高分子,環境と高分子など,化学の面白さがわかる
2001/03/08 15:16
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投稿者:木村 智博 - この投稿者のレビュー一覧を見る
身の回りを見回すと高分子が実に多い。私達の体,動物,植物,衣服,食物,さらにはプラスチック製品などが挙げられる。分子量が1万以上を高分子(ハイポリマー)と称するが,その中には数万,数十万,時には数百万に達する物質も存在する。関連書籍が多数,刊行されている中,本書は,一般向けに書かれ,高分子化学の面白さを伝えている。化学の中でも分かりにくい付加重合,縮合重合といった概念を平易に解説し,また,各種材料について記している。高校生,大学生,また,授業を進めるうえでのヒントが含まれていることから,理科教師にも薦めたい1冊。複雑な高分子化学を分かりやすく解説した良書である。
いずれの章も興味深いトピックスを取り上げ,全体を通じ,9章からなる。まず,定義,高分子化学の歴史を述べ,2章では高分子化学の基本概念に触れ,イオン重合,開環重合などを記述。3章と最終章は具体的な話題が展開され,自然界の高分子,廃棄プラスチックの現況を述べる。以下,高分子の構造,強い高分子など,材料開発のヒントを探る。
(C) ブックレビュー社 2000-2001