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紙の本
コペルニクスが、いかに地動説を生み出していったかを、当時のポーランドの歴史をふまえながら解説
2001/01/07 18:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:サニー - この投稿者のレビュー一覧を見る
コペルニクスが、ポーランドのトルンで生まれてから、どのようにして太陽中心の地動説を生み出していったかを、500年前のポーランドの歴史をふまえながら、わかりやすく解説。
コペルニクスの名前は、たいていの人は知っているが、その生涯とポーランドについては、あまり知らないのではなかろうか。
私も数年前、ポーランドを訪れるまではそうであった。
ワルシャワの町の中心部にあるコペルニクスの像。古都クラクフの1364年創設のヤギエオ大学にもあるコペルニクスの像。
このクラクフ大学、イタリアのボローニャ大学、パドバ大学などで学んだ後、ポーランドへ帰り、聖職者としての仕事をしながら、医者として、また貨幣改革の仕事、文筆活動をし、さらに天体観測と計算をし、大作「回転について」を15年近くかかって書き上げる。
今日は人が宇宙に出かける時代で、コペルニクスの時代とは違うが、彼の生き方に深い感銘をうける。
今多くの面で、コペルニクス的転回が必要なように思う。
500年前、このような人が存在したことを、振り返ってみるに適切な本と思う。