入門韓国の歴史 国定韓国中学校国史教科書 新装版 （世界の教科書シリーズ）

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投稿者：ちこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、各国の歴史がよくわかると好評の明石書店から出されている「世界の教科書」シリーズの一冊で、同巻は「入門韓国の歴史」編です。同書は、わが国の隣国で歴史的、経済的、そして政治的にも関係の深い韓国の歴史を、同国の中学校歴史教科書から学ぼうというものです。内容構成は、「わが国の歴史と私たちの生活」、「古朝鮮の成長」、「中央集権国家の形成」、「統一国家の成立」、「貴族社会の発展」、「北方民族との戦争」、「両班社会の成立」、「士林勢力の執権」、「実学の発達」、「農村社会の動揺」、「庶民文化の発達」、「近代化の追求」、「近代国家運動」、「民族の独立運動」、「大韓民国の発展」と、古代から近現代までがわかりやすく扱われており、韓国の通史を学ぶにはピッタリの一冊となっています。

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投稿者：酒井　久充　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　最近、つくる会の教科書に対して日本政府が抗議しない事を怒って韓国政府が韓国から日本文化締め出しをほのめかしたり、日韓の民間交流が韓国側の自粛ムードゆえにだめになったりといったニュースが絶えませんし、教科書問題の論争も絶えませんが、そもそもつくる会の教科書と韓国の教科書を合わせ読んでいる人が世にどれくらいいるかを考えると実は論争しているうちの一部に過ぎないのではないかと思われます。僕はつくる会の教科書がベストセラーになるならこの本も是非ベストセラーになって欲しいです。そうすることで議論も意味のあるものがたくさん出てくるのだと思います。