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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.12
  • 出版社: 法政大学出版局
  • サイズ:20cm/473,199p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-588-00709-2
  • 国内送料無料

紙の本

肉食タブーの世界史 (叢書・ウニベルシタス)

著者 フレデリック,J.シムーンズ (著),山内 昶 (監訳),香ノ木 隆臣 (訳),山内 彰 (訳),西川 隆 (訳)

イスラム社会の豚、ヒンドゥー社会の牛をはじめ、馬、犬、鶏などが特定の民族や宗教によって食のタブーとされてきたのはなぜか。古今東西の文献と世界各地の調査をもとに人類史の謎に...

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肉食タブーの世界史 (叢書・ウニベルシタス)

税込 7,920 72pt

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商品説明

イスラム社会の豚、ヒンドゥー社会の牛をはじめ、馬、犬、鶏などが特定の民族や宗教によって食のタブーとされてきたのはなぜか。古今東西の文献と世界各地の調査をもとに人類史の謎に挑み、詳細な世界肉食文化地図を描き出す。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

フレデリック,J.シムーンズ

略歴
〈シムーンズ〉カリフォルニア大学名誉教授。エチオピアの文化地理学的研究により博士号取得。その後、アフリカ、南アジア、東南アジア等にわたってひろく文化地理学的調査を行う。

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紙の本

人類がたどってきた、肉食をタブーとしてきた歴史。

2002/03/18 22:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:挾本佳代 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ワールドカップの開催時期だけでも、韓国で犬肉(狗肉)が食べられている習慣を止めてもらおうとする動きがある。犬肉が調理されている店や、犬が檻に入れられて売買される店を閉店させろと、ヨーロッパやアメリカ側の動物愛護団体を中心とした人々は主張している。レポーターに向かって、韓国の犬肉店の経営者はこう言っていた。「美味しいですよ、一度食べてみればわかります。わたしたちの文化なんですよ」。ある特定地域で食べられている肉が、別の地域では禁忌すべき対象となる。この韓国の食文化とワールドカップ観戦のために韓国を訪れる欧米人の主張する文化の軋轢は、まさに、肉食タブーの現状を直視するいい機会となる。
 本書は、犬肉も含め、豚肉、牛肉、鶏肉、卵、馬肉、ラクダの肉、魚肉といった肉食が、タブーとされてきたのはどうしてなのかを、実に幅広い資料や各説を検討し、概観したものである。イスラム教では豚が、ヒンドゥー教では牛が忌避されているのは、よく知られたところであるが、私自身は、鶏肉や卵を忌避の対象とする事例をあまり知らなかった。ニワトリはタマゴは、東南アジア、太平洋諸島、インド、チベット、モンゴルに点在する地域で、実際に忌避されてきた歴史があるという。理由はさまざまだ。不潔なニワトリから生まれてくるタマゴは「汚い」と考えているからだとか、辺りを歩き回るニワトリの餌の食べ方にいらだちを感じるからだとか、ニワトリやタマゴを食べると生殖機能を損なわれるからだとか、いろいろある。しかし、各共同体が維持し続けてきた、ある対象の忌避は、少なからず共同体内部の結束力を強め、自分たち以外の共同体との区別をつけるという目的もあったはずである。ヒンドゥー教徒がニワトリやタマゴを忌避してきたのは、それらを自由に食べるイスラム教徒や、ニワトリを儀式に使用する部族集団から自分たちを区別したいと考えていたからだという説が、本書でも紹介されている。
 美味しいか、そうでないか、という感情的な関心から、本書の中心テーマである「肉食タブー」は、正確に捉えることはできない。だから、ワールドカップ開催で議論の的になっている韓国の食文化も、幅広い肉食タブーの歴史から見つめ直すと、また違った観点を見出すことができるはずだ。ワールドカップを観戦する方は、一読されてはいかがだろうか。 (bk1ブックナビゲーター:挾本佳代/法政大学兼任講師 2002.03.19)

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