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江戸期の文の読書の楽しみ
2002/07/27 10:46
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投稿者:ベリ太 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は、滝沢馬琴より弟子入り許され、
男魂ある才女よと感嘆させたという。
播磨別所家の与力大名を遠祖に持ち
当時は多士済々の出入りする高名な仙台藩医の家に
生まれ育った真葛が五十を過ぎたころおいに、
過ぎしかたを綴ったものである。
内容はむかしがたりだけにあって、
家のこと、時事の話題、怪異談、吉原話までも含めた人の聞き語りと、
統一的な流れはないが、明解な文章、きちんとした話の筋道のつけ方等、
現代人にも非常に読みやすく面白いものとなっている。
江戸期の文の面白さは、小説類もさることながら、
随筆類にも大いにあることを改めて認識させてくれる。