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- カテゴリ:幼児
- 発行年月:2006.6
- 出版社: 童心社
- サイズ:19×21cm/24p
- 利用対象:幼児
- ISBN:4-494-00276-3
紙の本
むしむしだあれ? (はじめてのしぜんえほん)
かがく絵本のファーストブック誕生!1さいから。【「BOOK」データベースの商品解説】「あれっ? まあるいよ なんだろう?」「お花のかげから、のぞいているよ。だれかな? だ...
むしむしだあれ? (はじめてのしぜんえほん)
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商品説明
かがく絵本のファーストブック誕生!1さいから。【「BOOK」データベースの商品解説】
「あれっ? まあるいよ なんだろう?」「お花のかげから、のぞいているよ。だれかな? だれかな?」 さまざまな虫の姿を、生態に即して丁寧に描く。めくってうれしい、自然へのはじめの一歩。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
今森 光彦
- 略歴
- 〈今森光彦〉1954年滋賀県生まれ。自然と人とのかかわりを「里山」という空間概念で追う。
〈今森洋輔〉1962年滋賀県生まれ。書籍・雑誌の表紙画、挿画などを手がける。
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紙の本
臨場感あふれるいきいきとした虫の姿。いつしょうけんめい生きている小さな命。はじめての「虫」絵本にぜひ!
2006/08/15 02:47
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆうたのーと - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙のカブトムシに二男がひと目惚れ。とてもリアルでいきいきとして、いまにも動きだしそうです。三男もたいそう気に入ったようで、いつも取りあうようにして見ている絵本です。
中身は子どもたちが夏に夢中なカブトムシばかりではなく、いろいろな虫たちが出てきます。ダンゴムシ、チョウ、カマキリ、テントウムシ、クワガタ…
じっとしていたり、かげからのぞいていたり、飛んでいたり。
「あれっ、なんだろう?」と思った瞬間をとらえています。ページをめくればなんの虫だかわかります。
クローズアップされている姿は本物のような緻密さがあるうえに、動いているような臨場感もあり、素晴しい!
花や葉、木も描かれていて、自然の中にいる虫の本来の様子がわかるのも魅力。
絵は今森洋輔さんによるもので、文章は昆虫や里山を撮る写真家として有名な今森光彦さん。おふたりは兄弟なんだそうです。
兄の光彦氏のあとがきによれば、はじめて虫に出会ったときの驚きを今でも覚えていて、虫たちに感動する心を育ててもらったといっても過言ではないとのこと。子どもの頃の体験が現在の活動につながっているんですね。
虫にはじめてふれる子ども達に、まずはこわがらずにじっくりと見てみてみようというアドバイスもあります。そうすることによって小さな命がいっしょうけんめいに生きていることを知ることになるというのです。
外に出れば虫たちがいて、興味津々の視線を向ける子どもたち。
大きくなれば図鑑で名前を調べたりするのも楽しいのですが、まずはこの絵本で、いきいきとした虫の姿にふれてみるのをおすすめします。
【月乃春水 ツキノ・ハルミ 本のことあれこれ】