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- カテゴリ:研究者
- 発行年月:2001.1
- 出版社: 東洋館出版社
- サイズ:22cm/209p
- 利用対象:研究者
- ISBN:4-491-01679-8
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紙の本
男性のジェンダー形成 〈男らしさ〉の揺らぎのなかで
著者 多賀 太 (著)
「ジェンダーの可変性」と「男性のジェンダー形成」に焦点を当て、ジェンダー形成における「不連続な過程」「同性内の多様性」「個人の主体」を説明する理論的枠組みを構築し、これら...
男性のジェンダー形成 〈男らしさ〉の揺らぎのなかで
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商品説明
「ジェンダーの可変性」と「男性のジェンダー形成」に焦点を当て、ジェンダー形成における「不連続な過程」「同性内の多様性」「個人の主体」を説明する理論的枠組みを構築し、これらの側面の実証的解明をめざす。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
多賀 太
- 略歴
- 〈多賀太〉1968年生まれ。九州大学大学院教育学研究科単位取得退学。久留米大学文学部講師。博士(教育学)。専攻は教育社会学、ジェンダー論。共著書に「男が見えてくる自分探しの100冊」など。
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著者/著名人のレビュー
ジェンダー問題とは...
ジュンク堂
ジェンダー問題とは女性の問題であり、性差別とは女性差別のことと一般的に見られてきた。これは、現在の社会でも確かに妥当性をもつものだろう。
しかし、社会が変化し、価値が多様化していく中で、男性も自らの性の問題に葛藤する経験や場面が増えてきている。
例えば、「男は男を好きになってはならない」という規範、「男は『女性的な』ふるまいをしてはならない」という規範、「男はスポーツが苦手であってはならない」という規範、そうした規範が抑圧となる。いわゆる「男らしくない」ことでの悩みである。それにより否定的な自己イメージが形成される。それは、女性では決して経験しない男性特有の抑圧の形態である。
さらには、多様化する社会が生み出す新しい規範、社会関係、それによる葛藤も生み出される。「男性」をめぐる問題も、多様化し、変化していくのだ。
本書は、生活史的に「男性」の問題に迫り、ジェンダー研究に新しい領域を開拓した。
「男性」もたいへんなのだ。
出版ダイジェスト:2006年5月
テーマ『身体と文化が交差する地点 性(セックス)とは何か 禁忌と好色』より