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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 3件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.8
  • 出版社: 筑摩書房
  • レーベル: ちくま学芸文庫
  • サイズ:15cm/284p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-480-08715-X
文庫

紙の本

死と狂気 (ちくま学芸文庫)

著者 渡辺 哲夫 (著)

死と狂気 (ちくま学芸文庫)

税込 1,210 11pt

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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
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紙の本

素直に読みたい本

2002/10/11 08:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:矢野まひる - この投稿者のレビュー一覧を見る

 著者は今年53歳の精神医学の先生。これは1991年に書かれた本。その数年前に書かれた「知覚の呪縛」の考えを推し進めたものらしく、同書を読んでいない私には少々はいりづらかった。フロイト的精神分析の理屈になれていると、かなり異様な本だ。私はどちらかというと、言葉って何? という観点から読んだ。 

「言語が全的な示差の体系として一気にその都度存在しているのはなぜなのか? 生者の群れにこの体系を創造するような力があるのか? 反復回帰して民族の精神を形成し続けている言葉の始原はどこにあるのか? このような問いが私の問いなのであり、現時点での私の答えとして、全的な示差の体系を創造し、存在せしめ、反復回帰する始原たり得ているのは無量無数の死者たちなのだ、と述べているのである」。
 
 こう考えるに至った過程を臨床を通して論じている本です。狂気の人の言葉をよく聞いていると、「あの世」と「この世」の区別がつかなくなっている、生きながら死んでいる状態に陥っている。この状態を説明しようとしたとき、言葉を、無量無数の「あの世」にいる死者たちによって受け継がれ支えられているものとしてとらえ、そうして「あの世」の死者たちの支えを失ってしまったとき、人は狂気に陥ると考えればつじつまがあうのではなかろうか? ということを言っています。私の理解できた範囲では。

 転じて、生者はもっと、学問的にとか社会的にとかいろんな意味で、死者に目を向けよ、そのような視点を思い出すべし。と締めくくられる。

「発見された死者たちは、われわれの心意の奥底に、始原への郷愁を喚起せずにはおかないだろう。祖先崇拝の念にせよ、土着的メシア信仰としての未来仏信仰にせよ、土着的な輪廻思想にせよ、言霊信仰にせよ、すべて、見出された死者たちからわれわれに向けられた愛に対するわれわれの応答、始原への郷愁の表現なのである」。

「死者の発見はある種の狂気の人々においてのみ要請されていることではない。われわれの足元に無底の空洞がひろがるまえに、われわれも、死者を発見しなければならない。死者が本当に見出されるとき、われわれが想像もできなかったような流れが、死者の贈与という名の流れが、堰を切るであろう」。

 あの世の死者からの贈り物かあ… 生まれて初めて、敬虔な気持ちに、少うし、なった。

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2007/03/09 17:36

投稿元:ブクログ

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2010/10/27 16:55

投稿元:ブクログ

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