「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
私たちは「仏教」に何を求めるのか。重層化・複雑化する現代日本の諸問題を切り口に、Engaged Buddhism(社会参加仏教)への新たな視座を提示する論考16篇を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
仏教に何が可能か | 末木文美士 著 | 7-29 |
---|---|---|
〈いのち〉の価値を保証する仏教 | 上田紀行 著 | 32-50 |
環境問題における仏教の可能性 | 岡田真美子 著 | 52-66 |
著者紹介
末木 文美士
- 略歴
- 〈末木文美士〉1949年山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。同大学大学院人文社会系研究科教授。著書に「思想としての仏教入門」「日本宗教史」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
著者/著名人のレビュー
政治、社会、精神、...
ジュンク堂
政治、社会、精神、文化…、あらゆる面で混迷の度を深める現代日本にあって、私たちは仏教に何を求め、仏教は私たちに何を提示してくれるのだろうか。
仏教に関心が高まるなか、従来型の仏教観――「経典にはこう書いてある」「祖師はこう説く」「仏教は平和主義で生命尊重の宗教」―を説くだけでは通用しない状況が生まれてきている。暴力、殺人、戦争が果てしなく続いている現実を顧みることなく、美しいスローガンや高邁な教えを説き続ける仏教の役目は終わった。
いま仏教に求められるのは《人間の本質的な苦悩に寄り添う仏教》であり《倫理性・合理性を備えた仏教》なのである。
本書は、仏教が現代社会とどのように関わるべきかを問う「社会参加仏教」という視点から、生命倫理、暴力、教育、国家など15のトピックについて若手の仏教研究者や僧侶など16人が思索を重ねた論考集。いずれも異分野の学問と対話できる論理性に富んでいる。「今さら仏教に何ができる」という読者に一読をお勧めしたい。
佼成出版社創立40周年記念出版
出版ダイジェスト:2007年3月
テーマ『「それってどうなの?」 流されていきがちな日常の中で……』より