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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.12
  • 出版社: 河出書房新社
  • サイズ:20cm/331p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-309-25154-4

紙の本

歴史を変えた気候大変動

著者 ブライアン・フェイガン (著),東郷 えりか (訳),桃井 緑美子 (訳)

500年にわたって人類を根底から揺るがした恐るべき寒冷化と深刻な大飢饉。人口大移動・農業革命・産業革命を巻き起こした「小さな氷河期」とは? 新しい視点からダイナミックに歴...

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歴史を変えた気候大変動

税込 2,640 24pt

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商品説明

500年にわたって人類を根底から揺るがした恐るべき寒冷化と深刻な大飢饉。人口大移動・農業革命・産業革命を巻き起こした「小さな氷河期」とは? 新しい視点からダイナミックに歴史を解く。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ブライアン・フェイガン

略歴
〈フェイガン〉カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校の考古学教授。考古学では現代アメリカの著名な研究家のひとり。著書に「ナイルの略奪−墓盗人とエジプト考古学」など。

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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (1件)
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  • 星 1 (0件)

紙の本

教科書には載っていない気候変動と歴史の関わり

2002/02/19 18:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:神楽坂 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ここ数年、異常気象、異常気象と騒がれているが、気候が安定していたのはこの100年ぐらいの話だという。それ以前は長い間不安定な気候が当たり前だった。そう、西暦1300年から1850年頃までは小氷河期だったのである。
 北欧のヴァイキングが活躍した時代、イギリスの艦隊が世界最強となった時代、それらの移り変わりは政治や軍事の問題ではなく、気候の変化で食料の得られる地域が変化したためだったのだ。また、産業革命やフランス革命の背景にも、気候の変化があった。それにしても、小氷河期以前のアメリカ大陸入植や、近代に入ってからの植民地政策など、変化の影響の出かたがいかにもヨーロッパ的だと感じる。侵略があっても総てが漢化して混ざり合ってしまう中国では、同じテーマでも変化がつかみにくかったろう。
 近未来、我々が直面する問題としても読むことができる。

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紙の本

やや単調だけど、面白い。

2017/06/09 16:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たまがわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

原題は「The Little Ice Age」で、主に中世の小氷河期のヨーロッパの様子について書かれている。
例えば、

『一五六〇年代以降、魔女狩り騒動は周期的に勃発した。
一五八〇年から一六二〇年までのあいだに、ベルン一帯だけでも一〇〇〇人以上が魔術を使ったとして火あぶりになった。
イギリスとフランスで魔女狩りが頂点に達したのは、一五八七年と一五八八年の荒天つづきの年である。
魔女狩りの騒ぎが起こるのは、かならずと言っていいほど、小氷河時代の最も寒く、最も困難な時期と一致していた。』

『ドイツ南部では、一八一六年には作物がまったくとれず、その年の冬は、
「本格的な飢饉になった……われわれのいるこの文明国でこのようなことがいまだに起こるのだ」。
この言葉を書いたカール・フォン・クラウゼヴィッツは、貧しい村や遠くの町についてつぎのように描写している。
「とても人間には見えない、生ける屍のような人びとが畑のなかをうろつき、収穫されなかったものや、
半分腐りかけて完全に実っていないジャガイモのなかから、食べられるものを探している。」』

一九四八年のアイルランドのジャガイモ凶作では、
『貧しい子供たちの多くが「裸同然で、髪は逆立ち、目はくぼみ、唇には血の気がなく、
小さな関節から骨が突きだしていた」。ショーネシーはこう問いかけている。
「私は文明国にいるのだろうか? これが大英帝国の一部なのだろうか?」』
この「大飢饉」で、アイルランドの人口全八一七万人のうち、控えめに見ても二五〇万人がいなくなった。
そのうち一〇〇万人は移民として国を脱出し、残りのおもに西部の住人は、飢饉とそれに関連する病気で死亡した。

全体として、やや単調な似たような記述が続く部分もあるが、面白かった。
科学的な態度の記述で、最後の章で現代の温暖化についても書いている。

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紙の本

夏のない年

2002/06/02 23:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sfこと古谷俊一 - この投稿者のレビュー一覧を見る

西ヨーロッパにおける、温暖で豊かな中世と、12世紀から19世紀末あたりまで続いた小氷期についての研究を、わかりやすくみっちりと解説する本です。
北大西洋震動、つまりアゾレス諸島の高気圧とアイスランドの低気圧の相対的な強さの変化が、偏西風の強さとヨーロッパの気温を大きく左右する恐ろしい影響力を、具体的な記録をもって示しています。

無敵艦隊はイギリスとの交戦よりも荒天で大きな損害を被った、わずかな平均気温の変化がもたらす大きな飢饉と村落の消滅、タラの回遊域の変化が大西洋横断を助けたこと、当時の人々にとって死がいかに近しいものであったのか、気候の悪化への対策としての技術の進歩、などなど、気象の変化が生活にいかに絶大な影響をもたらしているかがわかります。
我々は、わずか百年ばかりのちょっとした温暖で快適な時期に生まれたわけですが。今後の気象状況しだいでは壊滅的なことってのは、まだまだ起こりうるのでしょうね。

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紙の本

気候に翻弄される人間の文化を活写

2002/02/16 10:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:松浦晋也 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 前々から不思議に思っていたことがあった。中世ヨーロッパの荘厳なゴシック建築は、どうしてその後廃れてしまったのだろうか。技術は進歩し続けたはずだから、そこには技術以外の要素があるはずである。本書はこの疑問に明解に答えてくれた。ゴシック建築が盛んだった時期のヨーロッパは温暖で農作物の生産性が高く、大規模な建築を行う社会的な余裕があったのだ。

 この本の主題は、気候変動が社会にどのような影響を及ぼしてきたかである。さまざまな研究から気候というものは短期的に見ても安定したものではなく、数年から数十年の単位で大きく変動していることがわかってきた。
 では人間の社会はどのような影響を受けてきたのか——著者は膨大な資料を積み重ねて気候が人々の生活に与えた影響を検証していく。曰く、ヴァイキングの北米植民を行ったのは気候が温暖な時期だった、農地の囲い込み(エンクロージャー)運動は産業革命の産物ではなく気候変動に対抗して農産物の生産性を上げる手段だった、オランダの干拓事業の象徴であるゾイデル海は元々の耕作地が中世の気候変動で海に沈んだものであり、それを近代に入ってから再度人間が取り戻したものである——興味深い記述が次々に現れる。著者は再三再四、気候の変動だけで社会の変化を説明することはできないと注意するが、本書から見えてくるのは気候に右往左往させられる人々の姿である。

 中でも11章に描かれるアイルランドの記録的な大飢饉の様相は身につまされる。政府の無策が気候変動の影響を拡大し、ついには悲劇を招来する様は、現代日本の狂牛病対策を思い起こさせてとても他人事には思えない。

 残念ながら本書の描く地理的な範囲は大西洋を挟んだヨーロッパと北米東海岸に限定されている。気候変動が世界的な現象である以上、他の文化圏、例えばイスラムや中国、さらには日本においても同様の気候と人間の関わりが展開していたはずだが、それらには触れていない。全世界的視野に立った同趣旨の本を読んでみたいと思う。

(松浦晋也/ノンフィクション・ライター http://www.bekkoame.ne.jp/~smatsu/)

【目次】
はじめに / 謝辞 / 著者注
第1部 温暖期とその影響
 1章 中世温暖期
 2章 大飢饉
第2部 寒冷化の始まり
 3章 気候の変動
 4章 嵐とタラとドッガー船
 5章 巨大な農民層
第3部 「満ちたりた世界」の終焉
 6章 飢えの恐怖
 7章 氷河との闘い
 8章 「夏というよりは冬のよう」
 9章 食糧難と革命
 10章 夏が来ない年
 11章 アン・ゴルタ・モー——大飢饉
第4部 現代の温暖期
 12章 ますます暖かくなる温室
訳者あとがき / 原注 / 索引

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紙の本

人類を襲った「小氷河時代」(帯コピー・目次より)

2002/01/08 14:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る

人類を襲った「小氷河時代」(帯コピー・目次より)

【帯コピー】
新しい視点からダイナミックに歴史を解く。
500年にわたって人類を根底から揺るがした恐るべき寒冷化と深刻な大飢饉……
人口大移動・農業革命・産業革命を巻き起こした「小さな氷河期」!


われわれは小氷河時代から二重の教訓を学ぶことができる。
ひとつは、気候の変動はゆっくりと穏やかに起こるわけではないということだ。
ある時代から別の時代に突如として変化する。その原因は不明であり、人間には進路を変えることもとうていできない。
ふたつ目は、気候は人類の歴史を左右するということである。その影響力は大きく、ときにはそれが決定的な要因になることもある。小氷河時代は、急激な気候の変動にたいして人間がいかに脆弱かを如実に物語っている。(「はじめに」より)


【目次】
はじめに
謝辞
著者注

第1部 温暖期とその影響
1章 中世温暖期
2章 大飢饉

第2部 寒冷化の始まり
3章 気候の変動
4章 嵐とタラとドッガー船
5章 巨大な農民層

第3部 「満ちたりた世界」の終焉
6章 飢えの恐怖
7章 氷河との闘い
8章 「夏というよりは冬のよう」
9章 食糧難と革命
10章 夏が来ない年
11章 アン・ゴルタ・モー——大飢饉

第4部 現代の温暖期
12章 ますます暖かくなる温室

訳者あとがき
原注/索引

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