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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.10
  • 出版社: 徳間書店
  • サイズ:22cm/246,203p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-19-861594-2
  • 国内送料無料

紙の本

知の歴史 世界を変えた21の科学理論

人類の叡智、科学の原点がここにある。世界のナンバーワン科学誌『ネイチャー』が、この100年間で最も世界にインパクトを与えた論文21をセレクト。【「TRC MARC」の商品...

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知の歴史 世界を変えた21の科学理論

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商品説明

人類の叡智、科学の原点がここにある。世界のナンバーワン科学誌『ネイチャー』が、この100年間で最も世界にインパクトを与えた論文21をセレクト。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

レイモンド・ダートと人類のアフリカ起源 C・K・ブレイン 著
電子のさざ波 外村彰 著
原子の部品が出そろった モーリス・ゴールドハーバー 著

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評価内訳

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紙の本

原典に当たる意義を教えてくれる科学論文選集

2021/01/21 10:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:永遠のチャレンジャー - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、読破するのに骨が折れます。
前半部の解説が表紙から、後半部の論文は裏表紙から始まり、真ん中で20世紀科学の足跡と題した「年表」を挟み込む、特殊な形態をしているからです。誤植(誤:体制 ⇒ 正:胎生)を一つ、この「年表」(1980年欄)に見つけました。

出版元の徳間書店は田中芳樹の『銀河英雄伝説』や金庸の武侠小説でお馴染みのどちらかと言えば娯楽系出版社ですが、科学論文を21編も載せたこんな硬派の本書を世に送り出していた事実に、深い感銘を覚えました。

簡潔な数頁程度の原論文が少なくないことに驚きます(DNA配列決定の論文が最長の9頁)。
物理学や結晶化学、地質学、生物学、電波天文学、神経生理学などの専門知識がないと真髄の理解が難しい訳ですが、興味本位の私でもそれなりに論旨が把握できました。

これは、前半部にある原論文の意義や影響を説いた懇切丁寧な解説文のお蔭です。
適宜設けられたイラストやコラムも大いに役立ちます。解説文と訳注は日本語で縦書きに、原注の「参考文献」と「もっと詳しく知りたい人のために」は解説末尾に横書きでまとめて掲載されています。

一方、後半部では1869(明治2)年発行のネイチャー創刊号の表紙写真と併せて、手紙形式による論文発表が為されていた歴史が語られ、コンテンツ目次、原論文の邦訳(ネイチャー掲載頁の写真つき)、原注の「参考文献」、訳注、「論文を読むためのガイド」(段落毎の主旨)などが載せられています。

日本語なら文章は縦書きが望ましいとの伝統的観念を満足させ、外国学術誌の論文翻訳選集提供という学術的使命との整合化を図る<苦肉の策>として、本書形態の採用には実験的意義を認めるに吝かではありません。

きっと議論を尽くし工夫を重ねた結果なのでしょう。でも、自然な流れで読み進めたいと考える読者には、解説⇒原論文の順に横書きで統一した方が遥かに利便性に適ったと思います。

一生涯、学術論文に縁がなかった筈の私なのに、本書が原論文に当たる意義を十分過ぎるほど教えてくれたお蔭で、論文が発表され科学的な知見の共有が広まり、別の研究者たちの手で検証と応用が図られることでまた新たな成果が生み出される科学という世界の仕組みを、ほんの少し身近に感じることができました。

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紙の本

目次

2002/11/22 19:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る

【目次】
まえがき 3

レイモンド・ダートと人類のアフリカ起源(C・K・ブレイン)14
*1925* アウストラロピテクス・アフリカヌス:南アフリカの猿人(レイモンド・A・ダート)[7]

電子のさざ波(外村彰)26
*1927* ニッケルの単結晶による電子の散乱(C・ディヴィソン、L・H・ジャーマー)[20]

原子の部品が出そろった(モーリス・ゴールドハーバー)38
*1932* 中性子存在の可能性(J・チャドウィック)[27]

超流動:物質の新しい状態(アラン・グリフィン)49
*1938* λ点以下の温度での液体ヘリウムの粘性率(P・カピッツァ)[31]

核物理学から核兵器まで(ジョゼフ・ロッドブラット)59
*1939* 中性子によるウランの壊変:新しい型の核反応(リーゼ・マイトナー、O・R・フリッシュ)[35]

二重らせん(シドニー・ブレンナー)71
*1953* デオキシリボ核酸(DNA)の構造(J・D・ワトソン、F・H・C・クリック)[40]

構造生物学の夜明け(グレゴリー・A・ペツコ)82
*1958* X線解析によるミオグロビン分子の三次元構造モデル(J・C・ケンドルー他)[45]

最初のレーザー(チャールズ・H・タウンズ)94
*1960* ルビーにおける光の誘導放射(T・H・メイマン)[58]

クエーサーの謎(マルコム・ロンゲア)104
*1963* 3C273:大きな赤方偏移を示す星状物体(M・シュミット)[62]

海底磁気学と大陸移動(ダン・マッケンジー)117
*1963* 海嶺の磁気異常(F・J・ヴァイン、D・H・マシューズ)[66]

星の計時係(ジョゼフ・H・テイラー)128
*1968* 急速に脈動する電波源の観測(A・ヒューイッシュ他)[74]

異説が定説に:逆転写酵素の発見(ロビン・A・ワイス)139
*1970* RNA腫瘍ウィルス粒子中に存在するRNA依存性ポリメラーゼ(ディヴィッド・ボルチモア)/ラウス肉腫ウィルスがもつRNA依

存性ポリメラーゼ(H・M・テミン、S・水谷)[96]
体と脳の映像(マーカス・E・ライクリー)148
*1973* 誘導された局所的相互作用による画像形成・核磁気共鳴をつかった例(P・C・ラウターバー)[104]

T細胞研究を振り返る旅(ジョナサン・C・ハワード)158
*1974* 試験管内でのリンパ球性脈絡髄膜炎ウィルスに感染した細胞に対するT細胞の細胞障害性は、感染細胞が同系統か半異系統でなければならないという拘束を受ける(R・M・ツィンカーナーゲル、P・C・ドハティ)[109]

「動物電気」のための分子スイッチ(フレッド・J・シグワース)168
*1976* カエル脱神経筋繊維膜の単一チャンネルを通って流れる電流の測定(エルウィン・ネーアー、ベルト・ザクマン)[116]

DNA塩基配列決定:静かなる革命(ピーター・リトル)179
*1977* バクテリオファージΦX174DNAの塩基配列(F・サンガー他)[124]

動物の体を作るための青写真(ヒネス・モラタ)189
*1980* ショウジョウバエにおける体節の数とその極性に影響する突然変異(クリスチアーネ・ニュスライン=フォルハルト、エリック・ヴィーシャス)[144]

地球の盾に空いた穴(リチャード・S・ストラスキ)198
*1985* ClOx/NOxの季節的相互作用を明らかにする南極オゾン全量の大きな消失(J・C・ファーマン他)[160]

炭素のかごから炭素のチューブへ(フィリップ・ボール)210
*1985* C60:バックミンスターフラーレン(H・W・ホワイト)[170]

他の太陽系を探して(ゴードン・A・H・ウォーカー)220
*1995* 木星質量の伴星が太陽型恒星に(ミシェル・マヨール、ディディエ・クロ)[177]

ドリー(ダヴォール・ソルター)231
*1997* 哺乳類の胎児細胞や成体細胞から作った生存可能な子孫(I・ウィルマット他)[190]

あとがき——未来の萌芽:20世紀と未来の科学をつくった21の発見 241


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紙の本

そびえ立つ知の殿堂——でも、怖がらずに触ってみよう

2002/11/19 22:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:三中信宏 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 表紙に黒々と揮毫された「知の歴史」というタイトル、この上もなく純白に輝く装丁、ずっしりと重いハードカバー製本、税込みで5,000円近い価格、そして何よりも「Nature特別編集」という御朱印——ああ、勘弁してほしい。こんなの読者がびびるだけじゃない。読み手がもっと気軽に手に取れる配慮はなかったのかな?

 と文句を言いつつも、これほど役に立つ資料集もまた珍しい。世界に先駆けてよくぞ出版してくれたと思う。科学誌としての「ネイチャー」は、社会的なセンセーションではなく、何よりもまず科学への貢献度を基準にした誌面づくりをしてきた。1869年の創刊以来続くこのジャーナルはいまなお科学界で不動の地位を保っている。

 厳しい原稿採択競争をくぐり抜けて毎週発行される本誌論文の中から、選りすぐりのの21篇を編んだのがこの本である。過去1世紀の間に、現代科学に対してとりわけ大きな貢献をした原論文とその解説記事とをペアーにしているのが特色だ。原人アウストラロピテクスの発見からはじまり、原発や原爆の開発を促した核分裂反応、幅広い応用技術を産んだレーザー光、バイテクの契機となったDNA二重ラセン模型、クエーサーを発見した電波天文学、地球環境問題の象徴オゾン・ホール、ナノ技術の先駆フラーレン分子、そして最後を飾るクローン羊ドリー——いずれをとっても超有名な成果ばかりだ。

 現役の科学者でさえ、自分の専門分野外の原著論文に目を通す機会は少ない。ましてや一般読者はそれにアクセスすることさえ難しいだろう。カラー図版を含む解説記事を読み、それぞれの研究が置かれていた文脈をあらかじめ理解する、ついで原論文の文章を賞味しよう(理解する必要はないよ)、さらに掲載ページの書影も味わおう。たとえ論文タイトルがちんぷんかんぷんであっても、その奥に隠された科学へのインパクトを疑似体験できる本書は貴重だ。もっと手頃な値段だったらなあ。

(三中信宏/農業環境技術研究所主任研究官)

目次

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