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紙の本
これは「起案書・レポート作成のための参考書」として、役立つと思います。
2003/01/11 18:23
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投稿者:Pinchan - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎日都内に通勤するものとしては、「そのうち必ず起こる」といわれている、大地震について、気になるのは当然だと思います。「もし大地震が起こったら、何がどうなって、そのとき自分はどうしたら助かるのだろう」という思いから、この本を読んだのですが、期待はずれでした。いや、そのことは著者が自分で冒頭に「そういう期待に応えられなかった」とはっきり書いておられますので、「だまされた」わけではありません。でも、もう少し、期待してたのです(勝手ですけどね)。ではどういう内容かと申しますと、わたしなりに一言で言えば、「マクロ的被害想定とりまとめ本」です。阪神大震災で「都市で大地震が起こったらどうなるか」がわかったことから、それをベースに「東京で起こったら」を想定し、その被害を推測したものです。でも、「全壊戸数○○万戸」「死者○千人」とか言われても、ポイントは「自分が無事に生き延びられるかどうか」ですから、被害想定の死者数が増えようがどうなろうが、あまりピンと来ないです。やはり「生き延びるためのノウハウ」満載の本がよいです。でも悪口ばかりでなくて、参考になったことといえば、「地域的に限定的な被害であった場合、かなりの金額の(1千万円と超える)援助がもらえる(もらえている)」ことと、「耐震改修などのインセンティブが、ない」ことでした。後者に関しては「耐震改修をやった上で、地震被害に遭ったら、再建費用を割り増し援助」という政策はおもしろいと思いました。勤務先まで遠いから、会社に帰宅用折りたたみ自転車置いておこうかなあ、と、ずっと迷っています。