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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.10
  • 出版社: 文芸春秋
  • サイズ:20cm/437p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-16-321310-4

紙の本

あしたのロボット

著者 瀬名 秀明 (著)

「鉄腕アトム」に描かれた未来、ではないけれど−。人間とロボット、ともに永久ではない存在の共生の形を模索した5編を収録。「せつない未来」を描いたロボット小説集。【「TRC ...

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あしたのロボット

税込 1,834 16pt

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商品説明

「鉄腕アトム」に描かれた未来、ではないけれど−。人間とロボット、ともに永久ではない存在の共生の形を模索した5編を収録。「せつない未来」を描いたロボット小説集。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

Wasteland 6-10
ハル 11-79
Wasteland 80-86

著者紹介

瀬名 秀明

略歴
〈瀬名秀明〉1968年静岡県生まれ。東北大学大学院薬学研究科博士課程修了。95年「パラサイト・イヴ」で第2回ホラー小説大賞、98年「Brain valley」で第19回日本SF大賞を受賞。

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みんなのレビュー11件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

あたしのロボット。

2003/06/09 10:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ソネアキラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネコとネコ型ロボット(ドラエモンじゃない)の違いって何だろう。ネコ型ロボットは、ネコ缶を食わない。ウンコをしない。毛玉をはかない。そんなに気まぐれじゃない(プログラミングでいくらでも気まぐれにできるか)。年を取らない。でも、エネルギーが弱まれば、動きが鈍くなって見方によっちゃあ老化といえなくもないか。なら死は、エネルギー切れなのか。だけど、充電すれば蘇生するし。

ネコならばまだいいが、精緻に動く人形としてのロボットは、どうなんだろう。本作の一編に女優だった妻と寸分違わぬプロトタイプのロボットが登場してくるが、実際、やはりつくりもの以上の感情を抱いてしまうだろう。あたかも、双生児の姉か妹を見るような。

ちょっと前のことだが、アトムの誕生日とかで、盛り上がった。でも、結局、人間は鉄腕アトムをつくることはできなかったのに。ふだんはそんなに好きでもないのに「アトム、好きだったあ」とかいう便乗商法的人間が瞬間、たくさんいたはず。ぼくはアトムより鉄人28号の方が好きだった。「いいも悪いもリモコン次第〜」の鉄人の方が、ロボットらしいではないか。アトムは、なんか人間に媚び過ぎ。優等生すぎてつまんない。

アトムは天馬博士が亡くなった自分の子どもの分身としてつくったロボットだから「人間そっくり」なのは当然か。

作者がノンフィクション「ロボット21世紀」を書くにあたり、取材し、煮詰められたエッセンスをどう新しい小説に仕立てていくのかが楽しみだった。

作者が述べているように、一口にロボットといっても現時点では、多様化しているわけで、ヒューマノイドロボット1本で長篇はシンドイし、芸がないよね。ゆえに、本作は、連作形式でさまざまなロボットが登場する。イヌのペット型ロボット、ペット型通信ロボット、地雷除去ロボット…。

本作の設定は近未来だけに、いかにリアリティを感じさせるかが、この手の小説の生命線なんだけど、さすがに、うまいです。デビュー作を読んだときのワクワク感がある。SFやファンタジィの持つあたたかみややさしさ、哀しさ、ちょっぴり懐かしさも隠し味で入っていて、なんだか未来へ吸い寄せられてしまった。

登場人物、特にロボット開発者が、科学者のイメージではなく、町工場の職人っぽいとこもなかなか。ハイテクを支えるローテクってあたりが。

ロボットもので、漫画やアニメーションや映画に負けない、日本の小説が読みたかった。その願望は十分に充たされた。かなりのSF、ロボットマニア通にもおすすめだし、そうでない人にも読んでほしい。

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紙の本

ネタバレかもしれない、と思いながら書かずにいられないSF者の心情、、、

2005/08/01 15:54

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kokusuda - この投稿者のレビュー一覧を見る

東北大学の薬学なんてバリバリの最先端技術の研究室出身の著者なので
「パラサイトイブ」なんかは少し敷居が高い気がしていました。
本作は昔のロボットブームを知る人も知らない人も現代のロボットについて考えさせられ、
楽しめる連作集です。
現代の科学知識の延長としてのロボットについて書かれています。
でも、モトネタ?や似たような作品を思い出してしまって、、、。

ハル—たましいと身体
ペットロボットに端を発して、ロボットに心はあるのか?
人間の個性をロボットにコピーした時にどうなるのか?
生物と機械の境界線を考えさせられます。
モトネタはC・L・ムーア女史の「美女ありき」辺りかな?
「美女ありき」はロボットじゃなくてサイボーグとジェンダーの問題を
人間の個性と機械としての個性の違いで描いていますので
読後感は微妙に違いますが連想してしまいました。

夏のロボット—来るべき邂逅
子どもの頃に妙に記憶に残った「ロボ次郎」との出会い。
幼児とロボットを同じように育てる母親が思い出したのは考えながら対話していた
としか思えないロボットでした。
運動機能から知能まで真似によって成長するロボットはどこか自己進化する人工生命体プログラムを
思い出しましたが、ラッカー氏のマッドぶりと、ずいぶん違うなぁ、、、(笑

見護るものたち—絶望と希望
実際にタイで行われている地雷除去作業で、災害救助ロボットの研究者によって
試作された地雷除去ロボットと地雷探査犬、少女の出会いと心の交流というか何というか。
詳しく書くとネタバレですが諸星大二郎氏の「マッドメン」を少し思い出してしまいました。
彼がロボット物を描いたら、似たような筋になるのかなぁ?
ホラー風味が強い作品になりそうですが、、、。

亜希への扉—こころの光陰
題名からも判るようにハインライン先生の「夏への扉」のオマージュのようです。
「夏への扉」もロボットが効果的に使われていましたし、、、。
個人的には「じいちゃん」の言動がハインライン的に思えます。
ハインラインファンには展開が先読みできると思いますが、
その通りに展開するので安心して読めるかな(笑

アトムの子—夢みる装置
文字通り「鉄腕アトム」に関する考察と思い入れで構成されます。
真のアトムが誕生するためには何を目指すべきなのか?
手塚治虫大先生のインタヴューなんかも引用されてたりして、
研究開発者の願望なんでしょうねぇ、、、。

各短編をつないでいるのが、「WASTLAND1−6」です。
映画「WESTWORLD」のようにロボットたちだけの人間が存在しない世界を描いたオムニバスです。
オールディスの「スーパートイズ」よりはとっつき易いです(笑

装丁も良い感じでSF初心者にも上級者にも面白い本です。
個人的にはモトネタを思い出して読み比べたくなったので、読了までに時間がかかってしまって、、、。
読んでいる時間より本を探す時間の方が長かったんですが(笑

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紙の本

このメタリックな感じのカバー、これが結構、無機質なのにそこに描かれているイラストが、手の技を感じさせてとってもソフト、お話の方もそれに似て

2004/04/12 21:01

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「日本人が抱くロボットのイメージは鉄腕アトム。私たちにとって人間型ロボットとは何かを問い掛ける連作」SF小説。全体は様々な雑誌に描かれた五つの中編と、書き下ろしのオムニバス6編からなっている。

メインの話の時代設定は2001年から2030年までの長いスパンに及ぶ。各編に共通するキーワードは、鉄腕アトム。ある世代にとっては極めて懐かしく、今の子供たちにとっては歴史上の存在。しかし手塚治虫が提出した人間型ロボットを素直に受け入れたのが、日本人だけというのは、技術者の世界ではかなり有名な話。その根底にあるのが魂の問題というのも、広く知られている。

ヒューマノイドの誕生とその波紋、ロボットに魂はあるかをペットロボットから描く「ハル たましいと身体」。子供のときに科学館で出会ったロボットとの会話、どう考えても考えていたとしか思えないロボ次郎との思い出「夏のロボット 来るべき邂逅」。タイで行われている地雷除去作業、そこで出合った少女と地雷探索犬、そして地雷探索ロボットとの心の交流「見護るものたち 絶望と希望」。

小学生の亜希が拾った旧式のヒューマノイド型ロボット、それを修理した青年と、ロボットを見守りながら成長する少女との間に通うもの「亜希への扉 こころの光陰」。手塚パークを訪れた科学者が回顧するアトム誕生の時、そこで覚えた違和感から、正義を考える真のアトム誕生を目指す男たちの夢「アトムの子 夢見る装置」。人類がいなくなりロボットだけが暮らす未来社会をオムニバスで描く「WASTLAND1-6」。

作者のあとがきによると、ノンフィクション『ロボット21世紀』の取材過程で得られた知識をもとに描かれた小説を集めた作品ということだけれど、発表誌などからはどこまで連作という意識があったかは疑問。ただし、それが悪く働いたわけではない。主人公などが共通するわけではなく、どちらかというとロボットと魂がテーマの緩やかな繋がりが何ともいえない柔らかな効果を見せる。

個人的には、共通の登場人物がチラッと出てくる「見護るものたち 絶望と希望」と「亜希への扉 こころの光陰」が好きだ。ここに見る優しさとロマンス、技術系のイメージが強かった瀬名英明だけれど、『八月の博物館』以来、叙情性が表面に出てきて、それが成功している。工学系の森博嗣が、上質な恋愛を描くようになったのと似て、好ましい限りである。

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2004/10/24 02:21

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2005/09/18 20:26

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2005/07/18 00:36

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2007/06/15 23:25

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2008/03/04 22:16

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2012/11/27 16:14

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2015/05/31 23:12

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2010/03/30 12:10

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