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異文化理解の視座 世界からみた日本、日本からみた世界
歴史と文学とを素材に、異文化理解を深めるための課題と研究協力の可能性を追究した国際シンポジウム「東西交流と日本」の講演・討論等をまとめる。ドナルド・キーンの基調講演ほか収...
異文化理解の視座 世界からみた日本、日本からみた世界
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商品説明
歴史と文学とを素材に、異文化理解を深めるための課題と研究協力の可能性を追究した国際シンポジウム「東西交流と日本」の講演・討論等をまとめる。ドナルド・キーンの基調講演ほか収録。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
世界のなかの日本文化 | ドナルド・キーン 著 | 3-18 |
---|---|---|
東の技芸、西の技芸 | 樺山紘一 著 | 19-38 |
東アジア諸国と日本の相互認識 | 村井章介 著 | 39-56 |
著者紹介
小島 孝之
- 略歴
- 〈小島〉東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授。前・東京大学留学生センター長。
〈小松〉文部科学省高等教育局主任大学改革官。前・国際研究交流大学東京国際交流館館長。
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出版社からのオススメ
2003/04/30 18:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こや - この投稿者のレビュー一覧を見る
〈主要目次〉
I 異文化理解の視座
世界のなかの日本文化(ドナルド・キーン)
東の技芸,西の技芸(樺山紘一)
II 相互認識のあゆみ
東アジア諸国と日本の相互認識(村井章介)
松下見林の元禄型国際史学(ロナルド・トビ)
ドイツの労働者がみた明治末期の日本(レギーネ・マティアス)
トルコ人の目からみた近代日本(セルチュク・エセンベル)
近代中国人の日本観の変遷(王暁秋)
近代における日韓間の相互認識(姜昌一)
「相互認識」の立て方,語り方について(孫歌)
歴史学と異文化認識(高山博)
III 世界における日本文学の受容
日本古典文学の〈開かれた構造〉(ツベタナ・クリステワ)
世界文学としての「源氏物語」(河添房江)
日本文学とフランス語の出会い(二宮正之)
共通の感受性を求めて(ジョルジュ・アミトラーノ)
政治と恋愛の言説(権寧珉)
宮沢賢治は日本人に生まれて損をしたのか(ロジャー・パルバース)
私小説とは何か(安藤宏)
フランスにおける日本現代文学(ドゥ・シャバンヌ)
異化の祝祭(中地義和)
他国の文学を読む理由(柴田元幸)
補論1 国際化のなかの日本文学研究(伊井春樹)
補論2 異文化交流の文学史へ(小峯和明)
【担当編集者から】
日本を舞台に,日本語で議論が進められた国際シンポジウムの記録です.日本という国,あるいは日本の文化は海外からこうみられているであろう,という私たちの思いこみが,かなり実情からずれていることに気づかされます. 「国際文化論」などの授業の参考書としてもおすすめです.