電子書籍
漢字に興味がもてるようになる一冊
2016/12/20 13:59
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投稿者:TIGHT - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は漢字の特に部首に着目し、甲骨文字にさかのぼってどのようにして作られたのかを紹介し、その部首に属している漢字がどのような意味を持つのかを丁寧に説明しています。
それだけでなく、中心題材である部首のはなしに入る前のエピソードがとても面白い。
漢字を書く機会が失われつつある現代、このような形で漢字に触れるのもいいと思う。
紙の本
漢和辞典における漢字の分類配列の元になる部首についてのエッセイ
2005/04/24 13:18
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投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
漢字の話については、白川静の著作を主に読んできた。この本の著者も漢字の研究については、相当なものであるようだ。この本は、漢字に関する知識が得られるが、エッセイとしても読みやすい。漢字の仕組み、構成、分類、に関する雑学も増えた。この本は雑学ではなく、漢和辞典における漢字の分類配列の元になる部首についての話が、体系的に述べられているのだが。あらためて漢和辞典を眺めなおしてみようと想う。漢字は現存する文字の中ではただ一つ残った表意文字である。トンパ文字というものもあるが。貴重な文化である。漢字の成り立ちを無視してむやみやたらに簡略化することなどなく、大切にしておきたいものである。
紙の本
そばに漢和辞典を置いて
2023/11/02 14:18
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
旧字がわからないと、なぜ、この漢字にはこの部首が使われているのかが意味不明なものもあるのが漢字の面白いところ、そばに漢和辞典を置いて楽しく読ませてもらいました、久しぶりに漢和辞典使った
紙の本
楽しい漢字エッセイ
2022/02/21 20:00
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
漢字をずっと見つめていると、何だか文字が記号のように見え、訳分からなくなることがある。漢字を分解してみたら…。そんなノリで、よく知る部首について、トリビアを教えてくれる一冊。部首ごとにエッセイになっているので読みやすく、知識も増える。
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阿辻さんとは面識はないけれど、どの本を読んでも本人とお話しているような気持ちになる。漢字はこんなふうに部品に分解して覚えるのが一番だ。こんな調子で漢字部品分解字典もつくってほしいところ。「盆地」の「盆」がお盆の盆でないことを学生時代から気づいていたとはおそれいりました。
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漢字の面白話が満載で楽しく読めた。漢和辞典が楽しく見れそう。「也」という文字にはそんな意味があったんですねぇ…。
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[ 内容 ]
漢字が誕生して三千年、漢字の字体はさまざまに変化していった。
そのなかで、多くの部首が生まれ、消えていった。
所属する部首を移動したり、部首が分からなくなってしまったものも多い。
漢字を分解してみると、その合理性と矛盾がはじめて見えてくる。
50の部首ごとにたどる楽しい漢字エッセイ。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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漢字をただ覚えるのではなくその成り立ち、や意味などを知りたいときはやはり部首が一番良いでしょうそんなときに漢字をただ覚えるのではなくその成り立ち、や意味などを知りたいときはやはり部首が一番良いでしょうそんなときにこの一冊は適材でしょう。
普段使っている漢字の部首がこれでもかというぐらい分かりやすく書かれている。そして具体的に。
漢字をなにか違う角度で勉強をしたいと思ったときに、そうだ部首だ!ともったときになにかためになる本はないかと思っていた時に出会った。
部首だけ書かれているなんてそれだけでもすごいと思う。何だか興奮するは(変な言い方だけど)
さて、実際購入、そして読み始めると、何となんと!最初はわれながら随分とマニアックな本を購入したなと思ったけど、読んで行くうちにいやいや、なんておもしろい!!!
具体的に部首の成り立ち、歴史、意味や、部首によって漢字が如何によく分けられることが出来る。この部首もあの部首も。そうかそうか。
さすがに『部首のはなし 漢字を解剖する』とサブタイトルに"漢字を解剖する"とあるぐらい部首を具体的に解読することによって本当に漢字を解剖しているような
感覚までになった。
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本屋さんにならんでいたのですぐに購入しました。
漢和辞典で、部首で探すのに苦労していたからです。
最近の漢和辞典では、配置していない部首の項に、どの部首に配置しているかの索引を最初に記載しているものもあり助かっています。
部首ごとに詳しい話が書かれているので、漢字の専門家でないものにとっては参考になります。
ps.
最近は辞書を引かない人が多いかもしれません。
あるいは、コンピュータでいろいろ検索できるので、漢和辞書の使いづらさには興味がない人も多いかもしれません。
今昔文字鏡があれば、必要な文字が、部首からだけでなく、それよりももっと小さい漢字の一部から検索できます。
部首のはなしに、今昔文字鏡の説明があるともっとよかったかもしれません。
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50の部首を取り上げて漢字にまつわる豆知識をまとめた、楽しく読めるエッセイです。
高島俊男や呉智英のエッセイと同じように、おもしろくてためになる本です。
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漢字が誕生して三千年、漢字の字体はさまざまに変化していった。そのなかで、多くの部首が生まれ、消えていった。所属する部首を移動したり、部首が分からなくなってしまったものも多い。漢字を分解してみると、その合理性と矛盾がはじめて見えてくる。50の部首ごとにたどる楽しい漢字エッセイ。
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漢字の部首の勉強ため読みました。
部首の成り立ちや中国語の知識などが混ぜ合わせて非常に面白い内容でした。
ちなみにここでてきた。
戴绿帽子 はそのまま訳すと「緑の帽子を被る」だけど、実際は「妻が浮気する、不倫する」という意味が印象的でした。