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紙の本
アメリカ陪審制度の光と影
2002/07/24 09:20
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投稿者:オオトリさま - この投稿者のレビュー一覧を見る
肺癌で夫を亡くした女性が、肺癌の原因は長年にわたる喫煙にありとして、その責任を問う裁判をタバコ会社を相手に起こした。結果によっては各地で同様の裁判が頻発するおそれがある。原告側、被告側、双方の陪審員への働きかけが水面下展開される。そんな中、選任手続きを巧みにすりぬけ、陪審員の中にまんまともぐり込んだ男がいる。この男の狙いは?
日本でもTVシリーズや映画などでアメリカの裁判のスタイルはなんとなく知っている。
多くは上等のスーツを着たハンサム・美人弁護士が正義の味方で圧倒的な不利な状況から多額の賠償金をもぎとるサクセスストーリーが多い。
しかし、この本を読んでびっくりした。「陪審コンサルタント」などという日本では理解しがたい職業が存在し、ある意味では弁護士はたんなる俳優にしかすぎないのではないかという気がしてくる。
アメリカで話題のタバコ裁判を取り上げ、知られざる陪審制度の実態を暴くサスペンス。
裁判物の映画やTVシリーズを見る目が変わります。