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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.12
  • 出版社: 小学館
  • サイズ:20cm/232,6p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-09-840081-2

紙の本

出逢った日本語・50万語 辞書作り三代の軌跡

著者 松井 栄一 (著)

「日本国語大事典」の初版と2版の編集委員を務めた著者が、祖父・簡治の「大日本国語辞典」以来、三代にわたって辞書作りを続けている経緯を描く。辞書の成り立ちや楽しみなどをエッ...

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出逢った日本語・50万語 辞書作り三代の軌跡

税込 1,980 18pt

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商品説明

「日本国語大事典」の初版と2版の編集委員を務めた著者が、祖父・簡治の「大日本国語辞典」以来、三代にわたって辞書作りを続けている経緯を描く。辞書の成り立ちや楽しみなどをエッセイ風に綴る。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

松井 栄一

略歴
〈松井栄一〉1926年東京都生まれ。東京大学文学部国文学科卒業。「日本国語大辞典」編集委員(代表)。山梨大学教授、東京成徳大学教授を歴任し、第2版編集に専念。著書に「国語辞典にない言葉」等。

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評価内訳

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紙の本

100年を超える辞書作りの奇跡!!

2002/12/03 20:46

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:郵便的確信 - この投稿者のレビュー一覧を見る

『大日本国語辞典』(松井簡治)といえば、『言海』(大槻文彦)とともに、近代の国語辞典の祖として、双璧を成すともいわれている。

『言海』は、文法の規範を示し、見出し語を五十音順に配列したのはもとより、それぞれの語について、ことばの単なる言い替えではなく語源にまで踏み込んだ説明をむねとした。それまでの節用集などの「字引き」からは大きく飛躍した近代国語辞典の嚆矢とされている。

それに対し、文法や語釈の工夫もさることながら、加えて実例を多く示し、あくまでも、その例に基づいて記述するという実証的なスタイルの国語辞典として、戦後の一時期まで国語・国文学者必携の辞書といわれたのが『大日本国語辞典』である。

その『大日本国語辞典』を作ったのが、著者の祖父・松井簡治である。簡治は国文だけではなく、漢学の素養があり、さらに英語にも通じていたので、当時刊行されはじめた『オクスフォード英語辞典』(OED)を目の当たりにした可能性がある。

『言海』が完成した翌年、明治25年(1892)に、日本にも用例を中心にした本格的な国語辞典が必要との思いを強くし、国語辞典の編纂を決意して、資料の採集にとりかかることになる。新しもの好きでもあった簡治は、実用化し始めたばかりの自転車に乗って古本屋廻りをしたという。

辞典作りに生涯を捧げた祖父・簡治は、あまり多くを語らず、いくつかの雑誌に書いた論文などが知られているだけである。孫にあたる本書の著者・松井栄一氏は、祖父の身近にいた少年時代の記憶をたよりに、簡治の実像に迫っている。なかでも埋もれていた談話筆記を掲載した意義は大きい。

敗戦直後に祖父が亡くなった後、『大日本国語辞典』の増補訂正作業を引き継いだのは父の驥(き)だった。父は、東京帝大の法学部を出たあと、役所勤めや弁護士やジャーナリストの仕事などを転々としながらも、俳句を研究したり自ら実作したりという多才の人だった。しかし、祖父の仕事の手伝いを忘れることは片時もなかった。本書には、晩年は辞書作りに専念し、増補訂正版を刊行することを夢見ていた驥の、俳句の実作や、俳句とオノマトペについて論じた遺稿なども紹介されていて興味深い。

父は昭和28年に59歳という若さで亡くなり、8万枚に上る増補訂正カードが残された。一方、著者は国語科の教師の職を選びその道を進むことになったが、転機は昭和35年に訪れた。小学館から声がかかり、このカードを生かして辞典を出せないかとの相談を受けたことは、その後著者が『日本国語大辞典』に深くかかわる契機となった。

以降、初版から第2版にいたる辞書作りのありさまが克明に描かれ、初版をめぐる論争から、第2版で成長した部分の分析、今後の課題にまで筆を進める。本書は、単に、『日本国語大辞典』の物語という枠を超えて、辞典編纂という事業を後世に伝える意味で、貴重な記録ともなった。辞典を愛し、日本語を大切にしたいと考えている全ての人に読んでもらいたい書である。

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2006/10/06 03:52

投稿元:ブクログ

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