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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.7
  • 出版社: 集英社
  • サイズ:20cm/301p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-08-775291-5

紙の本

翼はいつまでも

著者 川上 健一 (著)

【坪田譲治文学賞(第17回)】60年代、東北の田舎町。野球部の球拾いに明け暮れていたぼくは、ある夜、運命の曲と出会う。ビートルズのくれた勇気を胸に、大人の男になろうと自転...

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翼はいつまでも

税込 1,760 16pt

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商品説明

【坪田譲治文学賞(第17回)】60年代、東北の田舎町。野球部の球拾いに明け暮れていたぼくは、ある夜、運命の曲と出会う。ビートルズのくれた勇気を胸に、大人の男になろうと自転車でひとり旅に出る。11年ぶりの作品となる書き下ろし。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

川上 健一

略歴
〈川上健一〉1949年青森県生まれ。県立十和田工業高校卒業。77年第28回小説現代新人賞を受賞し、作家デビュー。著書に「雨鱒の川」「女神がくれた八秒」など。

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みんなのレビュー30件

みんなの評価4.5

評価内訳

紙の本

素敵な小説に、心から感動しました

2004/04/09 17:05

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風(KAZE) - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本を読み始めて、何度も目頭が熱くなりました。
ビートルズの歌によって、それまでのもやもやが吹っ切れたぼくの
忘れられない中学生活を描いたこの話に、心から感動しました。
ある場面では「頑張れぇー!」と応援してたし、ある場面では
しんとした気持ちにさせられ、ラストではもう……。

読むのがこんなに楽しくて、読みながらこんなに清々しい
気持ちになることができて、読み終えて
「ああ、素敵な小説を読んだなあ」と思えたこと、
そんなにないです。

大人になる第一歩を踏み出した中学生のぼくの
心の揺れと解放感が、みずみずしい筆致で描かれていて、
とても素晴らしかったです。
元気を分けてもらったって、そんな気持ちにもなりました。

この小説のことを思い返すと……
あのシーンこのシーンと余韻がさざ波めいてきます。

川上健一さんの『翼はいつまでも』。
本好き、読書好きの誰かれに「これ、とってもいいよっ!」と
お薦めしたくなります。

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紙の本

夏の十和田湖は爽やかな感動で満ちあふれていた

2002/03/05 00:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かいらぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 既にいくつかの素晴らしい書評があるが、書かずにはいられない!評価(★マーク)は五つ星が最高だけど、★★★★★★をつけたい!
 あらすじは他にもある通り、14歳の「ボク」つまり神山君がある日聞いたビートルズのプリーズ・プリーズ・ミーに勇気を与えられ、中学校の野球部のいざこざや初恋を通して大人になっていく物語だ。こう書いてしまうと何とも「クサイ」のであるが、読んでみればそんな臭いは笑いと涙の洪水に押し流され、そして最後にさわやかな暖かさが残る、そんな物語だ。
 少年時代、あなたは「へっぺ」(セックス)に関心を持ち、想像を膨らませたことはありませんでしたか? 神山君もそんな少年だったが、ついには「へっぺ」をしに一人、夏の十和田湖へと行ったのだ。しかし、「へっぺ」を忘れさせてしまう意外な展開がそこで待ち受けていた。
 少年時代にだれもが持っていた心を手に取るようにわかる巧みな表現で読者を引き込み、夏の十和田湖に誘う。少年に戻って、夏の十和田湖で喜び、感動し、三沢駅で思いっきり泣いてみませんか?
 久しぶりにビートルズのCDを引っぱり出して、プリーズ・プリーズ・ミーを聞き、もらった翼を羽ばたかせてみました。

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紙の本

『本の雑誌』で2001年ベスト1に選ばれて話題の1冊。本サイトでは、読ん太さんがはやばやと紹介済み。10代前半の少年の思いと行動が生き生きと綴られた涙ポロポロ本。

2002/01/10 11:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ(JPIC読書アドバイザー) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 年末には、いろいろな雑誌や新聞にその年出された本の総評が出るので楽しみ。柔軟な感性もしくは偏った感性を持つ様々な有識者が選んだ本と、自分が読んでいた本との評価を比べたり、情報がなく読んでいなかった本などをチェックしてみたりする。皆さんも、同じ?

 ブックス安藤でも取り扱っている『本の雑誌』は以前知り合いが寄稿していたが、コアなミニコミ誌という印象をもっていた。自分は門外漢だなと思っていたけれど、この本をきっかけに噂のサイトに寄ってみたら面白いページだった。で、その『本の雑誌』が選んだベスト1が本書だという情報を新聞でキャッチしたとき、すぐに以前読ませていただいた読ん太さんのレビューを思い出した。それを見て、読もうかどうしようか迷い保留していたのだ。私は、このサイトの読者書評をとても当てにしている。

 小学生や中学年ぐらいの男の子の気持ちが書かれた本が好きだ。坪田譲治文学賞に輝く笹山久三さんの『四万十川あつよしの夏』や、同じ賞を取った阿部夏丸さんの『泣けない魚たち』に『オグリの子』、大林宣彦監督がよく映画化する山中恒さんの作品(この作家はベストセラー『少年H』の間違いを告発し続けている)、河合雅雄さんのエッセイ『少年動物誌』など、良かったと思い浮かべる本がいっぱいある。
 ちなみに女の子なら、氷室冴子さんの『いもうと物語』がよかった。北海道版ちびまる子という感じ。

 読み終えた今、冷静になって考えてみると、そういった既読の本に比べ、この小説は少年の学校生活と校外生活が網羅され十二分に書かれていて、「ちょっと何から何まで調子よくてんこ盛りにされすぎ」という気がしないでもない。しかし、それと同じ考えがチラとよぎった終盤には、もう既に涙ポロポロ。もぐりこんでいた毛布でそれをさんざん拭ったあとだったので、いつまでもツボを刺激され続けるマッサージのように、快く身を任せていた。つまりそういう本なのである。

 それで終わってしまうと余りに自己完結しすぎなので、内容に具体的に踏み込む。1949年生まれ、青森県十和田出身の作家の自伝的青春小説なんだと思う。中学2年から3年までの出来事が書かれている。
 主人公の「ぼく」が所属する野球部が、先生たちのご都合主義の一方的押し付けによってかき混ぜられたことに対する、理由ある反抗。ぼくが米軍放送(きっとFEN)でシビれたビートルズを皆に広め、共に熱中した時間。ひと夏に処女を失うナンバー1の国立公園が十和田だという友だちの話を聞いて、へっぺ(セックスの方言)を体験したいと願って単身湖畔に野宿に赴く顛末。顔に傷のある多恵という転校生について知った悲しい秘密。そういったものが、こまかな心の揺れみたいなことまで丁寧に描かれている。
 涙だけでなく、「プリーズ・プリーズ・ミー」を「お願い・お願い・わたし」と訳している主人公のセンスだけでも楽しく好ましい気持ちを抱けると思うけれど、まあとにかく泣いたり笑ったりと忙しい本なのである。
 健康上の事情から長く筆を絶っていた著者が、さらに新たなる作品を書いてくれると素敵だなと思う。

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紙の本

あざといのではなく、これが王道というものだ

2001/12/18 01:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:raba - この投稿者のレビュー一覧を見る

 少年小説である。ビートルズとの出会い、野球への情熱、そして初恋。新しさは全くない。が、読書中には泣いて、笑って、最後には暖かい気持ちになれる、そんな本だ。
 友人に勧めたところ、あざといと言われた。私はこう言い返してやった。あざといのではなく、これが王道というものだ。是非、素直な気持ちで読んで欲しい。

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紙の本

あなたの翼はしおれていませんか?

2001/09/15 23:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読ん太 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 主人公の神山君は冴えない野球部員の中学二年生。ある晩、ラジオでビートルズを知ってからビートルズの『お願い・お願い・私(プリーズ・プリーズ・ミー)』が、「おい、お前勇気を出せよ。」「今やらなくてどうするんだよ。」という神の声に代わるテーマソングとなった。
 頭の中でビートルズをガンガン響かせながらの神山君やその仲間達の青春小説は、涙あり、笑いあり、恋あり、別れあり、友情あり、スポ根あり…の三拍子も四拍子も揃った心温まる一冊。全編一気読みといった感じだが、特に神山君が単独で十和田湖にキャンプをしに行く章は最高だ。当初の目的であった「へっぺをしに行く」が意外な方向へ変わっていく様子は、笑いと感動の嵐。

 あらすじはこの辺にしておこうと思う。とにかく最高によかった。自分のしおれかけた翼をブンブンと2、3度羽ばたかせて生き返ったような感じ。

 あっ、そうだ。「へっぺ」ってわかります? これは東北地方の方言のようなのだが、セックスのことです。神山君が「へっぺ」のなんたるやを調べるために、辞書で隠語を調べまくる場面も笑いが止まらなかった。そして、「十和田湖では女性がへっぺをしたくなる」という情報を仕入れて十和田湖キャンプへと出発するのです。

 もうこれ以上は言いたいけれど言わない。読んで!! プリーズ・プリーズ…♪♪

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2005/10/02 00:43

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2005/10/21 19:15

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