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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.11
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: ブルー・バックス
  • サイズ:18cm/358p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-257535-3
新書

紙の本

背信の科学者たち 論文捏造、データ改ざんはなぜ繰り返されるのか (ブルーバックス)

著者 ウイリアム・ブロード (著),ニコラス・ウェイド (著),牧野 賢治 (訳)

誠実で「真理の探究者」と尊敬されている科学者による不正が後を絶たない。なぜ、彼らは不正行為に手を染めるのか? ガリレオ、ニュートンなど大科学者から詐欺師まがいの研究者まで...

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背信の科学者たち 論文捏造、データ改ざんはなぜ繰り返されるのか (ブルーバックス)

税込 1,254 11pt

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商品説明

誠実で「真理の探究者」と尊敬されている科学者による不正が後を絶たない。なぜ、彼らは不正行為に手を染めるのか? ガリレオ、ニュートンなど大科学者から詐欺師まがいの研究者まで、豊富な事例を通じて科学の本質に迫る。〔化学同人 1988年刊の改訂〕【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ウイリアム・ブロード

略歴
〈ウイリアム・ブロード〉米科学誌『サイエンス』の記者として活躍。ピューリツァー賞ジャーナリズム部門を2回受賞。
〈ニコラス・ウェイド〉英科学誌『ネイチャー』の科学記者を経て、『ニューヨーク・タイムズ』の科学記者。

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評価内訳

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紙の本

科学活動の理想と現実を認識させた力作。

2010/03/15 16:17

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 科学研究の不正行為を初めて真正面から取りあげて書かれた書物の一つである。原著の出版は1983と、もう随分昔になってしまったが、今でも高い評価を下してもよい、本質をついた内容であり、数あるブルーバックスの中でも古典になりそうな一冊だと思う。
 1988に化学同人から出版された全訳の、本書は改訂版。出版から25年以上たったので、それ以後日本も含めてまたあらたな事例も発生し、状況も変化した。そのため訳者が30ページ以上の補足・解説をつけている。
 
 論文の改竄・捏造の事例を多数紹介しながら、普遍的な問題を提起していく。著者らはサイエンス、ネーチャーといった科学誌の記者でもあったが、著書中にはこういった一流紙と言われるものですらシステム的に捏造を見いだせないことを指摘する部分も多くある。自らの職場にも厳しく、問題を提起した力作であると思う。
 
 ガリレオやメンデルにまで遡っての、古典的なデータの改竄や不正の事例も多く紹介されている。メンデルやミリカンが仮説に合うようにデータを曲げてしまったことは、もちろん「良い行動」ということはできない。しかし、それをしたからこそ注目を集め(それでもメンデルは再発見されるまで埋もれていたのだが)知識を一歩進めることができたという一面も無視はできない気がする。追試をして確証を少しずつ蓄積していく時間と努力があれば、間違った仮説は淘汰されていくだろう。現代の科学の問題点の一つは、その時間と努力を待つ余裕がない、拡大し続けなければいけないという社会的な強迫観念のようなものすら感じてしまう状況にもあるのではないだろうか。

 最終章に述べられている総括的な著者の言葉は、今でも耳に辛辣である。曰く:
「ボスに率いられる論文工場のような組織では、真理のためよりも個人的な栄光のために研究を行う傾向が強い。それはまた、研究結果を評価するための正常な仕組みに悪い影響を与える。P301」
「科学はプラグマティックだが、科学者は他の人たちと同様、レトリックやプロパガンダといった説得には弱いのである。P302」

 著者らは、硬直した科学観を放棄せよ、と提言する。科学は1)社会的なもの、
2)歴史的なもの、そして3)人間の合理的思考の文化的な一つの表現であるという認識である。科学は論理的であり、非イデオロギー的であると、3)ばかりが強調されすぎたことに問題があった、という指摘はかなりうなずける。
 論理的で、イデオロギーに左右されない、という理想の姿を追うのは決して悪いことではない。しかし、現実で科学を動かしている1)や2)の力をないがしろにするのもいけない、ということであろうか。科学も「汝自身を知れ」というなのだろう。(こうして古典の言葉の価値の再発見をまたしてしまった。)

 科学研究に携わる人、これから携わりたいと思う方には、研究活動の場所を自覚するためにも読むことをお進めしたい。現状にがっくりきて意欲を喪失するかもしれないが、人間社会である限り、これが研究以外の世界にもあたりまえに存在する状況であると考え、真正面から科学の本性を見つめて、それでも、と真実を追いかけて欲しいと心から思う。
 

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紙の本

野口英世が気になる

2006/12/13 20:42

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:k-kana - この投稿者のレビュー一覧を見る

先年60歳で亡くなった、古生物学者のスティーブン・グールドに『人間の測りまちがい』という著書がある。科学的な独断に基づいて導出された理論を、その偏見の衣をはぎ取って、あからさまに提示している。そのひとつが、頭蓋骨の容積が知能の程度に比例する、というものだ。
サミュエル・モートンはアメリカの科学者。1830年当時、さまざまな人種の頭蓋骨を1000個以上も収集し、ひとつ一つの容積を計算し、知能の尺度として並べ直した。この方法では、人種の序列は白人を上位にして黒人が下位になる。白人の中では、西ヨーロッパ人がユダヤ人の上位にある。まさに当時の人種的偏見と正確に一致する。
グールドは、このモートンのデータを再計算し、すべての人種がほぼ同じ頭蓋骨容積をもつことを証明した。モートンが客観的に検証していれば、頭蓋骨の大きさは身体の大きさに比例していることがわかったはずだと言う。モートンは、無意識にも人種的偏見に惑わされ、欲しいと思う結果を得るためにデータをごまかしていたのだ。
本書『背信の科学者たち』では、このような科学研究における不正行為——捏造、改ざん、盗用について数々の事例を挙げ、その背景に言及している。近年このような不正行為は、旧石器発掘の捏造事件とか、韓国ソウル大学を舞台にしたヒトクローン胚によるES細胞捏造事件など枚挙にいとまがない。出版社の惹句ではないが、本書が緊急出版される所以だ。
不正行為(ミスコンダクトとも言う)はなぜ起きるのか。原因には、科学の世界で大きな力を発揮していた自己修正機能が失われつつあることかもしれない。かつては「科学における欺瞞は非常にまれであり、たとえそのようなことがあっても、”自己修正的に機能するシステムの下で”必ず看破される」と言われたものだ。
自己修正機能とは、①ピア・レビュー、②審査制度、③追試の3つだ。ピア・レビューとは、専門家仲間による審査であり、客観性が十分に保たれていれば有効な制度である。しかし、パソコンの活用や、テーマの細分化などもあって、いまや膨大な数の論文が発行されている。審査員が十分に目を光らせることができなくなった。それに科学者個人の倫理の側面も重い。
【蛇足】野口英世のケースが気になる。死後約50年に彼の業績の総括的評価が行われたが、ほとんどの研究が価値を失っていたという。権威ある研究所のエリートであったために、厳密な審査から免れていたというのだ。真実はどうなのか?あの小泉元首相のはしゃぎぶりは何だったのか。
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2007/07/23 02:04

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2010/01/03 10:52

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