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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 115件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:1989/04/03
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文芸文庫
  • サイズ:16cm/453p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-196042-3

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文庫

紙の本

桜の森の満開の下 (講談社文芸文庫)

著者 坂口 安吾 (著)

なぜ、それが“物語・歴史”だったのだろうか――。おのれの胸にある磊塊を、全き孤独の奥底で果然と破砕し、みずからがみずから火をおこし、みずからの光を掲げる。人生的・文学的苦...

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桜の森の満開の下 (講談社文芸文庫)

税込 1,540 14pt

桜の森の満開の下

税込 1,463 13pt

桜の森の満開の下

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商品説明

なぜ、それが“物語・歴史”だったのだろうか――。おのれの胸にある磊塊を、全き孤独の奥底で果然と破砕し、みずからがみずから火をおこし、みずからの光を掲げる。人生的・文学的苦闘の中から、凛然として屹立する“大いなる野性”坂口安吾の“物語・歴史小説世界”。【商品解説】

目次

  • ●桜の森の満開の下
  • ●梟雄
  • ●花咲ける石

収録作品一覧

小さな部屋 7-32
禅僧 33-48
閑山 49-62

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書店員レビュー

MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店

文庫書評

MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店さん

放映中の大河ドラマ『軍師官兵衛』の予備知識収集のため、黒田官兵衛の生涯を描いた収録作『二流の人』を目当てに再読した次第です。
坂口安吾の描く群雄たちは、自分の命をチップ代わりに嬉々として国盗りゲームに興じる怪物ぶりがいずれも奮っており、太閤秀吉、関白秀次、不遇時代の一弱小侯家康ら脇役の人間味がかがやいて、これでもかと胸をうつドラマの連なりになっています。英雄譚として完璧です。
とはいえ、頁を開く以上、表題作の他『夜長姫と耳男』『紫大納言』といった無辜の民の恋愛を題材にした作品の残酷なまでの美しさを読まずには通れませんし、一番のお薦めは古代政治小説『道鏡』です。桜の時期を待つのにこの上ない、絢爛な1冊だと思います。

みんなのレビュー115件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

女の美しさと狂気とそれに翻弄される男

2009/08/29 16:20

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:桔梗 - この投稿者のレビュー一覧を見る

表題作の「桜の森の満開の下」と「紫大納言」「夜長姫と耳男」がよかった

「桜の森の満開の下」と「夜長姫と耳男」はともに 残酷さを併せ持つ美しい女とそれに惹かれ狂っていく男の話
狂ったように咲き儚く散る桜と 女の狂気と 壊れていく男の一途な想いとが重なり合って 
思い浮かぶ情景の美しさにクラクラする

男ってもんは 恋する女性の無邪気な笑顔を見るためなら
何でもしてしまうものなんでしょうか


「紫大納言」は美しく切ないお伽話
月の姫君の笛を落とし困っている天女に恋をする 笛を拾った男の話
どうしても天女をその手に抱きたいと恋焦がれる男は 笛を返さず 襲われた盗賊に渡してしまう
嘆き悲しむ天女に触れたとて 心まで手に入れられなければ意味がないことに気が付く男 
いくら乞うたところで想いは…
だんだん切羽詰っていく男の想いに 読んでて胸が苦しくなる


使われる言葉が 文章が とても美しい
美しさと狂気とが渾然一体となったこの雰囲気が何とも言えず 心に残る本

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紙の本

満開の桜がすべてを飲み込む

2006/03/24 01:21

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:永遠のかけら - この投稿者のレビュー一覧を見る

古事記の木花之佐久夜毘売に匹敵するくらい、桜に神秘的な雰囲気を与え、美しさ、不条理、そして死を連想させる作品。
怖い女と、そんな女に惚れてどんどん壊れていく男。
愛だって一筋縄ではいかないのが、安吾流。
怖いけれど美しく、ついつい読み返してしまう。
読めばきっと、桜がもっと好きになる。

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紙の本

桜の森は恐ろしい

2004/12/28 15:17

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供の頃、暗いのが怖かった。この世の中に、ひとりぼっちになってしまったような気がして、急に心細くなった。『桜の森の満開の下』は、子供の頃に味わった暗闇の恐怖を思い出させた。

あたり一面桜の花、花、花。見上げても、見回しても、地面を見ても、目に入るのは際限なく続く桜の木々。この森を通る旅人はみな気が触れてしまうのだという。わかるような気がする。音もなく降り続ける桜の花びらに、いつか自分も埋め尽くされて、消えてなくなってしまうのではないかと思うのに違いない。出口の見えない暗闇の中と、出口の見えない桜づくしの森の中。明暗の違いこそあれ、恐ろしいことには違いない。

桃源郷かと思った場所が、実は地獄よりも恐ろしい場所だった。帰りたいのに帰れない。元には戻れない。そんな男の葛藤と恐怖はエンディングに向かってクライマックスを迎えていく。

御伽噺を装ったかのような猟奇的物語ではあるが、現実社会に通じるところがあるのではなかろうか。憧れが現実になった時、手に届かないと思っていたものや事を手にすることができた時、人間は更に「もっと」という欲望に駆られるのではないだろうか。引き返したくても引き返せない状況に自らを追い込んでいくのではないだろうか。

これはそんな男と女の物語である。引き返せない。桜の森は何もなかったかのように、春になれば繰り返し繰り返し咲き続ける。人の世も、そうして繰り返し、繰り返し流れていく。

桜の森は恐ろしい。

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