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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 54件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:1999/08/04
  • 出版社: 角川書店
  • サイズ:20cm/333,71p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-04-791320-0

紙の本

脳のなかの幽霊 (角川21世紀叢書)

著者 V.S.ラマチャンドラン (著),サンドラ・ブレイクスリー (著),山下 篤子 (訳)

切断された手足がまだあると感じるスポーツ選手、自分の体の一部を他人のものだと主張する患者、両親を偽者だと主張する青年…。様々な患者の奇妙な症状を手掛かりに、脳の仕組みや働...

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脳のなかの幽霊 (角川21世紀叢書)

税込 2,200 20pt

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商品説明

切断された手足がまだあると感じるスポーツ選手、自分の体の一部を他人のものだと主張する患者、両親を偽者だと主張する青年…。様々な患者の奇妙な症状を手掛かりに、脳の仕組みや働きを考え、人類最大の問題「意識」に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】

切断された手足がまだあると感じる。体の一部を他人のものだと主張する。両親を本人と認めず偽者だと主張する。様々な患者の奇妙な症状を手掛かりに、脳の仕組みや働きについて考える。解説・養老孟司【商品解説】

著者紹介

V.S.ラマチャンドラン

略歴
〈V.S.ラマチャンドラン〉カリフォルニア大学サンディエゴ校の脳認知センターの教授および所長。
〈サンドラ・ブレイクスリー〉『ニューヨーク・タイムズ』のサイエンスライター。

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書店員レビュー

ジュンク堂書店千日前店

自己などで失ったはず...

ジュンク堂書店千日前店さん

自己などで失ったはずの手足が、まだ存在するように感じる症状、幻肢。
「存在しない」手足が自由に動き、時には麻痺し、時には痛みを感じる。
多くの医師が手を焼くこの奇妙な症状が、著者の考案した極めて単純な器具で劇的に改善されることに気づいた―
医師であり神経科学者である著者が、出会った患者の様々な症状を手がかりに、脳の仕組みや働きを解き明かしていく。
実体験に基づいた文章は説得力に満ちており、何よりユーモア混じりの文章は平易で読みやすい。
脳科学に興味はあるけど難しいのはちょっと…というあなたにお勧め。

みんなのレビュー54件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

脳の研究から「人格」「自己」まで考える優れた一般書

2007/03/04 12:30

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 神経疾患の患者に行った実験を中心にした、脳科学研究の一般むけの本。この本の面白さはもうたくさんの書評にもかかれているのでいうまでもないだろう。それになにより、訳者あとがきや解説(養老孟司)がよく本書をとらえている。難しくなりそうな話題をわかりやすく説いていく著者の文章は楽しい。ところどころにあるユーモアや皮肉も楽しめる。科学の一般書にはいたずらに科学の言葉を使って読者を刺激したりあおったりするのもあるが、この本は「科学とは」の真摯な態度の基盤の上にあり、それなのにとても面白い。翻訳者山下さんの訳も手馴れた感じがする。
 脳という複雑なものの研究であるから、最新の科学技術の話ばかりかと思いきや、鏡や綿棒などの簡素な道具でこんな実験ができ、こんな発見ができるのか、という驚かせる。掲載されている図などを使って、読者が自分自身の身体で体感できるというのも楽しい。そして、その結果から、「無意識な活動」や「人格」、「自己」、「神的体験」についてまでも考えさせてしまう。
 失くした手の存在を感じる「幻肢」や動かない半身を見えないものにしてしまう「半側無視」など、神経疾患のさまざまな症状を理解することのためにも、丁寧な説明はわかりやすく、そういう説明を必要としている人たちには役立つだろう。
 面白いこの本の難点を言えば、少々長いことである。面白いのだが、読み疲れ、後半のクオリアの話あたりでは「ゆっくり読み直さねば」と息切れを感じた。
 続いて2005年に出版された「脳の中の幽霊、ふたたび・・」はこの著書の内容を講演向きにまとめ、さらに発展させた内容も織り込んでいる。本書を読んで、私のようにちょっと疲れたが面白かった、という方はこちらも読めばさらに面白いはずである。

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紙の本

自己の転換を迫られる面白くスリリングな著書

2006/01/16 16:52

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nobu_00 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 かつてメルロ=ポンティが「知覚の現象学」において哲学者、生物学者両方から批判されたが、最近の現象学、哲学者はこの成果を無視してはいまいか。心理学者は彼がフロイトの説を根源的にアプローチしているのは知っているのか。そして社会学者はこの成果をどう受け止めているのか。これは専門書にしてはユーモアがあり読みやすく、かつ刺激的な稀見る本である、専門家は垣根を取っ払いまず一読すること。話はそれからだ。メルロ=ポンティの言いたかったことを拡張したら恐らくこうなっていたであろう。本書の題名はA・ケストラーの「機械のなかの幽霊」のパロディであるがオカルトでは決して無い。
 脳梗塞で復帰した経済人類学者で元衆議院議員の栗本慎一郎氏は
この本を参考に鏡箱を作成したことは、知っている人は知ってるがあまり知られていない。
 そもそもこの本、予備知識は必要なくすんなり読めるのが特徴である。専門的なことは巻末の注に押し込めてある。ラマチャンドランという人、東洋的な全体的な発想があり、時におかしく、時に鋭い。
 精神病に偏見のある一般諸氏にはまあ読んでみなさいと勧めるが今までの自分が如何に狭い人間であったかを認識させられることは請け合い。今後の保障まではしませんのであしからず。

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紙の本

こんな平易な研究方法で、これだけの成果をあげられるとは、信じられない

2005/09/25 17:41

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る

神経科学、脳の機能に関する著作であるが、一般の人にもわかり易い語り口で、理科や科学が苦手な人でも面白いと思う。下手な書評より訳者あとがきを引用しよう。「さて本書は、一読していただくとよくわかるのだが、非情におもしろい(本当です)。各章は、著者が臨床で遭遇した神経疾患の患者の奇妙な症状を紹介し、その症状を手がかりに、人間の脳の仕組みや働きを論考していく構成になっている。たとえば、とうに切断された手足がまだあると感じる幻肢、自分の体の一部を人のものだと主張する自己身体否認、近親者を本人と認めず偽物だと主張するカプグラ・シンドロームなどなど。著者は症例の記述だけでなく、仮説を立て、それを立証する為に、患者を対象にした実検を行っている。その実検が実にユニークで、鏡や綿棒といった日常的な道具を使って、あっと驚く結果を出す。読者が実際に体験できる実検も紹介されている。著者が提唱する仮説はどれも興味深い。最終章で、意識、主観的感覚、自己などについての考察や仮説を述べているが、臨床例から出てきたものだけに、示唆に富んでいる」
症例をもとに神経科学に関する著者の研究結果が、素人にも分り易く且つ興味を惹くように、書かれている。あまりに平易にかかれているので、意識の問題について、この程度の研究方法で、これだけの成果をあげられるとは、信じられないくらいである。著者は神経科学に関する一流の科学者であると共に、優れた科学の語り部である。次作も期待したい。

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紙の本

脳梗塞のひと、必読

2001/07/15 17:40

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まみ君 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 脳機能、それをこんなにおもしろおかしく語れる学者がいるなんて。最近、日本でも学者さんの一般向け物語風情報教授本がはやっております。「空飛ぶ寄生虫」「見る脳・描く脳」、養老孟…この人達に共通するのは、、みんな東京大学出身だー…なんてこといいたいんじゃなくて…ようするに情報公開が始まってきたととらえていいでしょう。だから最近の患者さんは物知りで手強いのです。勉強しない医者は必然的に現役引退を迫られるのです。それにしても、このラマチャンドランさん、インド人で、昨今のアメリカの医療業界がアジア人に牛耳られつつあることを知らしめてくれます。DNAの発見者クリック、ソマッテクマーカー理論のダマシオなど脳の最先端をいく科学者はみんな仲間同士なのですね。それにしてもいつだったか、筑紫哲也の高尚な科学番組で(なぜかおかずとして広末涼子が出てた)立花隆がラマチャンドランにインタビューしたときのあの表情、一つ間違ったらインチキ詐欺師だ。でもこんなジョークが通じるほど、明るく「科学」しているのかと思うとなんだかうらやましい限りです。
 あ、それと栗本慎一郎、いるでしょ、もと明治大学教授の、パンツをはいたサルで有名な、その人、脳梗塞になっちゃって、独自でリハビリ法を開発したのだけど、この本を参考にしてます。もし若くして脳梗塞後遺症で苦しんでいる方がおられたら、是非参考にしてください。

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紙の本

西洋科学的思考とアジア的思考の融合

2004/05/20 00:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:frrev - この投稿者のレビュー一覧を見る

盲点にあたる部分を脳が補って背景色と同じ色で埋めてしまうという事実があるのならば,盲点付近で色の変わる縦や横の棒をその辺においてみたらどうなるかやってみよう。
失ったはずの手(ファントムリム)が痛いのなら,鏡を使って手があるかのような錯覚を起こさせてみよう。
何とも豊かな発想で,脳にかかわるさまざまな現象に,アジア的な思考でチャレンジ(遊んでいるようにも思えますが)しているのが実に面白いです。脳関係の本は何冊か読みましたが,ラマチャンドランは最高ですね。
「心理テストの部屋」(2004年3月から4月ころ)でもたびたび引用しています。

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紙の本

自我は幻想?

2000/09/17 22:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:田口善弘 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 我々は自分のことが分かっているのか?自分とは何か?その事自体が不安になるのがこの本。自分の腕の麻痺を「無視」する人々は、過去の記憶さえ都合よく作り替える。そしてそんな複雑な障害が耳に冷水を垂らしただけで一時的に回復する。あるいは、見えてないのにポストに手紙を投函することはできる特別な症例。結局のところ、「自我」とは極めて複雑な情報処理をして外界に応答して行かなくてはいけない人間の大脳が便宜上作り上げた「作り物」ではないのか?と作者は問う。確かに、生き残るだけなら自我は不要だろう。
 個人の自由と責任という基盤なしには成立しない人権とか民主主義を根本から揺るがす提言を含んだ書物。あなたは、この本を読んだ後でも、自分の行動に責任がもてますか?あるいは、「自分」という存在自体にさえ責任がもてるだろうか?科学もついに来るところまできたという感じを強く持った。

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紙の本

知的興味の尽きない脳の世界

2000/09/03 05:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sf - この投稿者のレビュー一覧を見る

 人間の意識、世界の認識とはどうなっているのか。それを、脳に機能障害の発生した事例をもとに分析していく、スリリングな内容です。例外的な処理になっている事例から、人間の認知の処理手順を追いかけるというのは、たいへん分かりやすく説得力がありますね。
 幻の腕を実在するかのように認識して動かせる、手でものを持った感覚がある、と主張する人々。片手が動かないのに、拍手してみせてくれといわれると、ちゃんと手を打ちあわせたと主張する。動かない自分の腕を、これは兄の腕です、と本気で主張する……。そんな“幻肢”とその治療法を中心に、脳の認識する現実と、外部の世界との感覚フィードバックの仕掛けについての分析を行なっています。
 そして、その延長として……。肉親をみても自動的に親愛の感情が励起されないことを、本物の肉親ではないと合理化し確信する、ごく良識ある人。視覚障害をもつ多くのひとが、鮮明な幻影をあたりまえのように見るという現実。電気刺激で特定部位を刺激するだけで、神々を知覚するという事実……など。むしろ脳のなかの神々、脳の中の現実、とでも言いたい内容となっています。
 人間の知覚と認識が、いかに作り上げられていくか。そして、いかに自分、自我というものが一貫性を取り繕っただけの、ごまかしによって成立している存在であるか。一章一章、わくわくします。
 現実がこんなものなら、ちょっとやそっと変わった世界観や概念を出しても、まったく平気な気がして来ますね。認識、意識を利用したSF概念には、まだまだ未開の地が沢山ありそうです。

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紙の本

神経科学でまず初めに読むならこの一冊

2018/05/14 14:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:病身の孤独な読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は世界的に有名な書籍である。ラマチャンドランの研究したラバーハンド錯視や幻視の話題を通して、神経科学や神経心理学の知見の紹介を上手く、かつ独自の視点で描いている。神経科学に興味があるけど、何を読めばよいのかわからない方には、この一冊を読んで神経科学の原点を知るのが最適だと思われる。

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2005/04/23 20:59

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2005/08/27 02:01

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2005/08/27 19:06

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2005/09/30 22:57

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2005/12/25 22:15

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2006/03/03 02:07

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2006/08/27 03:01

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