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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2005/01/20
  • 出版社: 角川書店
  • サイズ:20cm/284p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-04-702129-6

紙の本

古代日本の女帝とキサキ (角川叢書)

著者 遠山 美都男 (著)

古代に女帝が集中して現れ、その後封印されたのはなぜか。カギとなるのがキサキ制度である。推古から称徳までの女性天皇の地位とキサキ制度の変遷を検討し、女帝の史的本質を探る。女...

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古代日本の女帝とキサキ (角川叢書)

税込 2,970 27pt

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商品説明

古代に女帝が集中して現れ、その後封印されたのはなぜか。カギとなるのがキサキ制度である。推古から称徳までの女性天皇の地位とキサキ制度の変遷を検討し、女帝の史的本質を探る。女帝「中継ぎ」論と決別した新たな女帝論。【「TRC MARC」の商品解説】

かつて八名一〇代の女帝が存在したが、以後はなぜ封印されたのか?「女帝は巫女であり、中継ぎに過ぎなかった」という従来の女帝論と訣別し、「キサキ制度」の観点からみた、古代女帝の新しい姿を提示する。【商品解説】

著者紹介

遠山 美都男

略歴
〈遠山美都男〉昭和32年東京都生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程中退。学習院大学、日本大学非常勤講師。専攻は日本古代史。著書に「卑弥呼誕生」「天皇と日本の起源」など。

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みんなのレビュー1件

みんなの評価4.0

評価内訳

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紙の本

意外性がないっていうことで、マイナス。でも古代日本が良く分かると言う点で、プラス。でもって、女帝と皇后の混乱でマイナス。結局★四つ

2005/03/27 21:58

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

さてさて、著者の言がどうあれ、この本は現在の女帝を巡る皇室典範改訂の動きを背景にした便乗本であることは、間違いない。ただし、この本などはそのピンのほう。といって、間違ってはいけない。紹介には「画期的な女帝論」とあるけれど、その論旨は衝撃的でも異常でもなく、至極まっとうなものなのだ。

カバー写真 真野満「豊浦宮殿(崇峻五年十二月 推古天皇豊浦宮に即位す)」。その写真上に配された「HINC OMNE PRINCIPIVM」はラテン語で「すべてはここから始まる」という意味。

目次を写せば、序章「女帝とキサキへの眼差し 『日本書紀』が描いたキサキの歴史」、第一章「キサキから大王へ 豊御食炊屋姫(推古天皇)」、第二章「王位と王権の分割 宝皇女(皇極天皇)」、第三章「女帝が構想した王権と 宝皇女(斉明天皇)」、第四章「女帝にならなかったキサキたち 穴穂部間人皇女・間人皇女・倭姫王」。

第五章「母と呼ばれた女帝 ?野讃良皇女(持統天皇)」、第六章「新しい女帝の誕生 阿閇皇女(元明天皇)・氷高内親王(元正天皇)」、第七章「キサキ制度の変質と転換 藤原安宿媛(光明皇后)」、第八章「「不婚」の女帝の光と影 阿倍内親王(孝謙・称徳天皇)」、終章「古代女帝の終焉とキサキ制度のゆくえ 」、あとがき、参考文献、年表。

遠山のいう皇后の権限とは
1.天皇を補佐し、その限りにおいて天皇権力を分掌する
2.(1.の経験と実績をもとに)天皇候補の皇子たちを母親の立場から教え導く
3.天皇の正統な後継者(皇太子)を生む
4.(3.の立場をふまえて)その皇太子を母の立場から教え導く
であり、それがどのように変化していったかを時代別に明らかにする。

ちなみに、キサキとは天皇の正式な配偶者ただ一人を指して呼び、一夫多妻が常識であった古代においても、大王・天皇の複数いた配偶者のうち、たった一人の女性をキサキと称した。それ以外の大王・天皇の妻はミメと呼ばれ、キサキは皇后と表記される。

ここで一言、遠藤が「大王・天皇の妻はミメ」という一方で、皇太子妃である雅子さんをミメというのは矛盾というか、間違いではないかと思うのだがどうだろう。そういうおかしな部分は他にも出てくる。たとえば、タイトルにある「女帝」だが、これは「女性の天皇」ではないだろうか。大体、天皇に性別があること自体がおかしい、所詮役職でしょ。

さらにいえば、遠山は「皇后の権限」を四つあげるが、これは女性天皇の権限の間違いではないか。大体、この本自体が皇后の権限を論じる本ではなく、天皇となった女性、その権限を論じるはずなのに、いつしか皇后論になっている気がするのだが。

本文で、女性天皇の権限の変遷を述べたのに、まとめが皇后論では、腰砕けだろう。無論、本文を読めば、女性天皇が決して次の天皇へのリリーフとして登場し、殆ど仕事をしなかった、ということはなく、むしろ逝去した天皇に代わって即位し、新たな天皇として君臨、権力を振るい政治経済を左右した、それが僅か一世紀の間に、変わらずを得なくなる。その結果として「不婚」の女性天皇の登場となるけれど、あくまである決まった定義があって女性天皇が登場したというよりは、天皇となった女性を調べた結果として、その定義が変わっていった、というものだろう。

大体、権力闘争と乱れた男女関係に明け暮れた古代の皇室に、現代のようなガチガチの典範があった、とみるのが時代錯誤ではないか。所詮、一家族の家訓程度と見るのが妥当で、そうであればもっと柔軟に考えた方がいい。そして、遠山が本文で描く女性天皇の変遷も、まさに場当たり的なものなのだ。それが極めてわかり易く描かれている。カジュアルでしかもゴシップに終らない女性天皇の歴史としては十分以上のもの。女帝論というより古代史の副本として読んでも楽しめる。

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