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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.3
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波新書 新赤版
  • サイズ:18cm/243p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-430662-0
新書

紙の本

中国文章家列伝 (岩波新書 新赤版)

著者 井波 律子 (著)

中国文章家列伝 (岩波新書 新赤版)

税込 880 8pt

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

中国文学入門者にオススメ

2007/06/20 20:16

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さと - この投稿者のレビュー一覧を見る

 まずは内容要旨を述べたい。本書では、前漢から清代に至る二千年を超える中国文学史の流れの中から「文章家」を十人選び出し、三章に分けて、彼らに纏わるエピソードとその作品を完結に論ずる。第一章「危機を生きた文人」では、宮刑の屈辱に耐え発憤して、トータルな歴史書『史記』を著した司馬遷を筆頭に、「建安七子」の一人孔融、「竹林の七賢」の一人ケイ康(※変換出来ないのでご容赦頂きたい)、『顔氏家訓』を書き残した顔之推を論じ、第二章「快楽を求める文人」では、いかなる状況においても自らの生を楽しみ、書くこともまた快楽の一種であった三人、蘇東坡、楊維楨、鄭板橋を、そして第三章「物語世界の創造者」では、詩人にして、自らの恋愛体験をもとにした短編小説『鶯鶯伝』の作者元シン(※)、長篇戯曲『牡丹亭還魂記』を著した「中国のシェイクスピア」とも称される湯顕祖、白話長篇小説『儒林外史』を現した呉敬梓。以上、司馬遷から呉敬梓まで十人の文章家たちの、どこか癖のある生き様を、滔々と謳いあげる。
 評者が本書を読んだのは高校三年生のときであった。当時まったく中国文学に明るくなかったのだが(無論、今もまだまだ勉強中である)井波先生のやわらかな文章のおかげで、難なく読むことが出来た。一人一人のページがそれほど長くないのも関係しているかもしれない。ぜひ、中国文学をこれから学ぼうと思っている方に本書をおすすめしたい。もちろん、中国文学を学んだ方にも。きっと興味がそそられる文章家がいるに違いない。本書で紹介されている文章家たちは、一癖も二癖もあるツワモノ揃いなのだから。

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紙の本

日本経済新聞2000/4/16朝刊

2000/10/21 00:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:武田 雅哉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 いなみ・りつこ 44年生まれ。京大文学部卒。国際日本文化研究センター教授。専攻は中国文学。著書に『三国志演義』『中国的大快楽主義』など。
 本書で紹介されている「文章家」は、全部で十人。全体を「危機を生きた文人」「快楽を求める文人」「物語世界の創造者」の三章に分けて、ほぼ時代順にかれらを配列している。
 十人のなかには、司馬遷や蘇東坡のようにおなじみの名前もあるだろうし、名前は聞いたことがあるけれど、よく知らない人物、あるいはまったく聞いたことのない名前もあるかもしれない。だが、中国文学史の世界では、いずれも重要な人物たちである。
 たとえば、「物語世界の創造者」の一人に挙げられる明代の演劇作者、湯顕祖(とうけんそ)。中国のシェイクスピアとも称され、いまならさしずめホラーともいえるような恋愛ドラマの傑作『牡丹亭還魂記』を残して文学史に名をとどめた湯は、文壇・官界のあらゆる権威に反抗し、悪徳役人を弾劾した上奏文を書いたことがあだとなって、左遷されてしまう。
 彼はまた、表現が複雑なために歌いにくいとされたみずからの戯曲を書きかえることを断固として拒否し、「私が表現したいと思う趣旨を伝えるためには、世の人々の喉(のど)がひんまがっても、いっこうにかまわない」とまで宣言したという。
 まず対象にする人物を決めると、その作品を全て読み、資料をあさり、そのうえで、まるで友人の想い出話でも綴るように滔々(とうとう)と書き進める。これは氏の著書すべてに通じる手法だ。
 なによりも、著者が描きあげるかれらは、東方の島国がよろず習うべきであるとした中華の聖人君子ではなく、みんながそろいもそろって、ある意味欠点ともいえる治しがたい癖(へき)を持ち、そのために人生のどこかしらで、なんらかの失敗なり挫折なりを経験して、痛い目にあっているめんめんなのだ。それでもかれらは、ひたすら書き続けることだけはやめなかった。
 十人十色、クセのあるエピソードを伝えている文章家たちの生きざまが、ここちよいエクリチュールによって、さながら落語のなかの登場人物のように親しげに物語られる、楽しい中国文学史となっている。
(C) 日本経済新聞社 1997-2000

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2009/11/10 20:46

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2011/05/15 09:10

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2012/01/17 01:00

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2019/09/14 17:56

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