紙の本
なぜロボットを作るのだろうか
2023/09/06 19:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Monty - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近書かれたと言ってもいいくらいの面白さ。ロボットという言葉が広まった作品である以上に、今の我々に人とはどうあるべきか?を問いかけているように感じた。非生産性が人に残された可能性、という一文に激しく同意。
紙の本
むしろ逆になっている気がします。
2017/01/31 21:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ペリクレス - この投稿者のレビュー一覧を見る
ずいぶん昔の作品ですが、テーマは今でも(今こそ?)通用するものです。
それにしても、作中のように人間が労働から解放される日は来るのでしょうか?
紙の本
ロボットの原点
2018/05/08 18:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:病身の孤独な読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界で初めて「ロボット」という言葉を広めた世界的に重要な小説作品。
内容の深さに関しては賛否が分かれるところがある。というのも、現在のSF小説と比べると内容の重厚さには欠けると言える。
しかし、そのSF小説の確固たる地位を得た「ロボット」小説の原点であり、最初に偉大な試みを行ったという点では、今日では計り知れないほどの学問的・芸術的貢献度を有している。
AIやロボットが広まる現在の世界で、一度「ロボット」や機会について考え直す時期なのかもしれない。そのために、本書は必読書であり続けるだろう。
紙の本
興味深い戯曲ではあります。
2019/07/07 11:13
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書からロボットという言葉が生まれた、をきっかけに読んでみました。確かにロボットが人間を支配すると、当時の様子ではこのような内容になるんだなぁ、というのがよく判りました。
それにしても、随所にある挿絵(写真図ですが)の各キャラクターの標準が不気味過ぎ・・・
今となっては古典的作品です。
投稿元:
レビューを見る
私が所有しているのは、十月社から出てるカレル・チャペック戯曲集?「ロボット R.U.R.」です。
検索できないので絶版になったのかもしれません。
訳者も違うし、内容が異なるかもしれません。
投稿元:
レビューを見る
2005,8/14 読了。ロボットという言葉はこの戯曲から生まれた。ロボットが生まれたこの戯曲であるがこれからのロボット社会実現における問題をすでに扱っており、1920年に書かれたとは思えない。
投稿元:
レビューを見る
05/10/20読了。
現在以降に起こりうるかもしれないことを1900年代初頭に描いているのが凄い!生活のロボット依存の果てに、人が子供すら生まなくなるってのも、ありえそうで怖い。非常に名作。
ついで、05/11/04に「絶対子工場」を読了。現在は取り扱われていないようで残念。これまた面白い。
秋田禎信はこれの影響を受けているのではなかろうか?
投稿元:
レビューを見る
ロボットという言葉はこの小説から。85年も前に書かれたものだが、面白いしこわい。とともに、ここから考えさせられることはものすごくある。一回読むべき
投稿元:
レビューを見る
2006年10月、名古屋に日本初ロボットミュージアムができるそうな。ロボットの原点と言えばチャペックのR.U.R.。もう一度、読み直そう!
投稿元:
レビューを見る
ロシアの劇作家チャペックによるSF風刺小説。画期的な人造人間の開発に成功した企業家は、「ロボット」と呼称した機械人間を、生身の人に代わる労働力として大量生産し社会に普及させた。一方で、代わりに労働意義を失い社会に不要とされていく人間が増加し、ロボット社会を批判し憎悪していく感情が渦巻き始め、そしてついに暴動となって噴出する瞬間が訪れる・・・
「ロボット(Robot)」という単語が用いられる嚆矢となった戯曲作品である。爾来、科学用語方面で浸透した自動機械の呼称はこの造語を生み出したチャペックの本書に由来する。(ちなみに原題は「ロボット」ではなく「R.U.R」(エル・ウー・エル)。作中に登場するロボット会社企業名の略称である)
古典的な労働社会批判小説ではあるが、利便的な技術に反逆され、手痛いしっぺ返しを受ける人間たちの零落した姿は、現在を映す鏡として、オートメーション技術の発展で職を追われる今日の労働者の姿に重なるようである。
投稿元:
レビューを見る
「ロボット」の語源となった有名な舞台脚本、はじめて読んだが素晴らしい。人間の浅ましさと、種の存続とはに関わる面白い劇だ。
投稿元:
レビューを見る
最近、風呂釜、冷蔵庫、電子レンジ、はては炊飯器まで
喋りだしたもんで参ってます(笑)
「冷蔵庫の扉が開いてます!!冷蔵庫が〜〜...!!」
エンドレスに続く無機質な非難?の声。
要件は分かったから〜もう勘弁して〜(苦笑)
私こんなんなんで^^;もし作中の「ロボット」なんてものが
世の中に普及しちゃったら多分ノイローゼですね(笑)
チャペックの「ロボット」はロボットSFの原点であり名作♪
後の関連作の方向性をも決定付ける存在感。
「ロボット」という言葉もこの本から生まれました。
もしもロボットが発明されたら?
ロボットによって社会はどのように変化するのか?
そしてロボットに完全に依存する社会で、
、、、もしロボットが反乱蜂起したら?
などなど様々な「if」を小説で実験した物語。
実際に作中のようなロボットが登場したら
色々と問題はありそうですが^^;
私はとりあえず「冷蔵庫が〜」とか云々
ウルサイのだけ勘弁してくれればそれでいいです(笑)
投稿元:
レビューを見る
ロボットという単語は彼が作ったそうだ。
(アシモフではないのね〜)
人間の代わりに労働をさせるべく作られたロボットに、「感情」というものを入れてしまったばっかりに事態は最悪の方向へ。。今読めば陳腐な話にも見えるが、当時読んだら恐ろしく進歩的でシュールに違いない。
投稿元:
レビューを見る
SF古典。戯曲。
「ロボット」という言葉に対して、もっとメカメカしいイメージを持っていたのですが、作中のロボットはあくまで人造の人間なのなあ。
投稿元:
レビューを見る
チェコの作家、カレル・チャペックの戯曲本。
結構古い作品なのに、めっちゃ新鮮で面白い。
上演してるとこをいつかぜひ観たい!
機械文明の終末は・・・どうなるの。
この作品みたく、人間でないけど、人間に似た機械が、人間を脅かす時がいつか来るかもしれない!
それが自然の流れなら、しょうがないかなぁ・・・って気もする。