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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:1997/08/19
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波文庫
  • サイズ:15cm/430p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-322766-2
文庫

紙の本

解放された世界 (岩波文庫)

著者 H.G.ウェルズ (作),浜野 輝 (訳)

解放された世界 (岩波文庫)

税込 1,122 10pt

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

○○から「解放された世界」

2021/09/04 17:25

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る

約50ページに及ぶあとがきとしての「ウェルズと日本国憲法」と、2つの付録(人権宣言・サンキー権利宣言)とが収められていなければ、本書の評価を★3つにするところでした。この2つ以外の本書の本篇というのは所謂小説的な内容となっています。中身は科学(若しくは化学)技術の進展により見出だされたウランの功罪(功は原子力発電、罪は原子爆弾)、戦争ついて、人権についてですが、ただ読んでいるだけでは中々著者の意図を汲み辛いかもしれません。ですが、あとがきを読めば視界が開けます。そして本書はあとがきがあるからこそ価値を得られる、そんな気がしました。
 本書のタイトル『解放された世界』には「何から」が漏脱しています。それは「戦争と国家」から、です。あとがきには『戦争と国家から「解放された世界」、すなわち新世界秩序を確立しようとしたその試みの失敗のために第二次大戦が始まってしまった。』とあります。著者ウェルズは『軍備の非合法化を全ての国に及ぼし、その上でいわば世界兵力のパトロールによって条約で拘束された全世界の治安を維持しようと意図したのであり、決して日本国憲法の前文「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」漫然と「われらの安全と生存を保持しよう」と考えていたわけではない、との訳者のコメントには瞠目しました。そもそもルーズヴェルト大統領と著者ウェルズとに『往復書簡』があったという事は本書で初めて知りましたし、教科書ではマッカーサー元帥が戦後の日本改革を推進したような内容が単なる上澄みであり、日本国憲法はサンキー権利宣言がベースにあった、というより、サンキー権利宣言そのものというほど近似している点は喫驚でした。
 また訳者もこうした重鎮と遣り取りの面識を持っている点に凄さを感じました(ただ惜しむらくは、あとがきにあった天皇の責任についての言及ですが・・)。
 本書により、意外な未知の事象について知り得た事が大きな財産です。

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紙の本

知の巨人ウェルズが遺した人類への教訓的思索

2022/02/26 12:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:永遠のチャレンジャー - この投稿者のレビュー一覧を見る

読書は、積極的に興味関心を有さぬ分野(ジャンル)の本を教えてくれる利点がある。知の巨人H.G.ウェルズが遺した本書の存在を、僥倖にも私は知ることが出来た。

「爆撃手が両手で箱の中から大きな原子爆弾を取り出し、(中略)誘爆装置に空気を入れるために噛み取らなければならなかった(セルロイドの)栓を口で抜き」、「いっぱあーつ」と呟きつつ、「爆弾を機体の片側に高く持ち上げた」と著者ウェルズは描写する。CMみたいにファイト一発!と叫んだなら、より罪業が重かろう。

放射性物質から膨大なエネルギーを得る新型化学兵器「原子爆弾」を作品に登場させた科学知識と手腕に驚かされる。何しろ本書出版の1914年(大正三年)は第一次世界大戦勃発の年で、量子理論も発展途上で核物理学などまだ産声さえ挙げていない…。凄すぎる発想力だ。

SF作家ウェルズが、先端科学知識を活かした社会啓蒙家、人権思想家であり、独自視点をもった歴史家でもあったと再認識した。なかんずく、核戦争を予期して国家の呪縛を脱した世界的連帯の必要性を主張し、実際に会見した合衆国大統領F.D.ルーズベルトに「人権宣言」を提案していた事実に驚嘆した。

ナチスドイツによる原子爆弾の開発製造を危惧したアインシュタイン博士の警告書簡は夙に有名だが、ウェルズの提言は全く知らなかった。訳者のあとがきで日本国憲法へのウェルズの思想的影響を指摘されて、長年の謎の一つが氷解した。

小説中で戦場を放浪する士官フレデリック・バーネットは、「永久に戦争をやめるには(俺たちは愚かすぎる)ね。ほんとうにその気があったら、こうなる前に、とっくにそれをしていなければならなかったのに。(中略)この世のおしまいさ」と著者ウェルズの思いを自嘲気味に代弁する。

肉体の困難を強靭な精神で超越した老人マーカス・カレーニンは、「人間は永遠に夜明けに生きるのです。(中略)それは永遠に始まりを続けます」と語り、予言めいた急死を遂げる。

第二次世界大戦の終結から一年後に癌で逝去したウェルズ自身は、理想とする「永遠の始まり(夜明け)」を見出すことが遂に叶わなかったが、その著作は百年後の今日も読み継がれている。以て瞑すべき哉。

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紙の本

想像力の暴走

2017/04/24 04:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書の中で初めて原子爆弾という言葉が使われている。良くも悪くも人間が想像できることは実現できてしまう。

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2019/12/02 11:20

投稿元:ブクログ

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2020/07/03 21:52

投稿元:ブクログ

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2023/03/21 13:21

投稿元:ブクログ

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