「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
飛ぶ教室 (岩波少年文庫)
ボクサー志望のマッツ、貧しくも秀才のマルティン、おくびょうなウーリ、詩人ジョニー、クールなゼバスティアーン。個性ゆたかな少年たちそれぞれの悩み、悲しみ、そしてあこがれ。寄...
飛ぶ教室 (岩波少年文庫)
飛ぶ教室
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
紙の本 |
セット商品 |
宮崎駿監督が選ぶ少年文庫セット (岩波少年文庫) 56巻セット
- 税込価格:46,706円(424pt)
- 発送可能日:購入できません
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
ボクサー志望のマッツ、貧しくも秀才のマルティン、おくびょうなウーリ、詩人ジョニー、クールなゼバスティアーン。個性ゆたかな少年たちそれぞれの悩み、悲しみ、そしてあこがれ。寄宿学校に涙と笑いのクリスマスがやってきます。【「BOOK」データベースの商品解説】
ボクサー志望のマッツ、貧しくも秀才のマルティン、臆病なウーリ、詩人ジョニー、クールなゼバスティアーン。個性豊かな少年たちそれぞれの悩み、悲しみ、そして憧れ。寄宿学校に涙と笑いのクリスマスがやってきます。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- まえがき その一
- ケストナー夫人と息子の言い合い/ツークシュピッツェのながめ/ゴットフリートという名前のチョウ/白黒のぶち猫/万年雪/友情あふれる仕事じまい/そして、仔牛はおおむね雄牛になるというもっともな話
- まえがき その二
- 軸が緑の鉛筆がなくなったこと/子どもの涙の大きさについて/ヨーナタン・トロッツ少年が大西洋を渡ったこと/おじいさんとおばあさんがむかえに来なかった理由/人間のくじけない心をたたえること/そして、勇気とかしこさをあわせもつことを強く要求すること
- 1
- 壁をつたうこと/ダンスの練習をする男の子たち/怒ったらこわい優等生/大きな白いつけひげ/『飛ぶ教室』の冒険のあらまし/詩を暗唱する舞台げいこ/そして、思いがけない中断
- 2
著者紹介
エーリヒ・ケストナー
- 略歴
- 〈エーリヒ・ケストナー〉1899〜1974年。ドレースデン生まれ。ドイツの詩人・作家。大学卒業後、新聞社に勤める。1960年国際アンデルセン大賞を受賞。著書に「エーミールと探偵たち」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
クリスマスには欠かせない児童文学の名作
2021/12/22 15:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本ではドイツの児童文学者ケスナーが発表したこの作品のタイトルをつけた児童文学向けの雑誌まで出ているくらい、児童文学の古典にして名作の評価が高い作品である。
この作品が書かれたのは1933年、ドイツではナチスが政権についた年で、出版も厳しい状況にあったという。
それでも、この作品が戦時下も、そして戦争が終結したあとも、あるいは世界が経済至上に邁進した時であっても、長く読み継がれてきたのであるから、それは児童文学の域を超えて立派に古典文学として評価されているといっていい。
物語の舞台は、ドイツのギムナジウムの寄宿学校。
クリスマスを前にした数日間の出来事が描かれる。
主な登場人物は、5人の少年。「飛ぶ教室」というのは、この5人がクリスマスのパーティに公演しようとしている演劇のタイトル。
5人の少年を中心に、他校との決闘騒ぎや仲間のうちの一人で弱虫と思われていたウーリの無謀な行動、少年たちを温かく見守る「正義さん」と呼ばれる教師、その「正義さん」が少年時代の友達との再会、と物語は多層的にできている。
中でも、リーダー格のマルティンが貧しさゆえにクリスマス休暇に帰省できなくなるエピソードは多くの読者の心をうってきたに違いない。
そして最後には流れ星に家族や友人、教師たちの幸せを願う少年の姿は、やはりこの物語がクリスマスなればこその作品だと思わざるをえない。
紙の本
1933年、ドイツのナチス政権下でも発行を許されたケストナーの大傑作で、今も世界中で読み継がれる名作です。
2020/04/29 09:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ドイツの詩人で作家であったエーリッヒ・ケストナーが1933年に発表した代表的な児童文学小説で、世界30か国語以上に翻訳されているベストセラーです。内容は、ドイツのキルヒベルクにあるヨハン・ジギスムント高等中学(ギムナジウム)を舞台に、クリスマスシーズンの学校で起こる大小の事件を、寄宿舎に住まう生徒たちが知恵と勇気をもって解決していく物語です。本文は三人称で書かれており、前書きと後書きでは作者のケストナー自身も物語の中の人物かのように登場してきます。この作品が書かれた当時、ドイツはナチスの支配下にあり、自由主義の作家は本を書くことを制限されていたそうです。しかし、ケストナーの児童文学作品だけは人気があり優れていたことから、児童文学作品のみ書くことを許され発行に至ったということです。この永遠のベストセラー作品を、この機会にぜひ、読んでみてください。
紙の本
ケストナーの名作
2016/12/31 01:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:四月うさぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は本ではなく、映画でこの作品を知りました。映画では主にヨナタンに焦点が当てられていましたが、本ではヨナタン含む五人の少年達の生き生きした感情が、ケストナー独特のあたたかい眼差しで語られています。気の弱いウリーがいじめられ、大胆な行動を起こす場面でさえ、友達の優しい気遣いにほっとさせられ、読んでいて心が和みました。
時に少年らしく羽目をはずしながらも、理解のある教師や他の大人たちに見守られ、成長していく彼らの物語を、多くの子供達に読んで貰いたいと思います。
紙の本
幸せになれる本
2016/02/22 18:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:onew - この投稿者のレビュー一覧を見る
今のクリスマス時期に読めて良かった。読後は幸せを少し分けてもらったような温かい気持ちになる。少年マルチンとその母親の交わす手紙が印象的。本作品は映画化もされているようなので是非見たい!
紙の本
人生にたいして不死身にならなければ!
2016/01/30 19:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コーシカ - この投稿者のレビュー一覧を見る
作品の中で、悲しみの内容が重要なのではなく、どれだけ悲しみが深いかが重要だという所が印象的でした。
小さい頃に、もう理由も思い出せないことで、それでも真剣に悩んだりしていたことが確かにあったような気がします。
忘れがちだけど大切なことを思い出させてくれる作品です。
紙の本
繰り返し読める本
2022/01/16 10:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ないものねだり - この投稿者のレビュー一覧を見る
日常生活の違い、取り巻く環境の違いからくるのだろう感覚・発想の違いには、いつも、どの本でもはっとするのだけど、この本では、通貨の単位の音の響きがとても不思議に感じられた。登場人物の名前も不思議な響きがあった。人の違いが生み出す結果の多様性、お金の有る無しが生み出すもの、呼び名は社会的存在としての約束で、通貨も社会の約束。いくらか魔法のような、奇跡を生み出すものを感じた。