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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1985.7
  • 出版社: 岩波書店
  • サイズ:19cm/408p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-001167-7

紙の本

戦争責任

著者 家永 三郎 (著)

戦争責任

税込 2,860 26pt

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評価内訳

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紙の本

戦争責任を考えることは未来を考えることだ

2005/02/05 09:40

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:未来自由 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 教科書裁判で有名な家永三郎。にもかかわらず初めて氏の著作を読んだ。本書を読んだだけで、教科書裁判を信念を持って続けた氏の意思が伝わってきた。

 本書が発行されたのは1985年。氏は、この時点で平和が脅かされている現状を憂いている。そして「世界の平和と人類の安全とを確保するためにも、戦争責任の所在を的確な形で確認することが不可欠の課題」と認識する。
 将来の平和実現のために「戦争責任」を明らかにすることの重要性を説く氏の主張に同感である。ましてや、2005年の今日、「戦争のできる」「普通の国」をめざす政府のもとで、その重要性は増しているだろう。

 本書では、日本が犯した戦争犯罪が、これでもかこれでもかと示されている。氏の調査ではなく、すでに調査された内容を検討したものではあるが、これだけ証拠が示されては「自衛のため」といまだに主張する者も反論できないだろう。
 本書に取り上げられた中には知っているものもあるが、まったく知らないものもあり、あらためて日本が犯した戦争の悲惨さ・非道さを思い知らされた。

 戦争責任について、国家の責任、もちろん天皇の責任を示しながら、国民の責任についても論じられている。戦争決定者や天皇、積極的推進者、積極的協力者、戦場での兵の行為に対する責任など、説得力ある責任論が示されている。

 ただ、戦争に命をかけて反対したものにも戦争責任があるのかとか、戦後に生まれた人にも戦争責任があるのか、との論には納得できないところがある。
 氏の見解から言えば、私にも「戦争責任」が相続されているという。もちろん私個人として、日本国が行った侵略行為や暴虐について、被害国や被害者に加害国の一員として謝罪や追悼の意を示す。しかし、それは日本国民の一員として行うものであり、私に「戦争責任」があると考えるからではない。
 氏は、戦時中においては「国家」と「個人」の責任を明確に区別している。ところが、戦後世代については「国家」と「個人」の区別が明確でないところがある。ここは納得できない。

 では、私たちの果たしえる責任とは何か。この視点からの氏の主張には賛成できる。
 「過去に生じた『戦争の惨禍』は、それが人間の生命と心身とに与えたものについては、永久に回復できず、その責任を、加害者の処罰や加害国の物質的賠償によって償わせたとしても、失われた生命や傷つけられた心身を元通りにすることの永久に不可能な以上、もっとも有意義な償いは、将来における『惨禍』の再現を阻止する責務を達成することにある」
 「その目的を果たす努力こそが戦争責任を自覚するものにとって、最高の償いとなるものと信ずる」

 日本国民は、自国民の手によって「戦争責任」を裁いていない。これは戦後の重大な欠陥であるだろう。
 将来にわたって、二度と過ちを繰り返さないためにも、「戦争責任」を明らかにすることは必要であろう。
 そして、今度こそ「戦争をしない国」日本の建設が必要である。九条の改悪はなんとしても阻止しなければならない。

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