トップ > 第2回怪談大賞
| 選考結果発表(1/5頁) | |||||||||||||
2004年8月某日、都内某所で「第2回ビーケーワン怪談大賞」の選考会議が開かれた。今回、選考委員をお願いしたのは、昨年の第1回でも選考をしていただいた福澤徹三さんと、今回から新たに選考委員をお願いした加門七海さん。お二人はともに【幻妖ブックブログ】店長の東雅夫が編集長を務める日本初の怪談雑誌「幽」でも連載中。怪談に並々ならぬこだわりを持つお二人は、ビーケーワンユーザーの怪談をどう評価したか?ごゆっくりお楽しみ下さい。 司会=東雅夫 文・写真=タカザワケンジ |
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◎水準は前回以上 東 今日はお暑い中お集まりいただき、ありがとうございます。おかげさまでビーケーワン怪談大賞も第2回を迎えることができました。 今日は最初に応募作全体の印象からお話しいただいて、それから印象に残った作品について検討していきたいと思います。では、まず、前回も選考をお願いした福澤さんからお願いします。 福澤 水準は前回同様に高いと思います。実話をベースにして書いてらっしゃる方が多いという印象ですね。もちろん、創作でもかまわないんですけど。 東 今回初めて選考に参加していただいた加門さんはどんな印象をお持ちですか? 加門 前回の佳作レベルにはほとんどみんな引っかかってきているから、前回よりもレベルが高いのかしらと思いましたけど。 もの書きとして何かを言えるほどのものではないので、あくまで怪談好きとしての印象ですが、みんな上手いんだけど、怖いのが少ない! 新しい応募作が届くたびに、わくわくしながら読んでたんですけど、「うわ、これ怖い」っていうのが少なかった。定義にもよりますけど、怪談というよりは奇談と呼んだほうがいいお話が圧倒的に多いんじゃないかと思いましたね。どこかで似たようなシチュエーションになった時に、ふとその話を思い出して、ゾッとする、それくらいのインパクトのある怪談が欲しかった。 福澤 言われてみると、たしかに上手い人は多いけど、パンチはそんなにないですね。 加門 もっと怖がらせてくれよ、っていうのが正直な感想かな(笑)。 |
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