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書評の鉄人列伝 第46回 “ゆきな”さん
“ゆきな”さんからのコメント
本を読むことは、こころの食事を摂ること。
「ことば」が足りなくなると、元気がでなくなります。
ひと口ずつ、ゆっくり味わうように、読むのが好きです。
書評を書くことは、こころの旅行記。
ウツクシイ絵やオイシイことばと出会ったら、
その旅の感動やトキメキを、残しておきたいのです。
“ゆきな”さんの自己紹介
ツレアイとふたりの子どもたちと2匹の猫と共に暮らし、おはなし会や子育て支援のボランティアとして活動中。不思議なご縁で、ニュージーランドに絵本図書館をつくる支援も。ただいま図書館司書の資格をとるため勉強中。
“ゆきな”さんのサイト
「絵本旅行社」
“ゆきな”さんの書評一覧
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このコーナーでは、当店が誇る「書評の鉄人」の方々をお一人ずつ紹介していきます。
第46回は
“ゆきな”
さん。児童書を中心に書評を書かれています。おはなし会などの活動も熱心にされているようです。子供たちの世界を優しく暖かく見つめる文章です。
がたごとがたごと
★★★★
ゆきな/異空間へのアヤシイ旅はいかが?
ブルートレインのような列車が、駅にとまっています。親子連れや帰省する人、ツアーの団体客…さまざまな人達が列車に乗り込もうとしています。そんなフツウの風景からお話ははじまるのですが、降りるときは、フツウではありません!到着する駅もヘンテコで、乗客が全員ヘンテコに変身してしまっています。でもよくみると…着ている服は同じ!うわぁー、なにこれ?キャハハハハ!って感じなのです。お話は、ものすごく単純。駅から
かえるのあまがさ
★★★★★
ゆきな/心地よい雨の音。
「ぴちぱたぽん」という繰り返される雨音。なんてすてきな響きなんでしょう!声にだして読むと雨音のドロップスをくちの中でころがしているような感じ。何度読んでもうれしくなります。----------------------------------おいけのあめふりぴちぱたぽんはたけのあめふりぴちぱたぽんかえるがおみせをだしたとさおみせにだしたはなんなのさ--------------------------
せんたくかあちゃん
★★★★
ゆきな/気持ちまで、お洗濯されちゃいます♪
日本で最初に製造された「電気洗濯機」は1930年(昭和5年)。1950年代(昭和30年後半)には、家事には欠かせない電化製品のひとつとなっていたそうです。この作品が発表されたのは1978年なので、洗濯機はかなり普及していたはず。なのになぜか、たらいにせんたく板……。このへんに、かなりのこだわりを感じます。こだわりだけでなく、このかあちゃんには自信とパワーがあります。そして、本当にたのしんでせんたく
はくちょう
★★★★★
ゆきな/愛するひとへ贈りたい
『はくちょう』という題名は、ちょっとズルイ。それだけでもう、なんだか切ない気分にさせられてしまうではないか。ナンセンスの代表作家、内田麟太郎さんと叙情的な画家、伊勢英子さんという異色のコンビ作品。題名と表紙を見ただけで、期待が高まる。見開きは真っ白だった。白鳥の「白」?何も予感させないようにしているの?そーっと、ページをめくってみる。ものがたりは、何の前触れもなく、いきなりはじまっていた。不意打ち
22の色
★★★★★
ゆきな/五感あふれる日本の色
「あか」「あお」「きいろ」「しろ」「くろ」……日常的に使われている色の名前ですが、これらは実在しない色なんです!ご存知でしたか?この絵本では、日本に古くからつたわる22の色が紹介されています。左のページは色の名前とかんたんな由来があり、右のページは全面その色になっていて、色を感じさせる絵があります。はじめてこどもたちと一緒に読んだとき、私は左ページをかくし、まず色と絵だけをみせてから色あてクイズの
まよなかのだいどころ
★★★★★
ゆきな/夢ふくらみ空をとぶ!
遊びゴコロいっぱいの夢ふくらむおはなし。?aid=&bibid=00070246&volno=0000"target="_blank">「かいじゅうたちのいるところ」と同じ作者、センダックさんの作品です。この作品の絵は、細かく描かれているのですがコミカルな印象。コマ割りされていたり、セリフが吹き出しになっていたりと、マンガのような映画のような絵本です。おりたところはあかるいまよなかのだいどころニュ
げんきなマドレーヌ
★★★★★
ゆきな/パリをお散歩してみませんか?
この絵本は、パリのガイドブックと言えるかもしれません。表紙にはエッフェル塔、見返しにコンコルド広場、その他のページにもオペラ座、ノートルダム寺院、ルーブル美術館…ページをめくるたびに、有名な建物や場所がでてくるので、パリをお散歩している気分になれます。お話は、マドレーヌちゃんを中心に、寮(かな?)での生活風景からはじまります。2れつになって、パンをたべ2れつになって、はをみがき2れつになって、やす
ザスーラ
★★★★★
ゆきな/災難つづきの宇宙ゲーム。まずはゆっくり絵本でどうぞ。
20年を経て発表された『?aid=&bibid=00305717&volno=0000"target="_blank">ジュマンジ』の続編、といえば、オールスバーグファンにはたまりませんね。ロビン・ウィリアムズ主演の映画『ジュマンジ』の原作が「絵本」だと、ご存知の方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?映画から絵本の存在を知った方、村上春樹訳でオールスバーグと出会った方、とにかくオールスバーグがお好
ペレのあたらしいふく
★★★★★
ゆきな/失いたくないもの
1910年代(!)につくられたおはなし。昔は当たり前だったことが、どんどん当たり前じゃなくなる時代。だからこそ読んでほしい絵本です。ペレは金髪のおとこのこ。羊を1ぴき自分で世話をして飼っています(この年ですでに自立しています。スゴイ)。上着が小さくなってきたので、羊毛をかりとって洋服を作ってもらおう……。そうなのです。その昔、洋服は気軽に買うものでも買えるものでもなかったのです(ペレが今の時代にや
子どものセンスは夕焼けが作る
★★★★★
ゆきな/センスを磨く方法は、とってもカンタン。時間がなくてもお金がなくてもできるのです。
タイトルに吸い寄せられるようにして手にした一冊。タイトルと表紙の印象そのままに、スッと沁みこんで共感・実践したくなる、センスを磨く技がたっぷり詰っています。センスを磨きつつ、子育ても楽しむ。そんなすてきな親に私もなれるかも・・・なりたい・・・。読んでいるうちに、そんな気にさせられました。著者の山本美芽さんは、音楽ライターであり、子育て真っ最中のお母さん。この本の中で提案しているセンスを磨く方法は、
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