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書評の鉄人列伝 第1回 “まざあぐうす”さん

“まざあぐうす”さんからのコメント
物心ついた頃から本を読むことは生活の一部となっています。自分が生きてゆく上で、心の糧となる本や問題意識を喚起させられた本に出会えた時、書評を書くように努めています。私にとって、書評を書くことは、読んだ本を自分の言葉で再認識する営みです。膨大な量の出版物の中から良書を見出すためにも書評は大切な役割を担っているのではないでしょうか。

“まざあぐうす”さんの自己紹介
趣味は読書と短歌。目標は、障害を抱えた娘と生きて来た日々をまとまった文章として記録にとどめることです。

“まざあぐうす”さんのサイト
「ほのぼの文庫」

“まざあぐうす”さんの書評一覧こちら
このコーナーでは、当店が誇る「書評の鉄人」の方々をお一人ずつ紹介していきます。
第1回は“まざあぐうす”さん。児童書や文芸書を中心に、心温まる書評を寄せて下さっています。







家守綺譚 ★★★★★
まざあぐうす/時代の進歩に齟齬を覚える魂に深い安らぎを与えてくれる作品
百年少し前の日本が舞台となった物語。主人公綿貫征四郎は、縁があって亡き友高堂の家守をすることになった。高堂家の北は山に面し、南は田圃に面している。山から田圃に向かって疎水が流れ、家の中に池がある。四季折々の植物に恵まれた環境の中で、新米知識人として物書きを生業とする綿貫征四郎は、河童や小鬼、白竜の子、桜鬼、聖母に出遭う。床の間の掛け軸の絵から、時折亡き親友高堂が現れる。綿貫に想いを寄せるサルスベリ

わたしの足は車いす ★★★★★
まざあぐうす/車いすに乗った女の子アンナの初めてのおつかい〜アンナのような子ども達にとって、居心地の良い社会を築きあげてゆくのは、わたし達一人一人の理解ではないでしょうか。
両足が不自由な女の子アンナが主人公の絵本です。アンナは、両足が不自由ですが、一人で起きて、一人で着替えをします。両足が思うように動かないので、ゆっくり着替えます。大変だけど、いろんなことを一人でやります。忙しいお母さんのお手伝いもします。学校が休みの日の朝、「スーパーで、リンゴとミルクを買ってきてもらいたいのよ。」とアンナはお母さんから、おつかいを頼まれました。アンナにとって、初めてのおつかいです

消えたオアシス ★★★★★
まざあぐうす/サハラ砂漠という厳しい自然の中で営々と続く命のつながりの物語
幼い息子イサを連れてニジェールのサハラ砂漠を歩くオコボエとアドゥーナ夫妻。若い二人は干ばつに見舞われたザルマ族のウイナイア村を捨て、オコボエの故郷トゥアレグ族のイン・テグイーグ村を目指している。広大なサハラ砂漠を越えることは、命を落としかねない危険を伴う。飢えとかわきで、もはや泣き声すらあげることができないイサ、身重の体で限界まで耐え歩き続けるアドゥーナ。遊牧民として生きたトゥアレグ族オコボエの幼

マンヒのいえ ★★★★★
まざあぐうす/韓国の住居と家族を美しく描いた絵本
主人公のマンヒは、絵本の著者であるクォンさんの息子がモデルとなっています。マンヒ達一家は、狭いアパートから祖父母の住む水原(スオン)の広い家に引っ越すことになりました。水原は、韓国の首都ソウルの南にあります。アンバン(ざしき)、台所、納屋、チャンドクテ(納屋の上の甕を置くところ)、庭、玄関、お風呂、マル(リビング)、屋上、お父さんの部屋、マンヒの部屋…と、たくさんの部屋があり、3匹の犬が飼われてい

スンウ12歳の明日 ★★★★★
まざあぐうす/貧困と孤独と足の障害という三重苦を背負いながらも運命を生き抜く12歳の少年スンウの物語
母親に逃げられ、父親とは死に別れた12歳の少年スンウは、貧困と孤独と足の障害という三重苦を乗り越えながら、余命3ヶ月と告げられた8歳の妹と二人で暮らしています。両親がいない家に転がり込んできたやくざな男ナルチのことを信じて、妹のために自分達を捨てた母親を探す旅に出たスンウ。組織に追われているナルチに明日は無い。三重苦を負う少年スンウの明日を思い描くことも困難だ。ナルチはスンウ達兄妹を利用して逃亡す

おなかがすいたらごはんたべるんだ ★★★★★
まざあぐうす/国籍や思想、宗教を超えて、普遍的な真理を分かりやすい言葉で語った言葉集、混沌とした時代を生き抜く私たちに人生のユーモアと哲学を与えてくれる一冊
韓国で大ベストセラーとなった『短い話長い考え』、『短い童話大きな幸せ』の作者イ・ギュギョンの人生哲学に満ちた言葉集です。翻訳は、女優の黒田福美さん。Ⅰ一杯のお茶をのむあいまにⅡこころの鍵Ⅲ微笑ましき人生Ⅳそう、そうだねⅠ〜Ⅳの4部構成、150のテーマからなる言葉集、短く分かりやすい言葉に素朴な絵が添えられています。「愛(サラン)と親不知(サランニ)」という意外な組み合わせに、はっとさせられ妙に納得

小型武器よさらば ★★★★★
まざあぐうす/小型武器について、子ども達に分かりやすく解説した絵本〜多くのお子さん達に読んで欲しい一冊です。
「アフリカでは10歳未満の子どもまで戦争に参加しているって、ほんとうですか?」と著者は国連の専門家に問いかけてみました。「残念ながらそれが現実です。子どもに銃を持たせて戦わせているのです。いやがる子どもは銃でおどされ、命令にしたがわないと、家族への食糧の配給も来なくなったりするのです。恐怖心を少なくするために麻薬を用いることもあります。親を亡くした子どもたちの施設から、おおぜいの子どもたちが連れ去

セックスボランティア ★★★★
まざあぐうす/「障害者の性の介助」というテーマを通して、社会への問題提起をなす貴重な一冊
医療・教育・福祉などの専門職でもなく、障害を抱えている当事者でもない著者が挑んだ「障害者の性の介助」に関するノンフィクションです。『週刊朝日』に連載された「週刊ノンフィクション劇場」をベースに更なる取材を重ねて、加筆後、単行本化されました。ボランティアとして障害者とセックスをする女性、障害者専門の風俗店、身障者への出張を行うホストクラブ、知的障害者のカップルへのセックスの指導、福祉施設の介護者によ

障害を知る本 1 ★★★★★
まざあぐうす/障害を知ることは人間の本質を知ること
私たちの生きている街には、目の不自由な人、車椅子の人など、さまざまな障害を持った人たちがいます。目の不自由な人は白い杖を持って歩いていたり、盲導犬と呼ばれる訓練された犬と一緒に歩いたりしています。身体に障害を抱えていて歩行が困難な人は、車椅子に乗って、町に出かけています。しかし、目に見えない障害を抱えている人もたくさん街を歩いています。「?aid=&srch=2&st=&ol=&ti=%BB%D2


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