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都会のトム&ソーヤ 1 ★★★★★
ト―チ/たとえミシシッピ川が無くても
主人公の片割れ、内藤内人はごく普通の中学生だ。普通に学校に通い、普通に友達と話を合わせ、普通に塾に通う少年。そんな平凡な中学二年生の春、夜の街で同級生、竜王創也を見かけたときから、彼の冒険は始まっていく――読者が読み進めていくにつれ、最初に度肝を抜かれるのは「砦」での攻防だろう。創也の秘密を知りたがる内人を試そうと、彼は内人を「砦」へ誘う。なんと彼は名だたる企業の御曹司で、企業の使わなくなった廃ビ

あしながおじさん ★★★★★
きゃべつちょうちょ/優しいおみやげをもらった気分。心にあたたかいものが湧いてくる。
なんて懐かしいのだろう。あの「あしながおじさん」が新訳で登場した。ヴィレッジブックスの装丁はかわいらしく、大人のロマンチック・コメディという雰囲気。軽やかなテンポのいい訳文でするすると読める。とくに後半はほとんどひと息で読んでしまった。ふつうの女子大生の日常が、どうしてこんなにおもしろいのだろう。説明するまでもないけれど、これだけ多くの人に読まれている書簡体小説って、ほかにあるだろうか。ジュディの

プロフェッショナルサラリーマン ★★★★
たかひゃん/20代のビジネスマン専用の本
■著者が述べているように、20代のビジネスマンを対象にした一冊です。  仕事に対する姿勢からはじまり、上司との接し方など、処世術的な教訓も  含めて、幅広く取り上げられています。  特に、入社したばかりのビジネスマン予備軍には参考になるのではないでしょうか。■一方で、既に管理職になっている人にとっては、物足りない一冊です。  本書に書かれているようなことは大概が既に考えたり教わったりしたことで  

Gmail+ドキュメント+カレンダーPerfect GuideBook ★★★
ショートチョット/最先端
よくもこんなに使いずらいものを開発してくれた。などとおもったのも数年前。今やその機能の使い方を知れば、断然使いやすい。検索機能は本家本元だけに早伊野はもちろん、ラベリング機能の使い方によってはフォルダー機能の概念を応用できる。むしろ付箋機能と考えたほうが今風だ。そしてなんと言ってもクラウド利用のスケジュール共有機能、便利な使い方が本書にある。

Outlook 2010基本技 ★★★
ショートチョット/メーラーと予定表とタスクのさきがけ。
クラウドに押され気味のメーラー機能、その生き残りをかけて。といっては大袈裟だが、その最大のメリットはフォルダーの使い勝手と検索の早さ。検索の速さはもはや、クラウドもその通信速度で引けを取らない。むしろパソコンの性能によっては、クラウドのほうが速い場合も。その昔、とても重かったアウトルックもいまや軽量。再度、その可能性を試したいと思う人には最適な一冊基本的な使い方の中に思わぬ発見と出会いがあるかも。

フェイスブック若き天才の野望 ★★★★★
yjisan/「必然」の変革者
2012年2月1日、ついにフェイスブックが米証券取引委員会(SEC)に新規株式公開(IPO)を申請した。上場時の株式時価総額は1000億$(約7兆6000億円)に達するとの見方もある。これは日本企業の時価総額と比べると、第1位のトヨタ自動車に次ぐ大きさで、第2位のNTTドコモを上回る規模である。映画『ソーシャル・ネットワーク』を観て、「フェイスブックのようなソーシャル・ネットワークのアイディアを思

藤沢周平全集 第1巻 ★★★★★
みーちゃん/読み返して良かったと思いました。若い時に読んだときは、話の暗いところにばかりに目が行って、折角の作品の半分も楽しんでいなかったかもしれません。人間がここにはいる、そう納得させるお話ばかりです。もう一度読むことができるかしら・・・
結果的に、ほぼ全巻読み直してしまう結果となった藤沢周平全集ですが、実は、最後まで読むかどうか迷ったのがこの一冊でした。実は私、この巻に収められている『暗殺の年輪』の単行本を昔、読んでいるんです。で、その時の印象があまりに悪かった。いえ、小説の作りの上手い下手ではないんです、ただ、なんでこんなに暗い話を書くんだろう、って思ったんです。実はその頃、知人に久生十蘭の小説、確か、アメリカで日本人が迫害され

あかねさす ★★★★
BH惺/古典を華麗にアレンジ
 素敵なジャケ画に一目ボレして購入。今このような超訳的な古典モノが流行っているんでしょうか? なかなか分かりづらい古典の世界にスムーズに入ることができるのでとてもありがたいなと。 本作、内容もちょっと凝っていてる&洒落ていて一気に読んでしまいました。 新古今和歌集の中から20の歌を元ネタにして、それを現代の短篇にアレンジ。ちゃんと和歌の意とテイストは残しつつ、ガラリと小説に変身させているところが面

惡の華 5 ★★★★
プチトマ/奈々子に驚愕する友人。予想してなかった展開だな
これでもか、と現実離れしていくのに、ねじれた変態的な欲望は実はリアルなのか、と思えてくる。春日ほどリビドーが濃くない私には、話が進むほどに正直つらくなりますが、寝床で我慢して読み込むと面白さを超え禁断の「悦楽」になります。話の展開はうれしいほどに予想を超えて展開してくれますが、5巻で驚くのは優等生の佐伯奈々子の変容。ついていけなくなった亜衣は、ある意味我々と同じ目線の代表ですが、そりゃ呆然とするし

ジュリー ★★★★★
ト―チ/現代の魔女の、心温まる話
――ある日、ジュリーは、麦畑の上をゆっくりと流れる巨大な船団を見た。それは、これから起こるある出来事を予兆するものだった――冒頭のこの部分を見れば、これから剣と魔法のせめぎ合う壮大なファンタジーが始まるのかと疑ってしまう。かくいう私もその一人である。しかし、残念ながらこの物語は、人とちょっと違ったものが見える農家の少女と、それを取り巻くほのぼのとした日常の話である。ジュリーは、とある農家の夫婦の七

花のズボラ飯うんま〜いレシピ ★★★★★
まのん/本当に「うんま~い!」
大人気コミック「花のズボラ飯」の作中に出てくる料理の実際のレシピ集。原作登場の「再現レシピ」の他に本編未登場の皿「おすすめズボラ飯」も多数収録、合計で107品(!)のレシピが掲載されています。実際に食してみました。ウスター卵チャーハン・肉じゃが・しいたけチーズ・焼きねぎ・マヨキャベ・白菜とツナのまるごとスープ煮。とりあえずこの品全部「うんま~い」です。あと100品以上も残っているのが楽しみです。最

終わり続ける世界のなかで ★★
yukkiebeer/登場人物たちと共に成長する読書にはならなかった。
 1969年生まれの伊吹は親友の瑞恵とともに、1999年に人類は滅亡するというノストラダムスの予言を固く信じる少女。その彼女の2000年までの人生の軌跡をたどる小説。 私も伊吹、そして作者の粕谷知世(かすやちせ)と同じく1960年代の生まれです。まさにこの小説に登場する若者たちと同じように、幼い時期にノストラダムスを信じた、全共闘世代のひとつ下の世代に属しています。 私たちの世代とは、先輩たちの情

野蛮な読書 ★★★★
BH惺/おいしそうな書評
 平松洋子さんの作品は初めて読むのですが、主に本と食とちょこっと旅にまつわるとーっても内容の濃いエッセイでした。第一章 贅沢してもいいですか 能登とハンバーガーと風呂上がり 贅沢してもいいですか わたしの断食一週間 まずいスープはうまい第二章 わたし、おののいたんです わたし、おののいたんです──宇能鴻一郎私論 最後の銀幕スタア──池辺良賛江 お獅子のまるかじり──獅子文六、ほんとうの味 四日間の

追憶のカシュガル ★★★★★
みーちゃん/「戻り橋と悲願花」を読んでいると、つらくて仕方がありません。性を踏みにじる軍人、獣のような男、決してあの時代にだけいたわけではありません。今も、こういう男がいる、そういう人間に限って権力を笠にきる・・・
ある年代の人は、カシュガルと聞くだけでNHKで放送された番組『シルクロード』のことを思うのではないでしょうか。当然、喜多郎のあの音楽も脳裏に響くはずです。「進々堂」とくれば、これも昔の人は黒田辰秋の手になるベンチが置かれた京大裏の喫茶店と同時に、京都市内に数多くあった書店「駸々堂」を思い浮かべるのではないでしょうか。勿論、字は違いますが読みは同じ。私の家にある本のうち、数百冊は「駸々堂」で購入した

冤罪 ★★★★★
toku/嬉しくても悲しくても丸みを帯びた感情の突起が、心地よく心を刺激してくれる短編集。
 武家もの九編の短編を収録。 藤沢周平の短編集の書評を書くとき、収録作品に共通するテーマのようなものを見つけ、コメントを付けることが多い。 しかし、あとがきにあるとおり、収録作品にはまとまった傾向がなく、共通点は見つけられなかった。 代わりに感想的な共通点を挙げるなら、「嬉しくても悲しくても丸みを帯びた感情の突起が、心地よく心を刺激してくれる」ということだろう。 そんな刺激の心地よい収録作品の中で

今すぐ使えるかんたんインターネット&電子メール ★★★
ショートチョット/誰にも聞けない。
今更ジローの方に最適。使い方なんてネットで検索すれば、と思いきやそのネットが使えなかったりしたときに役立つ。初心者のかたに、あれこれ教える前の事前プレゼント用にいいかも。

情報の呼吸法 ★★★★★
まなたけ/「ソーシャルキャピタル」の構築が、今後ますます重要になる!『情報の呼吸法』(津田大介著)
本書の内容の感想の前に、まず、本の感想を書きたいと思います。まず、本を手にとって驚いたのが「装丁」です。私が立ち寄った書店では、アイデアインク・シリーズの2冊『情報の呼吸法 (アイデアインク)』と『ソーシャルデザイン (アイデアインク)』が並べられて置かれておりました。薄い水色と薄い黄緑の本のコントラストは、なんとも美しいものがあります。今回読んだ『情報の呼吸法 (アイデアインク)』は、本編も薄い

日本の1/2革命 ★★★★
のちもち/日本とフランスの「革命」の比較...比較することか?
西洋歴史小説家で直木賞作家の佐藤氏と、どこまで知識があるんだろうと感服する池上さんの対談。テーマは、佐藤氏の「専門」分野である、フランス革命と、日本における「革命」との相違点について。フランス革命が、王制から共和制へ「一定レベルの階級の人たちの手」で移行が実現したのち、「市民レベル」で王の処刑まで実行された、いわば「2段階」であったのに対し、日本における「革命」と呼ばれている明治維新や、戦後のGH

燈港メリーローズ 2 ★★★
胡柚子/異国情緒あふれるストーリー
東洋の架空の港、燈港が舞台。勝気で男勝り、そして好奇心旺盛な令嬢アゼリアが主人公です。美術商のオーガストに助けられながらも、異国で頑張るアゼリアが魅力的。前向きで、まっすぐな性格に惹かれます。とくに草競馬で勝負する姿は、惚れ惚れします。いろいろと危ないところもある港町で、活き活きとしていて、応援したくなりました。これから面白くなるぞ!という展開なので、次の3巻で完結はショックです。まだ謎が多く、こ

恋になるまで ★★★★
maruma/欲しいのは、彼
百瀬友哉は合コンが嫌いだ。飲み会自体は嫌いではないし、飲める口だし、誘われることも多い。でも彼にとって合コンは意味をなさない。友哉が欲しいのは彼女ではなく彼、だから。数合わせで合コンに参加すると男性陣が一人足りない。仕事で遅れてきた無愛想で野暮ったく見える男、箭内功に何故か惹かれる友哉。それからの友哉の頑張りは見所だ。頑張りが成果に結びついているかと言うと結びついているようないないような、ではある

雅恋〜MIYAKO〜 ★★★★
作曲好き/雅恋のキャラクターが好きなら
女性向けゲーム「雅恋」の小説版です。薄桜鬼シリーズを手掛ける矢島さら先生が書き手です。物語の大筋としてはゲームの晴明ルートと大きく変わる所はありませんが、ゲームとのセリフの違いや挿絵を楽しめました。ゲームをプレイした方、値段も高くないのでストーリーの補完として買ってみると良いと思います。

狼陛下の花嫁 5 ★★★★
胡柚子/かわいい花嫁さん
「狼陛下」と皆から恐れられる陛下に、アルバイトで花嫁になった夕鈴の物語。はじめのうち、物語の設定にやや「?」な感じでしたが、夕鈴のかわいさとひたむきさに、だんだん惹かれるようになりました。今回は、大臣同士の争いに首をつっこんでしまうストーリー。どろどろの展開ではなく、なんだかほのぼの。陛下の二面性も、楽しめました。夕鈴と陛下の恋がどうなるか、続きを楽しみにしてます。

古代ローマ格闘暗獄譚SIN 6 ★★
ピアト/打ち切り?
なんだかあっさり終わった感じでした。これからあの人物がどんどん物語に絡んでくるのかと思ったら・・・。もっと続いて欲しかったんです。残念です。

環状白馬線車掌の英さん ★★★★★
胡柚子/出会えてよかった作品
この作品で、都戸利津さんを知りました。主人公の英さんは、車掌。きれいな顔立ちに似合わず、なかなかクールというか無愛想。でも、彼の列車に乗ると幸せになります。英さんと乗客たちとのふれあいや、英さん自身の物語など、どの話も心温まるストーリーです。読後感は、良質な短編映画を観たような気持ちでした。何度も読み返したくなる、素敵な作品です。

技の旅人 DVD付きコミックス ★★
ピアト/期待しすぎるとガッカリします
映像や音楽に力をいれてるのは分かりますが、肝心のシナリオがつまらない。コミックも半分以上ラフ画の絵コンテ?みたいなものでした。もう少し漫画を書いて欲しかったです。DVDと漫画では内容が違います。

会社法実務解説 ★★★★★
のぞむ/会社法を実務で使う方必携!
会社法を実務の目線で書いた本です。実務上使用する書式等がふんだんに使われており,大変わかりやすいです。会社法まわりの書式集が結構高いので,その意味では,かなりお手軽な価格帯です。また,書式以外の内容についても,実務上の重要ポイントが書かれており,大変役に立ちます。会社法を実務で使う方は,必ず持っておいた方が良いと思います!

シルクロード美術論集 ★★
消印所沢/近傍一望
 故人の名を冠した美術論集. 故人にちなんだシルクロード関連の研究論文主体. 本の厚さにギョッとするが,中を開くと活字が大きいので,サクサク読める.▼ 玉座の研究というのは珍しい. 足台の現地調達(p.4) 王の権威が増すにつれ,王の足裏が大地から離れて上昇する傾向(p.27)▼ 古代イラン&アフ【ガ】ーニスタンの分銅について,というテーマもまたマイナー. 雄牛の後脚の筋肉表現(p.62)

日本銀行は信用できるか ★★★★★
良泉/庶民を苦しめる悪の権化
 2月1日付け朝日新聞に「インフレ目標01年に攻防 日銀議事録公表」の記事がある。 このたび公表されたのは、2001年後半の金融政策決定会合の議事録。記事から抜粋・編集する。『7月の会合において、政府側から出席した竹中経済財政相が「インフレ・ターゲットを持っている国はたくさんある」「日本ではできないのか」と投げかけたのに対し、日銀政策委員の多くが「(物価を)下から上にあげるのは、そうできるものでは

人生に悩んだら「日本史」に聞こう ★★★★★
祥子/日本が知りたくなる
もっともっと日本について知りたくなる本です。そして日本に生まれたことや日本人であることそんな遺伝子が自分の中にあり、そんな素晴らしい精神が引き継がれていることをうれしく思います。忘れてしまったたくさんの大切なことに気づかせてくれるそんな素敵な本です。

就活に「日経」はいらない ★★★★
ゆうじー/就活をはじめる1年前に読みたい
煽った本タイトルですが、中身は濃いです。代換え不可能な人材とは何か、とても勉強になりました。

7SEEDS 21 ★★★★★
栗鼠ぽん/これはお勧めです。
今、この本にハマっています。最初は友達に借りて何気なく読み始めたのですが、巻数が進むにつれて次はどんな展開になるのか。と、次が読みたくてしかたのない本です。もう一度読み返したくて1巻から全部集め直しました。少女マンガといったら大抵は先の展開のパターンが決まっていて、なんとなく先が読めてしまう単純なところがあるのですが、この本は全く予想つかず、また思いも寄らないような展開になります。SFに近いところ

わかりやすい数値計算入門 ★★★★
AQ/理解できる!
高校レベルの数学の知識があれば読めるレベルです。例題も豊富でとても満足です。

星を継ぐもの 02 ★★★★★
ピアト/SF
この巻の後半から物語が大きく動きます。続きがものすごく気になります。生物学的考察が多いですね。もっと物理的なことも絡めて欲しいです。全体を通してものすごく知的好奇心をくすぐられます。

俺様ティーチャー 12 ★★★★★
作曲好き/綾部や早坂好きの方なら特に楽しめる。
真冬たちは新学期に突入し、新しい新入生のキャラクターも出てきます。珍しく早坂くんがカッコいい所を持っていきますので、彼が好きな方は一層楽しめるでしょう。また、今回綾部の兄弟達も出てきます。彼らとの再会のシーンは、「よかったね」と思えました。おすすめします。増えすぎてキャラクターが変わらなくなったという人の為に人物相関図もありますよ。

暁のヨナ 7 ★★★★★
作曲好き/ユンが大活躍です!
この7巻でスウォンはヨナがまだ生きていることを知ります。今後どうなっていくのか気になる内容でした。また、前巻に続いてユンの雄姿が目立つ巻となりました。彼が好きな方は是非読んでみてください。ユンは、ヨナと同じように旅に出てからグングン成長していったキャラなので今後、きっともっと彼女の支えになる・・そう思いました。

ウケる手品 ★★★★
ショートチョット/パテオ・フォース
観客は次の展開を知らない、これが手品の最大の種だ。数ある中から一つ選ばせるのか、二つ選ばせるのか。選んだ後に、除くのか、握っておいてもらうのか。というテクニックを使い目的のものを選ばせるパティオ・フォース。これは面白い。まるでミステリー小説だ。結果に驚くが、そのシナリオを知っていれば当然の結果となる。ポイントはシナリオを知っていると演じるときに、ぎこちなさが出てしまうところだ。プロとアマの差はそん

司法試験/予備試験/ロースクール既修者試験肢別本 平成23年版4 ★★★★★
KINGYO/信頼の一冊!
民法の肢別本は2分冊で、ボリュームが多い。ただ、やはり現在のところ、新司法試験対策において、この辰巳の肢別本を使っている人口が圧倒的に多いと思う。そんなことから考えると、非常にスタンダードな一冊で、これをマスターしておけば、周りに遅れを取るような短答成績をおさめることはないのではないかと思う。信頼の一冊だと思う。

今すぐ使えるかんたんぜったいデキます!パソコン超入門 ★★★
ショートチョット/まったくの初めての方に
全く初めての人に、教えてほしいと頼まれたとき、まずテキスト代わりに事前に読んでもらうのに最適。用語だけでも慣れてくれると、その後ののみこみに大いに差ありだ。

これからはじめるパワーポイント2010の本 ★★★
ショートチョット/コンセプト次第
パワポでのプレゼンはどこかウソ臭い。その原因は雛形にありだ。本書のとおり作業すれば、たしかに誰でもできてしまう。その絵柄や見せ方、操作方に一生懸命になり、肝心のコンセプト・メークがおろそかになってしまう。同じような見せ方、表形式、都合のいいように加工されたグラフで説得力がもてるのだろうか?もちろん、しっかりした内容の上での技術なら本書のていねいな説明は分かりやすい。

すぐわかるAccessクエリ基礎&実用 ★★★
ショートチョット/大量のデータの効率的処理
アクセスを使うほどのデータ量が有れば別だが、個人では電卓のほう速いことが多い。多くてエクセルだろう。スコップで済むのにブルトザーを持ってくるようなものだ。一方、それだけ大量のデーターが有るのなら、今度はアクセスといよりプログラマーによる専用ソフトでないと処理できない。とすると、アクセルの利用場面はどんなときだろう。ずばり大量のデータを抱えながら経費削減したい時だ。そんなハメになったときに役立つ一冊

小学2年のかけざん ★★★★★
しいたけ/ほのぼの
かけざんの基礎の基礎を学ぶドリルであると思います。リラックマ好きの娘に学習させていますが、喜んでやっています。丸付けをする親の方もリラックマのイラストを見てほのぼのしてしまいます。

キーワード3つでわかる民法 ★★★★★
しいたけ/わかりやすい民法の本
民法を3つのキーワード「権利の主体」、「権利の客体」、「権利関係」にしてとらえる本です。つまり、誰=「権利の主体」が何=「権利の客体」をどうした=「権利関係」に分解して、事例にあてはめをして考えていくというものだと感じます。著者もいっていますが、民法を学ぶうえでは一般常識を忘れないことが大事であると実感させられる一冊でした。

司法試験/予備試験/ロースクール既修者試験肢別本 平成23年版1 ★★★★★
KINGYO/信頼の一冊!
現在のところ、新司法試験対策において、この辰巳の肢別本を使っている人口が圧倒的に多いと思う。そんなことから考えると、非常にスタンダードな一冊で、これをマスターしておけば、周りに遅れを取るような短答成績をおさめることはないのではないかと思う。信頼の一冊だと思う。欲を言うと、統治分野の問題を人権より増やしてほしいという気もする。あくまで、個人的な意見ですが…

司法試験/予備試験/ロースクール既修者試験肢別本 平成23年版7 ★★★★★
KINGYO/信頼の一冊!
現在のところ、新司法試験対策において、この辰巳の肢別本を使っている人口が圧倒的に多いと思う。そんなことから考えると、非常にスタンダードな一冊で、これをマスターしておけば、周りに遅れを取るような短答成績をおさめることはないのではないかと思う。信頼の一冊だと思う。ただ、ちょっとした問題は、しっかりした紙を使いすぎていて、重いし、厚くなりすぎているところだ。

四十八人目の忠臣 ★★★★
星落秋風五丈原/もうひとつの忠義
 赤穂浪士の忠臣蔵と新撰組は、日本人に人気があり、何度も映画やTVドラマ、小説で取り上げられていることからも、世代や時代を超越した普遍的な素材と言える。忠臣蔵に関しては、多くの作品が討ち入りそのものを到達点として完結しており、読者は、長い間の宿願がやっと果たされた喜びに共感する。ところが、本当の歴史は討ち入りの後も続いている。いや、むしろ、その後の方が難しい。討ち入りを決めた人々は、吉良上野介を討

司法試験予備試験論文式問題と解説 平成23年度 ★★★
KINGYO/H23予備試験論文はこれ!
H23予備試験の論文式試験の全科目の問題、解説、再現答案、が一冊に収められている。予備試験関連の書籍は、新司法試験関連書籍より圧倒的に少ない。そんな中で有り難い本だと思う。

舟を編む ★★★★
yama-a/ケレン味のない、編むように書かれた小説
僕は三浦しをんのことはあまりよく知らない。何しろ『風が強く吹いている』一作しか読んでいないのだから(まあ、映画で『まほろ駅前多田便利軒』は観たが…)。ただ、その一作から受けた印象は、「設定と筋運びの人」であって、あまり言葉そのものに切れのある人ではなかった。その人が辞書編纂者を扱った小説を書くというのがなんとも面白そうで取り寄せたのである。ただ、読む前に想像したような、言葉や辞書の非常に深い薀蓄に

きのこ ★★★★★
鳥居くろーん/ひらけ!きのこワールド!その無用な情熱に乾杯
おっ、乙女の玉手箱シリーズ!宝箱じゃない、玉手箱!この微妙に古風で魅惑的な響き!かつては生き物の本と言うと犬猫といったペット、さもなくば教育モノか図鑑くらい、といった窮屈さを感じさせるもんだったけど、近頃は、なんだかよくわかんないマイナーな生き物の本も出るようになった。しかも多様な視点で取り上げられるようになって。たとえばそんな生き物たちのフォルムだとか配色だとか、デザインという観点から……そんな

司法試験予備試験新・論文の森法律実務基礎 ★★
KINGYO/予備試験の法律実務科目対策!
現在のところ、予備試験の法律実務科目についての問題集はこれだけみたいだ。他の予備校から、参考書的なものは出されているようだが…論文の森シリーズなので、他の論文の森と同じように、問題と、見開き2ページでの模範答案という構成である。予備試験自体の実施回数が少ないので、なかなか動向を探るのは難しいが、民事の要件事実、刑事の事実認定について最低限おさえることはできるのかなぁ…???難しいですね。

司法試験/予備試験/ロースクール既修者試験肢別本 平成23年版3 ★★★★★
KINGYO/信頼の一冊!
民法の肢別本は2分冊で、ボリュームが多い。ただ、やはり現在のところ、新司法試験対策において、この辰巳の肢別本を使っている人口が圧倒的に多いと思う。そんなことから考えると、非常にスタンダードな一冊で、これをマスターしておけば、周りに遅れを取るような短答成績をおさめることはないのではないかと思う。信頼の一冊だと思う。

司法試験/予備試験/ロースクール既修者試験肢別本 平成23年版2 ★★★★★
KINGYO/信頼の一冊!
現在のところ、新司法試験対策において、この辰巳の肢別本を使っている人口が圧倒的に多いと思う。そんなことから考えると、非常にスタンダードな一冊で、これをマスターしておけば、周りに遅れを取るような短答成績をおさめることはないのではないかと思う。信頼の一冊だと思う。行政法では、一応最低限だが、個人情報保護法など、よく出る下位法令の問題もおさめられてるから、ちょっぴり安心??

神様2011 ★★★★★
yama-a/とても不思議なことがまるで何でもないかのように起きている。
bk1 から現物が届くまでこんなに薄っぺらい本だとは知らなかった。短編小説集である。最初に筆者が1993年に書いた『神様』という小説が掲載されている。お弁当を持って熊と一緒に散歩に行くという、とても現実離れした小説である。ちょうど小川洋子の作品のように、とても不思議なことがまるで何でもないかのように起きている。それから、昨年その作品に手を入れた『神様2011』という短編が続いている。「手を入れた」

50歳を超えても30代に見える生き方 ★★★
andy/50歳を超えても30代に見える生き方
とうとう50代に突入し、「見た目」の維持もなかなかしんどくなってきたちょうどその時、目にしたタイトルに惹かれて購入。若さは保ちたいけれど、自制心が強いわけではなく、「何が何でもやりきる!」というガッツも乏しい私には、ちょっと実現可能とは思えない内容でした。著者の方がうらやましいですが、私には無理そうです。。。

よくわかる2級QC検定合格テキスト ★★★★★
XY/試験対策
日本規格協会の本もありますが、新しいこっちの本を買ってみました。イラストも豊富で解説も丁寧端的でとてもわかりやすいです。

会社法判例百選 ★★★★★
KINGYO/会社法スタンダード
表紙がシンプルで素敵になった。ただ、文字が心なしか小さくなった気がする。そうでなくても、文字ばかりなのだから、もう少し読み手にやさしい字体とか行間にしてくれたらいいのに…と、わがままなことを思ったりもする。今回は103の判例が掲載されている。いつも思うが、「百選」なら100個に絞ろうよぉー

大人の科学マガジン Vol.33 ★★★★★
ちょけ/実用的ではないが楽しい
お掃除ロボット・ルンバの小型版といえる「卓上ロボット掃除機」に本誌が付いてきます。その動きはルンバを彷彿とさせますが、ルンバの代わりにはなりません。お気をつけください。(笑)本体の大きさは、ポットケース入り10枚パックのCD-Rをもう少し厚くした感じ。それが直線走行し、CD-R中心の透明部分よりも狭い幅3cm程度が掃除(吸引)されます。単3乾電池2本でモーター1個を動かし、そこからギヤ駆動で走行輪

押し入れの虫干し ★★★★
アヴォカド/押し入れには、子どものころの記憶が放り込んであるよね。
「台所の天井には、見たこともない赤黒くて長いものが、何本もぶら下がっていた。Sちゃんちに遊びに行くたんびに、私はその長くて赤黒いものを、食べてみたくてたまらなかった。(略)それは生まれて初めての強烈な味だった。新しい木の匂いと合わさって、ママちゃんのお化粧のいい匂いも合わさって、見たことも行ったこともない、どこか遠い外国の味がした」というサラミソーセージ。幼い頃の記憶も、彼女の場合、食べ物にまつわ

シュトヘル 5 ★★★★★
asura/漢前ユルール覚醒
「シュトヘル」を騙る金国軍に捕まり玉に彫られた西夏文字の辞典、玉音同が取り上げられた。奪還の機会をうかがっていたが頭の男がシュトヘル(須藤)を恐れる部下の前で殺してみせようとする。1、2巻のシュトヘルが殺伐としていたことを考えると現代っ子(男子高校生)須藤の入ったシュトヘルはあまりにかわいらしい。そして今回一瞬で一皮剥けたのがユルールです。西夏の文字を背負うと決めて以降も守られる立場だったユルール

船に乗れ! 1 ★★★★★
カワワカ/リアル青春
「バッテリー」や「ダイブ!」のような、一芸青春もの。でも一般的な青春小説と違って、主人公はこの小説の根幹部であるところの音楽と決別していくという、一種の挫折のような話。面白いのは、冒頭いきなり、主人公は現在音楽から離れた暮らしをしているらしい・・・ということが匂うところ。そこから、挫折を前提に、その過程がていねいに描かれていく。この小説の読者の大人の割合ってどのくらいなのだろう。本屋賞候補、3巻組

少年弁護士セオの事件簿 2 ★★★★★
しー/誘拐した犯人は誰だ? その目的は? 友達の誘拐事件は一巻以上にスリリング
 少年探偵、ではなく少年弁護士。 切り開かれた新ジャンルは、新しいものに飢える読者を徹底的に楽しませてくれます。 一巻は、新しいものへの興味、そしてそれが面白かったときの喜び。今回、この二巻は一巻よりも面白く感じました。 主人公セオ自身も弁護する立場になって事件の行方を追っていく前作も面白かったのですが、今回はセオの想い人エイプリルが誘拐されるという事件が。明らかに犯人と分かるよりは、誰が犯人なの

クマのプー太郎半分 ★★★
ピアト/なつかしい
これのアニメが好きだったので小学生の頃に読んでましたが、アニメとは違いブラックなので当時は意味のわからないものが結構ありました。もう半分(2巻)はこれの売上次第だそうです。出て欲しいものです。4コマなのでそんなに面白くはないけど、空いた時間や暇つぶしにはいいと思います。

百舌谷さん逆上する 7 ★★
ピアト/グダグダ
名前忘れたけど黒髪の高校生出てきた辺りからのグダグダ感が半端ないです。全然展開が進みません。この高校生を出す必要があったのでしょうか?さっさと樺島ともずやさんを接触させて物語を進めて欲しいです。

法科大学院適性試験過去+予想問題集 2013年版 ★★★★★
フォンソ/試験対策になります。
かなりの試験対策になります。適性試験がどんなものなのか,自分は裁判官,検察官,弁護士に向いているのか試すのにもよい書籍です。問題量は豊富ですし,おすすめの一冊です。適性試験を受験されるほとんどの受験生が使用しているのではないでしょうか。

ひらけ駒! 1 ★★
ピアト/初心者にはつらい
ルールを知ってるだけの初心者ですが、将棋を指す場面にはあんまりついていけません。ある程度させる人じゃないと楽しめないです。

伝える力 2 ★★★★★
夏の雨/不安にならないためにも読みたい一冊
 東日本大震災は大きな悲しみを私たちに与えましたが、同時にたくさんの教訓を教えてくれました。  今回の災害であらためて人と人との絆の大切さに気づいた人もたくさんいたでしょうし、故郷がどんなに心を癒してくれる存在であるか見直した人もいるでしょう。  あるいは、原子力発電所が脆弱な大地のこの国でどれほど危ういものかということを大きな犠牲をはらって私たちは初めて知りました。  前作『伝える力』は2007

天空の扉 1 ★★★
ピアト/ファンタジー
ファンタジーなんですが、妙に理屈っぽいからものすごく納得して読むことができます。主人公も勇者のパーティにいるような職業ではなく裏方のような普通ではスポットが当たらないようなキャラです。まあチート能力持ってますが。まだ全体的にキャラが立ってない感じですが、面白くなりそうな気はします。個人的にはプリティベルのアツシような強烈なキャラが欲しかったです。

大人の着やせバイブル ★★★★
辰巳屋カルダモン/ほんの少しの気遣いで「変わる」なら!
「欠点を克服するより長所をきわ立たせる」コトに注目した、アラフォー世代以上対象(?)のスタイリング・テクニック集。おしゃれ感度「高」な方ばかりでなく「中~低」のおしゃれ庶民でも使えるワザがたくさん載っています。 黒や紺、グレーなど引き締め色と鮮やかな差し色のカラー別スタイリングや、小さいさん(155cm未満)中背さん(155~165cm)大きいさん(165cm以上)と三段階の身長別スタイリングなど

H・Kドラグネット 4 ★★★
はにーとーすと/香港マフィアのお話です
最初は隆之とアーサーのお話かと思って読んでいたらこれはジェィソンとクレイグのお話だったんですねぇ。ちょっとフェイントかれられたような気が・・・私個人としては隆之とアーサーのお話をもっと掘り下げてほしかったなぁという思いです。でもなかなかうまくまとめてあるお話なので全4巻というボリュームもあり読み応えはあると思います。

英国メイドマーガレットの回想 ★★★★★
書痴/メイドは見た、キッチンメイドの一代記
 日本のメイドブームも、落ち着いた感のある昨今、本家英国のメイドの回想録としては、先駆的ともいえる作者の代表作、その邦訳がついに、刊行! 本書は、小説や映画で私たちがよく目にする、雇用者と接触の多いハウスメイドではなく、主に台所の雑用をするキッチンメイドとコックを勤めた作者の半自叙伝です。 日々の重労働、上司や主人たちの人を人とも思わない態度に、心身ともに疲労困憊になる作者に対し、似たような境遇に

ビブリア古書堂の事件手帖 ★★
桜李/普通のライトノベルだと思います。
正直なところ、どうしてこんなに人気があるのかわからない。古書をモチーフにした作品としては「文学少女」の二番煎じが否めないし、ミステリーとしては弱い(というかご都合主義的)。犯人を走って追いかけ、振り切られそうなところで知り合いが通りかかって~とか、バス停に降り立った人がもしかしたら!?と電話で判断すること、燃やすことで未練を断ち切り~とか。実は目が・・・?なところは洞察力というより、書店員はそんな

ファッション・インスピレーション ★★★★★
もか/時代を代表するヴィンテージファッション写真集
著名人を含むその時代を代表するファッションSNAPが盛り沢山です。モノクロとカラー写真が入り混じっていますがファッション&時代というコンセプトがしっかりしていたので違和感なく楽しめました。ずっと手元に残しておこうと思った一冊です。

海に降る ★★★★★
nasubihime/深海は宇宙よりも遠い・・・
あなたは深海の映像を見たことはありますか? 私のイメージするテレビで見た記憶の映像はこうです。暗い闇の中をテラスライトの光で浮かび上がるのはまず、雪のように海に降る〈マリンスノー〉です。主人公の深雪の名前はこのマリンスノーから名付けられました。「海に降る」という美しいタイトルに惹かれて本書を手にとったのですが、本書を手にするまで「海洋研究開発機構」という機構があることもあまり意識したことがありませ

ロードムービー ★★★★★
空蝉/まだ歩いていける、たとえ道が崩れても。
子供は大人の思っているほど子供ではない。そんな言葉は今やありふれているし、もちろんそれは一理ある。いや、大いにあることだと思う。ただ子供を一人の人間として扱うべきだとか、人権・人格の尊重だとか、そういう見方を「してあげられる理解のある大人」とやらがやたら増えていく中で、当の子供はそれについていっているだろうか?と読了後にしみじみ感じてしまった。子供はいつだって背伸びをしたがる。大人の期待に応え、周

ルーディーボール エピソード1 ★★★★★
ト―チ/地に足のついたファンタジー?
ドルフ――それは、この国における治外法権の街。ドルフでは民達は法の外におかれ、ドルフの者もこの街を出れば法の外に置かれる。灯台の下、自給自足の名において外と隔絶された街――そんな曰くつきの街で生まれた三人の主人公、ラックス、インギースク、バーサル。彼らの「仕事」とは、時折この街にやってくる荷馬車の中身を頂戴すること。白い月の三月七日、この街に六頭立てのの馬車がやってきた時から、物語は始まる。蒼い装

明治緋色綺譚 2 ★★★★
胡柚子/津軽の両親登場
呉服屋の御曹司津軽と、元華族の娘でありながら廓にいた少女鈴の物語。今回は、鈴が、津軽の両親と出会います。父親はおだやかで、母親はなかなかユニークな女性。どちらも、津軽の親だな……と納得の人物でした。エピソードもあたたかく、心に残ります。津軽の人生の転機や、鈴が身請けされたときの物語もあり、第2巻も読みごたえがありました。

もっとミステリなふたり ★★★★★
ぱせりん/おいしいミステリ
ミステリなふたりが帰ってきました。妻の景子さんが出会った難(珍)事件を、自宅に持ち帰って夫の新太郎くんが華麗に解決、といった安楽椅子探偵もの、ですね。一話完結の短編ですので、前作を読んでいない方でも大丈夫です。敏腕女性警部補の景子さんと新進イラストレーターでもあるけれど主夫に重点を置いている新太郎くんのらぶらぶライフは健在です。違いと言えば、住宅を購入して、より安定したことでしょうか。筋は多少強引

道ありき ★★★★
レムナント/三浦綾子さんと高野悦子さん
 はじめて読んだ時には著者三浦綾子さんのあまりに正直であけすけな告白に不愉快な感じがした。「秘密を持つことを不道徳なこととし、なんでもかんでも包み隠さず話さなきゃならないなんて手術台の上にいるみたいで気味が悪い」、と評論家の草柳大蔵氏がご自身の女性論のなかで書いておられたが然り。三浦綾子さんの自伝小説やエッセイにはその「気味の悪さ」がときどきつきまとっていて辟易させられる。それはまさしく、20歳の

なずな ★★★★★
ジーナフウガ/これぞ純文学!素敵に満ちた物語です!!
上質のスピリッツを飲る時みたいに、ちびり、ちびり。舐めるようにして味わいたい。日常を続ける間に滲み出した灰汁を、丁寧に、丁寧に、掬い取ったかのような、柔らかで、穏やかな文体。純文学とはこのような小説を指す言葉だと思う。極上の小説である。旨みのたっぷり備わった、愛すべき物語でもある。本来であるなら、主人公は語り手である菱山なんだろうが、彼自身も認めているように、赤ん坊のなずなが菱山の所に、よんどころ

セブンスタワー 1 ★★★★
ト―チ/鮮やかな世界でのひたむきな思い
――闇におおわれ、氷に閉ざされた世界。太陽も月も、その光を遮られ氷を溶かすことは無い。その中で「サン・ストーン」におおわれ、輝く巨大な城。そこが、主人公、タルの暮らすところだ。城の中は階級制度によって仕切られており、タルの階級は「オレンジ」。城に住む選民たちの中ではどちらかと言えば下の方だ。選民の間では階級の差別意識が強く、身分の高い人々にはバカにされる日々。母は病気を患って寝込んでおり、尊敬する


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